「ランボー3/怒りのアフガン」の感想・レビュー(ネタばれ有り)

English🇬🇧

ランボー3/怒りのアフガンランボー3/怒りのアフガン
★★★☆☆
監督 ピーター・マクドナルド
脚本 シルヴェスター・スタローン
配給 東宝東和
DVD  KADOKAWA
上映時間 101分

こんにちは、しんじです。

今回は「ランボー3/怒りのアフガン」の感想を書きます。

この映画は1988年に公開された映画です。

前回の「ランボー2/怒りの脱出」の評価は星1.5と振るわなかったのですが、今回は不安の中、観賞しました。

ランボー3/怒りのアフガン

あらすじ 感想

あらすじ

前回のミッションにより恩赦を得たランボーはアメリカに住むことができずに、彷徨っていた。

現在はタイの山奥の寺院にて寺の改修工事をしながら暮らしていた。

そこに現れたアメリカ国務省グリッグストラウトマン大佐

ランボー3/怒りのアフガン

トラウトマン大佐はアフガニスタンに侵攻しているソ連軍の軍事的調査を兼ねてアフガニスタ反乱軍への支援をする作戦にランボーの参加を求めた。

俺の戦いではない。おれの戦争は終わった。

トラウトマン大佐の説得にも応じなかった。

それから時がたち、再びグリッグスがランボーを訪ねた。

大佐が捕らえられた。この事実だけを知らせに来た。

俺が行く。俺がアフガニスタンへ行く。

ジョン、言っておくが君に何かがあってもアメリカは君を救援することはできないぞ。

もう慣れている。

グリッグスが手配した伝手を頼りに、ランボーの単独ミッションが開始した。

ランボーは現地のモーサに反乱軍の村まで案内される。

ランボー3/怒りのアフガン

反乱軍兵士の会議にランボーは出席をゆるされ、大佐が捕らわれているソ連基地の現状を知る。

そこには「グリーンベレー」に匹敵すると言われるソ連軍の特殊部隊「スペツナズ」がいるのだった。

ランボー3 (字幕版)

@@@@

あらすじ 感想

感想

うん。

「良くなりました。」

実に不本意な感想ですが、まずそんな言葉が浮かびました。

やっぱり監督の力なのかな?

」は観客をひきつけるものがなかった。

映像表現が凄く稚拙だった。

それに比べ今作は、映像表現が豊かになっています。

例えば、ランボーが大佐の説得を聞かずに作戦に参加しなかった。

ランボーは、「何が正解なのか?」と自問自答している。

その様子をタイの寺院の屋根から見える雄大な風景をバックに描いている。

ランボー3/怒りのアフガン

これだけで観客の関心はランボーの心情に注がれるのです

また、アフガニスタンの岩と砂の世界をスケール大きく描いている。

ランボー3/怒りのアフガン

そこを縦横無尽に飛ぶソ連の軍用ヘリコプター。

凄い迫力です。

それは音響が大きく影響しています。

臨場感たっぷりです

反乱軍でのランボーと子供との会話村の風習のゲームへの参加など、1から10まで戦闘で埋め尽くそうとした「ランボー2」と違い、ストーリー上のメリハリを上手に付けています。

この緊張ほぐれる村の場面があるからこそ、村への襲撃場面が残酷に描写されます。

ランボー3/怒りのアフガン

洞窟内でのスペツナズとランボーの対決は、なかなか見応えがありました。

これもカメラワークが良く、洞窟内に射す光の描写や、暗闇から音もなく現れ、音の出ない弓矢を活用して暗殺者としてのランボーを映えさせる効果が抜群です

ランボー3/怒りのアフガン

しかし、最後の最後の展開はあまりにも現実的ではなく、ちょっと見るに堪えない感じでした

もうご都合主義爆発です💥

この時代は今のようにリアル路線を描く映画は少なかったのでしょう

ランボー3/怒りのアフガン

まるで最後の展開はインディージョーンズでも見ているのかと思ってしまうような展開でした。
ランボー3/怒りのアフガン

この映画では「First Blood」「ランボー2」などのようにランボーを通してベトナム帰還兵の社会的問題を提唱することもなく、ラストショットでは大佐との会話でジョークをいうランボーが描かれています。

ランボー3/怒りのアフガン

これは完全に全2作と切り離した作品であることを表しているように思いました。

しかし、それが逆にこの映画をまとまりのある娯楽映画にしてくれたのだと思います

同時に「ランボー2」が「First Blood」に引きずられてしまい駄作となった原因を如実に表しているようにも思います。

ランボー2」のレビューで書いたように、実はこの映画はアメリカの黒歴史でもあるのです。

それは・・・

このアフガニスタンの対ソ連反乱軍へアメリカが支援し、訓練しました。

後に、この反乱軍はタリバンとなり、ソ連崩壊後に、対アメリカへテロ組織の一端を担う存在になってしまいました。

この辺問題は敵にもなりパイプにもある存在なので複雑なのですが・・・

つまりアメリカは自らの手でテロ組織の基盤を作ってしまっているのです。

これは何とも皮肉なことです。

この映画でもある戦士たちの数々のソ連軍への不屈の覚悟。

ランボー3/怒りのアフガン

我々アフガニスタン人は負けない。

神よ、蛇の毒とアフガンの報復から?

