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ランボー2/怒りの脱出
★☆彡☆☆☆
監督 ジョージ・p・コストマス
脚本 シルヴェスター・スタローン/ジェームズ・キャメロン
配給 東宝東和
DVD KADOKAWA
上映時間 94分
こんにちは、しんじです。
今回は「ランボー First Blood」の続編「ランボー2/怒りの脱出」の 感想を書きます。
この映画は1985年に公開された作品です。
前作がベトナム帰還兵を通して社会的な歪と戦争の残酷さからは目をそむけながらアメリカ万歳をとなえる国への皮肉を内包した物語で、社会性の強い映画でした。
その分、メッセージ性がはっきりしていた素晴らしい映画でした
今回は、ロッキー、ランボーの成功をおさめ押しも押されぬハリウッドスターへとなったスタローンと新進気鋭のジェームズ・キャメロンが脚本を手掛けた映画です。
あらすじ | 感想 |
ホリデーランドへの襲撃で服役するランボー。
そこにトラウトマン大佐が訪問した。
あと5年をここですごすか、作戦に参加し恩赦をつかみ取るか。
ランボーは再びベトナムへ旅立った。
ミッション
戦後、今もなお帰還をしないアメリカ兵。
ベトナムの収容所に捕虜となっている可能性有り。
ランボーは証拠の写真を撮影。
その証拠を確認次第、救出部隊が突入し救出。
ランボーは現地の諜報員コー・バオと合流し収容所へいく。
ランボーがたどり着くと複数のアメリカ人捕虜が生き絶え絶えの状態で収容されていた。
カメラを銃に持ち替えランボーはひとりの捕虜を生きた証人として救出する。
ランボーと捕虜はベトナム兵に追われながらも作戦の救出ポイントへたどり着く。
しかしアメリカ軍ヘリコプターはランボーたちを確認しながらも救出せずに飛び去ってしまう。
ランボー達は収容所で囚われの身となる。
するとソ連の部隊が収容所へ現れるのだった。
ランボーは収容所を脱出し、この作戦の司令官マードックの首にナイフを突き立てる決意をする。
あらすじ | 感想 |
やはり、心配していた通りだった・・・
ぜんぜん心に響かなかったのだー📢
僕がランボー怒りの脱出に手を出さなかった理由。それは魔の1985前後の映画だから・・・
「ロッキー4」・・・
痛恨の出来だったなぁ・・・
そう、この頃の映画はエンターテイメントを重視にした映画作りになっているのです。
派手な演出と絶えず流し続ける音楽。
希薄なストーリー。
当時はとにかく派手な映像とラブロマンスを民衆は追い求めていました。
僕らもとにかく火薬💥の量が多い映画を求めていた傾向があります。
しかし、今、この時代に観ると、なんとも安っぽい感じがするんですよね
当時の最高にド派手な爆破シーンにしても、現在のVFX技術を駆使した映像に比べるともの足りない感じしてしまいます
>強みのド派手なシーンが物足りなく感じてしまうのだから、もうダメでしょう。
だってストーリーはスッカスカなんですもの。
まぁ、それよりも僕が一番不満だったのは映像です
何なのでしょうね、あの霞がかかったような白っぽい映像は。
朝もやのつもり?それとも幻想的な雰囲気にしたいのでしょうか??
朝もやならもっと効果的に使ってください。
はっきりした映像になったり霞んだ映像になったり、バラバラなんですもの。
なんか目障りなんだよなぁ・・・
監督はどういう考えこの映像にしているのでしょう。
スッカスカのストーリーに少しのラブロマンスをちりばめているだけで、メッセージ性なども感じることもできません。
最後に、ランボーがセリフで
「アメリカは俺たちを愛してほしい。」
とそれらしいことを言っていますが、取って付けた感が否めない。
「ランボーFirst Blood」と比べると雲泥の差の映画です
そりゃあラズベリー賞4部門も納得です。
はっきりいってこの映画は「スタローンの肉体を観るだけの映画」といっていいでしょう。(まぁ、かっこいいのですが。)
それと当時、ベトナム政府は人道的であるということを世界にアピールするために、率先して、アメリカ人の捜索・保護していたそうです。
実質的に取り残された捕虜はいなかったといわれています。
これがどこまでが事実なのかは政治が関わっている限りわかりませんが、ランボーで描かれたアメリカ捕虜は、偏った見方によるものと言われています。
まぁ、政治的な話は置いといて、「ロッキー4」と同様に「何でこうなった??」的な映画でした。
おそらくこの流れは「ランボー3/怒りのアフガン」にも継承されていると思います。
まぁ、それよりもアフガニスタンが舞台となる映画であることが、今や黒歴史になっていますが・・・
そういえば、映画の中でランボーが言います。
「俺たちはエクスペンダブル(消耗品)なんだ。」
映画「エクスペンダブルズ」はここのセリフから考えられたのではないでしょうか🤔
この映画でソ連部隊のポドフスキー中佐役スティーブン・バーコフ。
この眉間がポコッとした顔、どこかで観たことないですか?
「ビバリーヒルズ・コップ」のヴィクター・メイトランドです
そっかぁ・・・そっかぁ・・・
なんか見つけた感がうれしいです
「ランボー2/怒りの脱出」個人的に人にお勧めはできないかな・・・
「ランボー ラスト・ブラッド」が2020/6/26に上映されました。
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あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji.
This time I wrote a review of “RAMBO First Blood II”.
This movie was released in 1985.
The previous film was a movie with a strong message.
On the other hand, this work is a movie that emphasizes entertainment.
Movies around 1985 emphasized entertainment and love romance.
I don’t like movies around 1985.
Most of the time, there are few things that remain in my heart after watching a movie.
Summary of this review
Good point
Sylvester Stallone muscle.
Bad point
Director’s work
Whitish image
Movie screenplay
In 1985, I was able to fully enjoy the movie at that time.
But I can’t enjoy it now.
It feels like a cheap movie.
I am very disappointed.