ゴーストバスターズ アフターライフ
★★☆彡☆☆
監督 ジェイソン・ライトマン
脚本 ギル・キーナン
配給 ソニー・ピクチャーズリリーシング
上映時間 124分
こんにちは、しんじです。
今回は『ゴーストバスターズ アフターライフ』の感想を書きます。
ゴーストバスターズと言えば ‛80年代に革新的なCGを作ったヒット作ですよね。その最新作??そう2016年に既に『ゴーストバスターズ(2016)』が作られているじゃないですか。こちらはあのゴーストバスターズのメンバーが女性陣ならこうなるみたいな『ポリコレ』というよりも実験的な感じで制作された印象があります。
まぁ、結果はやはりかつてのヒット作の名に乗っかってしまった感じでしたが….2作目は作る気配はなさそうですよね、それは正解かと。
『こちらが本当の続編ですよ!』的に作られた今回の『ゴーストバスターズ アフターライフ』 もしやターミネーターシリーズ的な匂いがプンプンします。
さて、映画の中身は??
あらすじ | 感想 |
今回はネタバレは抑えるのでざっくり説明しますね。まぁ、もともと内容的なものは薄いのですが。
ネタバレと言うかこれは最初からもうバレバレなのですが、ゴーストバスターズとして最後まで戦ったゴーストバスターズのオリジナルメンバー『イゴン・スペンクラー』の死から物語は始まります。
町からは変わり者と揶揄されたスペンクラーの屋敷に破産してしまったスペンクラーの娘家族が住むことになる。
陰キャで物理大好きな孫のマッケナが部屋である装置をみつける。
部屋に置いてあるチェスの駒が勝手に動くとその装置が反応する。それはゴースト探索装置だった。
町は時々おかしな地震が起きるが、その波形は通常の地震とは異なる波形。
なんと!町の近くの鉱山で、破壊の神『ゴーザ』が復活しようとしているのだ。
スペンクラーが残した装置や車でマッケナ率いる子供たちのゴーストバスターズが出動する!
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あらすじ | 感想 |
〇感想
続編の始まりってワクワク感がたまりませんよね。
しかし、ふたを開けてみると、やっていることはやっぱり昔と大して変わりません。そうなるとやっぱりどれだけドラマとして盛り上げるのかが肝になってきます。
焦点は変わり者の父とその娘の確執へ、しかしこの描き方があまり具体的なものがなくピンとは来なかった。
構成としてはその親子の確執に孫であるマッケナが橋渡しをするのは定石。
しかしこれも非常に薄味というか….これは本当に「ひろゆき」ごとく『それはあなたの感想でしょ』的な事なのですが、非常に雑味を感じてならないんですよね。
その雑味が映画への感情移入を邪魔してしまいます。
あの映画に兄貴の彼女必要だったかな?私は全然必要ないように感じたんですよね。
あの登場人物の意味って『アレ』でしょ?それがずっと頭に残ってしまいます。
かつての映画なら白人系の男性のひと目ぼれなら白人の女の子を出しますよね。
ここに黒人女性を出すって少し不自然なんですよ。例えば職場で徐々に心を惹かれるっていうのなら全然ある話だけど、この強引さに雑味を感じてしまう。
後々までゴースト退治に参加するのだけど『なんでだろう』がつきまとう。
結果的にゴーストバスターズのメンバーは白人系、アジア系、アフリカ系と多様性のあるメンバーが出来上がるわけです。
もっと自然にやってほしいものだ。
そして私がやっぱりいただけないのがラストのサプライズ展開。これが一番全てを台無しにした。
もう言わずもがなだけど、『あ~!やっぱりそこに持っていくのか….もういいでしょ』って感じです。
私は懐古主義ではない!もっと新しいものが見たいのだ!
というわけで、私のように斜に構えなければ楽しめる映画だとは思うが、なんか昔の映画ファンの為に作りました感を出されるとやっぱり白けるよね。
まぁ、このシリーズがドル箱シリーズだったから仕方がないかな….
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