これが今やアメリカへ向ける言葉になりかねないのです。

ランボーシリーズは

「First Blood」 帰還兵の問題 社会派ドラマ
ランボー2」   エンターテイメント性を強調 
「ランボー3」 完全娯楽映画

こんな風に色分けすることができます。

さて、この先に2008年の「ランボー/最後の戦場」があるのですが、この映画は上記の3作をうまいことミックスした出来栄えの良い映画になっています。

残酷描写ははるかにレベルアップし、目を覆いたくなるような場面も多いです。

しかし、それが戦争の残酷さや狂気を表しているとも言えます。

ランボーの「何かが変わったか?」という無言のセリフが胸に刺さります。

上記3作を観た人は是非「ランボー/最後の戦場」までしっかりご覧になる事を強くお勧めします。

ラストもしっかりとランボーシリーズを締めくくった終わり方になっています。

ランボー3/怒りのアフガン

さてさて、そして「ランボー ラスト・ブラッド

凄く気になりますよね

どんなランボーになるのでしょうか??

ランボー3/怒りのアフガン

ランボー ラスト・ブラッド 公式HP

あらすじ 感想
いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕
映画レビュー索引ページ
関連商品

映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)ランボー3 (字幕版)

ランボー3 怒りのアフガン [Blu-ray]

新品価格
¥3,980から
(2021/2/19 23:44時点)

映画パンフレット 「ランボー3-怒りのアフガン-」 主演 シルベスター・スタローン

中古価格
¥1から
(2021/2/19 23:45時点)

ポスタ- アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA ランボー 3 怒りのアフガン 光沢プリント

新品価格
¥3,500から
(2021/2/19 23:48時点)

Review of movies

Hello.

This is Shinji.

This time I wrote a review of “RAMBO III”.

“First Blood” with the theme of returning soldiers

“II” which became a half-assed bad work

“Ⅲ” is a complete entertainment work.

However, it made this movie a good and entertaining movie.

The story was sharp and the camera work was very good.

I also enjoyed the battle with “Spetsnaz”.

However, hero opportunism is too strong.

It was like “Indiana Jones series”.

Summary of this article.


Good point
Director’s work / sense
Camera work
The scenery is wonderful.
ランボー3/怒りのアフガン

A good balance between darkness and light.
Sound effect


Bad point
Hero opportunism


“III”, which eliminated the problem of returning soldiers, was a good result as a result, but “RAMBO” is a story in which the theme is “returning soldiers”.

The best mix of “entertainment” and “cruel of war” is “RAMBO (2008)”.

ランボー3/怒りのアフガンRAMBO

「ランボー2/怒りの脱出」の感想・レビュー(ネタばれ有り)

English🇬🇧
ランボー2/怒りの脱出
ランボー2/怒りの脱出
★☆彡☆☆☆
監督 ジョージ・p・コストマス
脚本 シルヴェスター・スタローン/ジェームズ・キャメロン
配給 東宝東和
DVD KADOKAWA
上映時間 94分

こんにちは、しんじです。

今回は「ランボー First Blood」の続編「ランボー2/怒りの脱出」の 感想を書きます。

この映画は1985年に公開された作品です。

前作がベトナム帰還兵を通して社会的な歪と戦争の残酷さからは目をそむけながらアメリカ万歳をとなえる国への皮肉を内包した物語で、社会性の強い映画でした。

その分、メッセージ性がはっきりしていた素晴らしい映画でした

今回は、ロッキー、ランボーの成功をおさめ押しも押されぬハリウッドスターへとなったスタローンと新進気鋭のジェームズ・キャメロンが脚本を手掛けた映画です。

さて・・・

あらすじ 感想

🔪あらすじ

ホリデーランドへの襲撃で服役するランボー。
そこにトラウトマン大佐が訪問した。

ランボー2/怒りの脱出

あと5年をここですごすか、作戦に参加し恩赦をつかみ取るか。

ランボーは再びベトナムへ旅立った。


ミッション
戦後、今もなお帰還をしないアメリカ兵。
ベトナムの収容所に捕虜となっている可能性有り。
ランボーは証拠の写真を撮影。
その証拠を確認次第、救出部隊が突入し救出。


ランボーは現地の諜報員コー・バオと合流し収容所へいく。

ランボーがたどり着くと複数のアメリカ人捕虜が生き絶え絶えの状態で収容されていた。

カメラを銃に持ち替えランボーはひとりの捕虜を生きた証人として救出する。

ランボーと捕虜はベトナム兵に追われながらも作戦の救出ポイントへたどり着く。

しかしアメリカ軍ヘリコプターはランボーたちを確認しながらも救出せずに飛び去ってしまう。

ランボー2/怒りの脱出

ランボー達は収容所で囚われの身となる。

するとソ連の部隊が収容所へ現れるのだった。

ランボー2/怒りの脱出

ランボーは収容所を脱出し、この作戦の司令官マードックの首にナイフを突き立てる決意をする。

ランボー2/怒りの脱出

映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)ランボー:ファーストブラッド パートII (怒りの脱出) (字幕版)

あらすじ 感想

🔪感想

やはり、心配していた通りだった・・・

ぜんぜん心に響かなかったのだー📢

僕がランボー怒りの脱出に手を出さなかった理由。それは魔の1985前後の映画だから・・・

ランボー2/怒りの脱出

ロッキー4」・・・

痛恨の出来だったなぁ・・・

そう、この頃の映画はエンターテイメントを重視にした映画作りになっているのです。

派手な演出絶えず流し続ける音楽

希薄なストーリー

当時はとにかく派手な映像ラブロマンスを民衆は追い求めていました。

僕らもとにかく火薬💥の量が多い映画を求めていた傾向があります。

ランボー2/怒りの脱出

しかし、今、この時代に観ると、なんとも安っぽい感じがするんですよね

当時の最高にド派手な爆破シーンにしても、現在のVFX技術を駆使した映像に比べるともの足りない感じしてしまいます

>強みのド派手なシーンが物足りなく感じてしまうのだから、もうダメでしょう。

だってストーリーはスッカスカなんですもの。

まぁ、それよりも僕が一番不満だったのは映像です

何なのでしょうね、あの霞がかかったような白っぽい映像は。

ランボー2/怒りの脱出

朝もやのつもり?それとも幻想的な雰囲気にしたいのでしょうか??

朝もやならもっと効果的に使ってください。
はっきりした映像になったり霞んだ映像になったり、バラバラなんですもの
なんか目障りなんだよなぁ・・・

監督はどういう考えこの映像にしているのでしょう。

スッカスカのストーリーに少しのラブロマンスをちりばめているだけで、メッセージ性なども感じることもできません。

最後に、ランボーがセリフで

「アメリカは俺たちを愛してほしい。」

とそれらしいことを言っていますが、取って付けた感が否めない。

ランボーFirst Blood」と比べると雲泥の差の映画です

そりゃあラズベリー賞4部門も納得です。

はっきりいってこの映画は「スタローンの肉体を観るだけの映画」といっていいでしょう。(まぁ、かっこいいのですが。)

ランボー2/怒りの脱出

それと当時、ベトナム政府は人道的であるということを世界にアピールするために、率先して、アメリカ人の捜索・保護していたそうです。

実質的に取り残された捕虜はいなかったといわれています。

これがどこまでが事実なのかは政治が関わっている限りわかりませんが、ランボーで描かれたアメリカ捕虜は、偏った見方によるものと言われています。

まぁ、政治的な話は置いといて、「ロッキー4」と同様に「何でこうなった??」的な映画でした。

おそらくこの流れは「ランボー3/怒りのアフガン」にも継承されていると思います。

まぁ、それよりもアフガニスタンが舞台となる映画であることが、今や黒歴史になっていますが・・・

ランボー3/怒りのアフガン

そういえば、映画の中でランボーが言います。

「俺たちはエクスペンダブル(消耗品)なんだ。」

ランボー怒りの脱出

映画「エクスペンダブルズ」はここのセリフから考えられたのではないでしょうか🤔
エクスペンダブルズ

この映画でソ連部隊のポドフスキー中佐役スティーブン・バーコフ

スティーブン・バーコフ

この眉間がポコッとした顔、どこかで観たことないですか?

ビバリーヒルズ・コップ」のヴィクター・メイトランドです

そっかぁ・・・そっかぁ・・・

なんか見つけた感がうれしいです

ビバリーヒルズ・コップ

ランボー2/怒りの脱出」個人的に人にお勧めはできないかな・・・

「ランボー ラスト・ブラッド」が2020/6/26に上映されました。
感想・レビューはこちらから見れます

あらすじ 感想
いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕
映画レビュー索引ページ
関連商品

映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)ランボー:ファーストブラッド パートII (怒りの脱出) (字幕版)

ランボー 怒りの脱出 [Blu-ray]

新品価格
¥5,980から
(2021/2/20 00:03時点)

RAMBO / ランボー / 怒りの脱出 映画パンフレット

中古価格
¥1から
(2021/2/20 00:04時点)

【RAMBO ?】ランボー/怒りの脱出 オフィシャルライセンスTシャツ#001 (XL)

新品価格
¥3,580から
(2021/2/20 00:07時点)

Review of movies

Hello.

This is Shinji.

This time I wrote a review of “RAMBO First Blood II”.

This movie was released in 1985.

The previous film was a movie with a strong message.

On the other hand, this work is a movie that emphasizes entertainment.

Movies around 1985 emphasized entertainment and love romance.

I don’t like movies around 1985.

Most of the time, there are few things that remain in my heart after watching a movie.

Summary of this review


Good point
Sylvester Stallone muscle.
ランボー2/怒りの脱出


Bad point
Director’s work
Whitish image
Movie screenplay


In 1985, I was able to fully enjoy the movie at that time.

But I can’t enjoy it now.

It feels like a cheap movie.

I am very disappointed.

「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」の感想・レビュー(ネタばれあり)

English🇬🇧
アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
★★★★☆彡
製作国 イギリス
監督 ギャヴィン・フッド
配給 ファントム・フィルム
DVD Happinet
上映時間 102分

こんにちは、しんじです

今回はイギリス製作の軍事サスペンス映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」の感想を書きます。

この映画は現在の軍事戦略の要となる軍事ドローンを題材に映画です。

この手の映画はプロバガンダ的な意図も含まれる場合が多いので、まずは製作国がどこなのかに注目したほうがいいでしょう。

その国の正義を思いきり振りかざすこともあるので・・・

主演はイギリスの名女優ヘレン・ミレンです。PukuPukuMarine

あらすじ 感想

あらすじ

指名手配大物テロリストがソマリアの基地に集まる情報に基づきイギリス主導の下アメリカを含む関係各国でのミッションが行われていた。

2名が基地に入ったことを確認次第、捕獲を優先順位に決行する作戦だ。

小鳥・虫型の超小型ドローンを駆使し基地の内部を偵察し、2名の顔認証が確認できた。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

基地では今まさに爆弾ベストを用意して無差別自爆テロを企てていた。

捕獲作戦は爆撃作戦へと変更。

アメリカの偵察・爆撃ドローンによる基地の破壊を要請し決行するだけだった。

官邸の政務次官・閣外相・法務長官に作戦決行の許可をめぐり議論が紛糾する。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

敵対国でない国への爆撃、一般民間人を犠牲にする作戦に躊躇する政治家。

ベンソン中将(アラン・リックマン)は自爆テロを行えば、ここの犠牲者よりも多くの人命が失われると説得する。

堂々巡りの果てにやっと爆撃の許可が下りる。

いきり立つパウエル大佐(ヘレン・ミレン)は許可が下りたことに胸をなでおろし、アメリカ軍へ爆撃の要請をする。

偵察・爆撃ドローンの操縦士ワッツ中尉(アーロン・ポール)は爆撃のカウント途中、目標地点でパン売りを始める少女の存在に気付く。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

ワッツ中尉は軍法の権利にのっとり爆撃地点における損害ダメージの再計算と着弾地座標の再審の要請を行使する。

しかしどんなに計算しても少女の生存率は65%を下ることがなかった。

イギリスの官邸ではまたもや議論が再発し許可が下りることがなかった。

作戦司令部パウエルはダメージの割合が50%以下になる場所を探すように部下の耳元で指示するのだった。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

「こことか、ここなら50%になるんじゃないのか?もしくはこことか・・・」

映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(字幕版)

新品価格
(2021/2/20 12:52時点)

あらすじ 感想

感想

この映画、「ザ・ウォール」のレビューで書いた「ワン・シチュエーション・ムービー」の仲間ですね。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

絶え間なく動く現状をもとに、ある場所で繰り広げられる場面を切り抜いて作られた映画です。

この手の映画を観ていると、画面に手を入れたくなったり、メガホン📢持ってもって乱入したくなる想いにかられますよね。

この作品でもまさにそうです。
見事に術中にはまりました

そして必ずいる「おまえ、綺麗ごとばっかり言ってんじゃねーよ役

今回は政務次官でした。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

最初は本当に綺麗ごとばかり言っていてイライラ

でも、彼女のいう事にも説得力があったのに驚いてしまいました。

彼女はこう言ったのです。

「テロリストが犠牲者を作ってもテロリストのせいだ。だがこちらが犠牲者をつくれば、それはテロリストの勝ちになる。

まさにそのとおりだ。

納得してしまった自分に驚いた。

政務次官の言葉はをついています。

〇少女の犠牲に目を瞑ってテロリストを殺るか。
〇少女を救いテロリストを逃し、さらなるテロによる犠牲者を増やすか。

これってどちらを選択しても結局テロリストの勝ちって図式じゃないですか。

犠牲者の数だけの問題じゃなかったんです。

勝ち・負けの問題も含んでいるのだ。

これはイギリスやアメリカなどの対テロ戦争を行っている国が抱えるジレンマなのかもしれませんね。

最終的にパウエル大佐が部下にいろいろ指示するのですが、あの部下かわいそうですね。

パウエル大佐、鉄面皮力が凄いっす。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

そして直接手を下したワッツ中尉は、心を細切れにされた上にすり鉢でゴリゴリされてしまいました。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

あれは退役して飲んだくれるか、冷酷な戦闘マシーンになるか、どちらかですね。

最後に政務次官へ言い放ったベンソン中将の言葉はまさにそういうことですね。

安全なところからボタンひとつで爆撃しようが、危険な戦地へ行き直接手を汚そうが、それを行った兵の心に残る影は同じことなのでしょう。

ワッツ中尉役の俳優さん、「どこかで観たことあるな~」と思っていました。

彼はアーロン・ポールさん。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

「ブレイキング・バッド」のピンクマンでした。
そうだった、そうだった!

「ブレイキング・バッド」凄く面白い海外ドラマですよ。

お勧めです。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

虫型ドローンを操縦していたケニア軍の工作員。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

この特徴的な顔は覚えていましたよ。

彼はソマリア出身のハリウッド俳優バーカッド・アブディさんです。

キャプテン・フィリップス」に出演しています。

ある意味、トム・ハンクスよりも目立っていたかも(笑)

これからの活躍にも期待ですね。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

この映画、先にも書いた通り「対テロを行う大国のジレンマ」をひしひしと感じる見応えたっぷりの映画です。

お勧めですよ

2016年、アラン・リックマンさんが永眠いたしました。

キャプテン・フィリップス

「ダイ・ハード」で強烈な印象を残し、「ハリー・ポッター」でもシリーズを通して私たちを楽しませてくれましたね。

この映画はアラン・リックマンさんの遺作となっております。

この映画でも素晴らしい演技をされています。

まだまだ活躍してほしかったのに残念でなりません。

あらすじ 感想
いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕
映画レビュー索引ページ
関連商品

映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(字幕版)

新品価格
(2021/2/20 12:52時点)

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(字幕版)

新品価格
¥400から
(2021/2/20 12:52時点)

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 スペシャル・プライス [Blu-ray]

新品価格
¥1,400から
(2021/2/20 12:53時点)

ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターン2 アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 光沢プリント

新品価格
¥3,220から
(2021/2/20 12:54時点)

【映画パンフレット】 アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

中古価格
¥910から
(2021/2/20 12:55時点)

Review of movies

Hello.

This is Shinji.

This time, I wrote a review of “EYE in the Sky”.

The country of production is England.

The film depicts “the dilemma of a country in a war on terrorism.”

I thought it was a great movie.

“The value of one girl’s life: the value of 80 lives”

You can’t measure even with a sophisticated balance.

And the truth is always eroded by lies.

Overview of this article


Good point
Movie script
Not a Provaganda movie.
The “national dilemma in the fight against terrorism” is clearly depicted.
Barkhad Abdi’s presence.


Bad point
None


This movie is the remains of mr.Alan Rickman.

He was a great actor.

We will not forget his wonderful performance.

「二百三高地」の感想・レビュー(ネタばれあり)

二百三高地二百三高地
★★★☆彡
監督 舛田利男
脚本 笠原和夫
配給 東映
DVD TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
上映時間 185分

こんにちは、しんじです

今回は、元旦のように暇な休日ではないと見ないような映画をチョイスしました。

日本の戦争映画大作「二百三高地」です。

この映画は明治時代の列強各国と肩を並べようとする大日本帝国が中国に南下してきたロシアを警戒、そしてロシアが日本攻略のための地固めをする前に、戦争を仕掛けた「旅順陥落ミッション」を陸軍大将乃木希典のぎまれすけの目線、また1小隊の隊員の目から描いた物語になっています。

あらすじと感想

この映画の上映時間は185分もあり、本当に長い映画です。

私はこの映画がTV放映されたとき2夜に渡って放送していたのを覚えています。

当時は小学生か中学生だったので、日本映画の大作という事で見ていただけで、ストーリーの細かい設定など全然理解できませんでした。

今、大人になって改めてみると、明治時代の政府のあせりやまだ日本が軍国主義に染まりきっていない様子など描かれているようです。

当時、アジアは欧米の国々の植民地でした。

日本は江戸から明治時代になり、ある程度世界が見えてきた政府が、アジア情勢を見て焦る気持ちは十分理解できます。

ましてや、欧米に対抗してあの大国ロシアがアジアを南下しはじめれば、日本も危機感を感じるでしょうね。

そんな背景の中、ロシアが中国に地固めする前に、海軍バルチック艦隊が「旅順」に来港する前に、戦争を仕掛けていきます。

二百三高地

さらに映画の伊藤博文(森繫久彌)が言います。

二百三高地

「ロシア相手に勝てなくてもいい。あの大国と引き分けるだけでもいい。そのことによって列強各国に日本の存在を知らしめることができるだろう。」

つまり「極東の島国」である日本が軍力を示すことで外交力を強くする背景が描かれています。

綺麗ごとなしで軍事力=外交力の図式は、ほぼ今も続いていますからね。

こういう背景や台詞を否定せずに使われているこの映画は、まずは極端な反戦映画ではないのがわかります。

この映画は単純に戦争というものが、普通の営みを送っていた人々にどのように影を落としたか。

また、旅順を取り囲むロシアの基地拠点を攻略するためにどれだけの血が流れたか、乃木希典(仲代達矢)の目線を通し、戦争の理不尽さ・不毛さを描いています。

二百三高地

この映画では史実にない架空の人物が何人か出てきます。

その中で小賀武志(あおい輝彦)の「心の変化」はこの映画の大きなテーマになっているようですね。

彼はロシアの文化に傾倒する教師でした。

いわゆるリベラル派ですね。

二百三高地

「戦争が始まる。先生は日本が大好きだが、ロシアも好きだ。この言葉は先生が帰るまで消さないでほしい。」

美しい國日本

美しい國ロシア

彼は生徒に戦争があっても、その国や人々が悪いのではない。という事を教えて旅立ちます。

二百三高地

だが彼は小隊を任され激戦地で死にゆく部下、戦友を見ていき、変わっていく。

彼の心には戦友たちの気持ちや心が乗っかってくる。

その思いが、理屈ではなくロシアへの憎しみに変貌していく過程を映画はまざまざと描いています。

二百三高地

その演技をあおい輝彦が好演していますね。

素晴らしい。

そして故・小賀武志のフィアンセ松尾佐知(夏目雅子)が教壇に立ち、黒板に書こうとします。

二百三高地

小賀の残した言葉。

美しい日本

美しいロシア

それを書ききれない場面は良かったですね。

小賀よりも強いリベラル派だった彼女も「美しいロシア」と書けなかった。

戦争は綺麗ごとではない。

戦争は殺し合いをすること、そこには必ず憎しみと悲しみが生まれることをあの場面で描いているのが素晴らしいです。

映画の激戦地の様子は、「プライベートライアン」、「ハクソーリッジ」で描かれるように、この二百三高地でも同じです。

とにかく悲惨極まりない。

特に日本兵は「ハクソーリッジ」でもそうでしたが無謀に突っ込んでいきます。

軍の命令なら死んでも突貫しなければならない。

二百三高地

牛若寅太郎(佐藤允)と乃木希典のある場面で触れていますね。

二百三高地

歩兵の牛若寅太郎に乃木大将がタバコをあげます。

乃木が歩兵の牛若へ労いの言葉をかけると、

いえいえ、私らは消耗品ですから・・・

乃木の顔が曇り、牛若が「あ、あの口下手なもので(気にしないでください。)」と取り繕う場面も凄く印象深い場面でしたね。

牛若が別に責めるわけでも苛立ちからでもなく、普通に発した言葉だからこそ、この言葉が乃木大将の心に突き刺さったのでしょうね。

私がこの映画をすべて見て一番印象的だったのがエンドクレジットとともに生き残った兵隊が、また戦争前と変わらぬ普通の生活に戻った様子が描かれている場面です。

とくに豆腐屋の木下九市(新沼謙治)が印象的だった。

彼の心の変化などは特に映画の中では描かれていません。

ただ彼はいつも見ていた。

ただ全て見ていました。

二百三高地

彼の目は私たちの目なのだと思います。

彼の心は主張していない。

この目は「あなたは、どう考えますか?」と投げかけているものなのです。

二百三高地

私は彼が前と変わらず明るく豆腐売りをしているのを見て何となく悲しみの感情がわきました。

新沼謙治があの役をやって凄く良かったですね。

新沼謙治、素晴らしい!と言っておきましょう

この映画185分もある映画でしたが、私は眠気がでませんでした。

185分が無駄に長い印象はありませんでしたよ。

なかなか良い映画でした

ただ、いくつか気に入らない場面がありました。

ひとつはインターミッション前、さだまさしさんの「防人のうた」が流れるところ。

せっかく素晴らしい歌なのに、すべて台無しです。

何で歌詞?

カラオケですか??

二百三高地

映画なのですからもうちょっと映像で何かを表現してほしかった。

それと悲惨さを表すためにわざわざカメラに向かって叫んで死んだりする場面が下手すぎでしょう。
わざとらしいというか。

まるで暴れん坊将軍に切られて、「グワッ」とカメラ目線で倒れる悪人みたいです。

そーゆーのいらないから・・・

このような日本映画の慣習的な悪さがあって映画が興ざめになること多々有り。

本当は4つつけたいのですが、上記の理由で3.5です。

まぁ、悪い映画ではないので、気が向いたら観てみてください。くらいの映画かな。

いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕
映画レビュー索引ページ
関連商品

二百三高地

新品価格
¥300から
(2021/2/15 19:23時点)

二百三高地 [Blu-ray]

新品価格
¥4,036から
(2021/2/15 19:24時点)

防人の詩

新品価格
¥280から
(2021/2/15 19:26時点)

 

「ハクソー・リッジ」の感想・レビュー(ネタばれあり)

English🇬🇧

ハクソー・リッジ
★☆彡☆☆☆(今まで一番個人的な評価)
監督 メル・ギブソン
脚本 ロバート・シェンカン
配給 キノフィルムズ
DVD バップ
上映時間 139分

こんにちは、しんじです

今回は僕が好きなメル・ギブソンが監督した「ハクソー・リッジ」の感想を書きます。

主演はアンドリュー・ガーフィールドです。

実話をもとに作られた映画で、「戦場で武器を持たずに命を助けるために戦線に立った兵士の物語」という事で上映前に話題になりましたよね。

この映画は第89回アカデミー賞録音賞・編集賞2冠受賞しましました

さてさて・・・PukuPukuMarine

あらすじ 感想

🏹あらすじ

敬虔けいけんなキリスト教の教えに育ったデズモンド・ドスは第二次世界大戦中、命を懸けて戦場に出ていく多くの若者達と同様、アメリカのために尽くしたいと気持ちの中、兵役を自ら志願した。

ハクソー・リッジ

訓練場の兵舎で軍曹の叱咤激励を受け訓練を開始する新兵部隊。

デズモンドも訓練を優秀にこなしていた。

「では銃をとれ。この銃が敵を倒し自分を守る銃だ。」

いよいよの訓練。

だが、一丁の銃が置場に残されている。

ハクソー・リッジ

「私は銃を持たない。持たなくていいとされている。私は衛生兵になるのです。」

「きさまの信念が何である以上、戦争とは銃で相手を殺す。それが戦争だ。出兵するならば銃をとれ!」

デズモンドは軍曹の命令に従うことを拒否した。

ハクソー・リッジ

そして隊を取り仕切る大尉に「銃を手にしないのならば兵役不適格者として除隊だ。」と告げられる。

デズモンドは「衛生兵として命を救う事で国に尽くしたい。」という強い信念のもと除隊を拒否する。

デズモンドの身勝手な振る舞いは、所属する部隊にも影響を及ぼし、デズモンドはリンチされる。

ハクソー・リッジ

さらに、除隊をしないデズモンドは「上官の命令に従わない」という規律違反のもと軍法裁判にかけられる。

しかし、デズモンドが忌み嫌っていた父親の根回しの元、訴えは却下され、デズモンドは銃を持たずに兵役を全うし衛生兵として戦場に出ることを許可される。

ハクソー・リッジ

隊は日本の沖縄戦、激戦地、ハクソーリッジ(前田高地)に派兵される。

命をいとわずに猪突猛進ちょとつもうしんする日本兵に苦戦をするアメリカ兵。

戦地に着くや否や激しい銃撃で命を落とす戦友たち、瞬く間に負傷兵が山積していく。

ハクソー・リッジ

負傷兵の手当てをし、肩に担ぎ戦線から退避させるデズモンド。

武器を一切持たないデズモンドは敵兵の銃撃に対抗する手立てがない。

そんなデズモンドを援護したのが隊の中でデズモンドを嫌っていたスミティ・ライカーだった。

戦地での一夜、お互いの誤解を解きあう。

ハクソー・リッジ

スミティは武器を持たずに戦地に立ち、なお命を救うというデズモンドの勇気を称えた。

戦友との夜が朝を迎える。

その日、日本兵は圧倒的不利のもと全軍玉砕覚悟の突貫作戦を決行してきた。

ハクソー・リッジ

撃たれても怯まず、屍を踏み台に突進する日本兵の攻撃に負傷し、命を落とす戦友たち。

スミティ・ライカーの命もデズモンドの手をすり抜けて行ってしまった。

ハクソー・リッジ

撤退命令!

ハクソー・リッジの崖を撤退する部隊。

だが高地にはまだ多くの負傷兵が残されている。

ハクソー・リッジ

「その負傷兵を残したまま撤退するのか!?」

デズモンドは自分の心の声、祈りに従った。

既に隊が撤退した後もデズモンドはひとり戦地に残り、敵の銃撃をよけながら負傷した戦友を担ぎ、引きずりながらハクソー・リッジの険しい崖からひとり、またひとりと降ろしていった。

ハクソー・リッジ

隊の基地にて全軍撤退したにもかかわらず次々と運ばれてくる負傷兵。

ハクソー・リッジ

それをたったひとりで行っていたデズモンド。

その勇気と偉業にハクソー・リッジで戦う部隊はデズモンド・ドスに最高の敬意を払うのであった。

ハクソー・リッジ(字幕版)

新品価格
¥1,620から
(2021/2/20 20:51時点)

あらすじ 感想

🏹感想

見ごたえのある映画です

話も分かりやすくデズモンド・ドスの伝記映画として素晴らしい映画です

しかし・・・

本当に個人的な感想ですので「否、そうじゃないでしょうよ。」と思われる人もいるかと思います。

しかしここは私のブログなので許してくださいね

アメリカが英雄を作り称え、アメリカという国を上位互換することって多いですよね。

また一種の政治的な戦略、国民の支持を得たりするためにね。

まぁ・・・

確かに命を救う事は素晴らしい。

でも、だったら銃を持って戦った人だって同じくらいに勇敢で素晴らしいでしょ。

デズモンド・ドスだけが凄いってわけじゃない。

彼は彼の信念に従ったのだが、銃をとり国や家族を守るといった信念はみんなもっていたはずです。

なぜ、僕がこんな屁理屈っぽい思いに駆られたかというと、この戦争の舞台が沖縄戦だったからです

ハクソー・リッジ

この映画はデズモンドを称えている。

でも、僕は日本人

言い方悪いですが侵略者はアメリカ軍なんですよね。

日本の本土に侵攻されないように、国、残してきた家族を命がけで守らなきゃいけない。

そんな決意のもと命を捨ててもアメリカ兵に立ち向かう日本兵

彼らだってそんな思いで戦っているのです

ハクソー・リッジ

映画とはいえ手放しで「デズモンドは勇敢だ。」って気持ちにはなれませんでした。

日本兵はネズミやゴキブリではない。

火炎放射器爆弾で一掃されてしまう姿みせられて僕の気持ちは複雑になりました

ハクソー・リッジ

なんか敬意を感じられなかった。。

もしかしたらその敬意は「日本兵の隊長が潔く自刃した姿」にあったのかはわかりませんが。

だから、ラストでデズモンド・ドスが担架で運ばれる場面では、「何だ。デズモンド・ドスだけの映画じゃねーか」って思いだけでした。

ハクソー・リッジ

いったい何が言いたかったのか全然わからなかった

デズモンド・ドスが敬虔けいけんなキリスト教者ってところで何か嫌な予感はしたんですよね

メル・ギブソンって「パッション」とか監督したりしたでしょ。

ハクソー・リッジ

ちょっと宗教的な思いが強い部分があるのかな?って・・・

(ああ、勘違いしないで、メル・ギブソンは僕が大好きな俳優・監督のひとりですよ。「ペイバック」「ブラッド・ファーザー」などもレビューで書いていますし、「ブレイブハート」などは最高の映画ですよね。今度「ブレイブハート」のレビュー書こうかな。)

ハクソー・リッジ ハクソー・リッジ ハクソー・リッジ

とにかく、沖縄戦という事で全然映画に入り込めなかった・・・

よくロシア、中東、ドイツなど相手のアメリカ戦争映画あるけど、その国の人々はやっぱりそんな風に複雑な感じになるのかな?

いや、自国へ侵攻してきたアメリカ軍の映画ならやっぱり複雑だろうな・・・

僕は政治や良い悪いは置いといて映画としてのレビューを書くことを心がけていますが、今回だけはすいません。

切り離せないでした

でも、この「ハクソー・リッジ(前田高地)の戦い」っていうのはこの映画で初めて知りました。

ハクソー・リッジ

そういう意味で映画はまたひとつ教えてくれました

>映画としての出来は素晴らしいのでまだ観ていない人にはお勧めしますよ

ただ、「プライベート・ライアン」同様にグロい描写がありますので注意してくださいね。

ハクソー・リッジ

今回、主役を演じたアンドリュー・ガーフィールドはあまり好きな俳優ではありません

ハクソー・リッジ

ただ、この役を演じる彼は何となく「ロビン・ウィリアムズ」を彷彿させました。

なんか雰囲気というか空気に共通するものを感じます。

あとスミティ・ライカー役をした「ルーク・ブレイシー

ハクソー・リッジ

彼はなかなか男っぽいかっこいい俳優さんですね。

ショーン・ビーンの若い頃って感じの面もちですよね。

ショーン・ビーン

ヒューゴ・ウィーヴィングがデズモンドのお父さん役を演じていました。

ハクソー・リッジ

「知ってるけど誰だっけ?」って気になってました。

エージェント・スミス(マトリックス)でしたね(笑)

この映画ほかに「テリーサ・パーマー」など出演しているのですが、ほとんどオーストラリアの俳優さんです。

メル・ギブソンがもともとオーストラリアの俳優さんですもんね

最後に・・・

信念を貫いたひとりの兵の物語なら「ザ・ダイバー(Men of Honor)」の方が好きです。

ハクソー・リッジ

あらすじ 感想
いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕
映画レビュー索引ページ
関連商品

映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)ハクソー・リッジ(字幕版)

新品価格
¥1,620から
(2021/2/20 20:51時点)

「ハクソー・リッジ」スタンダードエディション [Blu-ray]

新品価格
¥4,223から
(2021/2/20 20:52時点)

【映画パンフレット】 ハクソー・リッジ 監督 メル・ギブソン 

中古価格
¥150から
(2021/2/20 20:53時点)

DFGAD ジグソーパズル1000ピース木製パズル

新品価格
¥4,503から
(2021/2/20 20:54時点)

DFGAD 1000ピースゲームジグソーパズル

新品価格
¥4,502から
(2021/2/20 20:54時点)

Review of movies
Hello.

This is shinji.

This time, I will write a review of “Hacksaw Ridge”.

Directed by Mel Gibson.

Starring Andrew Garfield.

Biography of “Desmond Thomas Dos”.

He is the person who won the “Medal of Honor”, the highest ranking American soldier.

ハクソー・リッジ

📝Summary of this article

I am Japanese.

The movie depicts the battle at “Hacksaw Ridge”.

My feelings are complicated.

In the war, American forces that have invaded Okinawa are depicted.

At the same time, Japanese soldiers fighting against the US military are also drawn.

Also depicted are many Japanese soldiers killed by US soldiers by flamethrowers and bombs.

I couldn’t concentrate on the contents of the movie.

This movie is wonderful.

The story is easy to understand.

The screenplay for the movie was good too.

But I didn’t feel like honoring “Desmond T. Dos” alone.

“belief”

Everyone must have had such “strong determination” and “belief”.

I want to protect the country.

I want to protect my family.

At that time, Japanese soldiers would have had it even more.

Because the battlefield is Okinawa in Japan.

I wanted the video to be a little more respectful to Japanese soldiers.

My real intention as a Japanese.

I was sad to see Japanese people killed like insects and mice with a flamethrower

ハクソー・リッジ

I prefer “Men of Honor” if it is a story of a soldier who sticks to beliefs.

ハクソーリッジ
Men of Honor