「Coda あいのうた」の感想・レビュー(ネタバレ有り)

coda
codaCoda コーダ あいのうた
★★★★★プラス★★★★★
原作「エール!」
監督・脚本 シアン・ヘダー
配給 ギャガ
上映時間 111分

こんにちは、しんじです。
最近、少し映画レビューは滞っていますが、しっかりとこの映画レビューのページは続けて行こうと思ってます。

さて、今日のレビューは「Coda あいのうた」です。
この映画は2021年のアメリカの映画で、フランス映画「エール!」のリメイク版です。

聴覚障害という凄くデリケートな題材の中、コメディと愛を上手く表現した傑作映画です。
もう観られた方も多いのではないでしょうか?

PukuPukuMarine

あらすじ 感想

〇あらすじ
アメリカの港町、家族で漁師を営むロッシ家。
Coda

家族は娘のルビー以外は聴覚障害を持っていた。
これは特別なものではなく自然の流れ、家族は仕事でもプライベートでも唯一耳が聞こえる娘ルビーを頼りとしていた。

そして思春期を迎えるルビーもそれを当たり前と受け入れながらも鬱積したものを抑えつけ隠していた。

高校生のルビーは気になる男の子が選択授業で合唱クラスに入るのを聞き、その後を追い合唱クラスを選択する。
もともと音楽が好きで船の上でも歌を歌っていたルビーの歌声に音楽教師ベルナルドは可能性を見出す。
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ベルナルドの特別授業を受けながらボストンの音楽学校へ進む夢を心の中で育むルビー。
音楽はルビーにとって心の解放そのものだった。
そしてその音楽によって家族からの束縛からも解放される….

しかしルビーは家族を愛し、また父、母、兄もまたルビーを愛していることも知っている。

家族を捨てることはできず、夢をあきらめようとするルビー。
彼女の本心を知りながらルビーに頼らざるを得ない家族。

兄のレオは自分を犠牲にするルビーに怒る。

そしてルビーの合唱クラスの発表会を観に行くロッシ家族。
Coda

父フランクは赤いドレスを着て歌うロビー、そして周りの観客を観て何かを思う。

星空の下、ルビーに頼みごとをする。
ルビー、俺のために今ここでもう一度歌ってくれ。

Coda

父フランクは手のひらを喉元にあてルビーの歌声を感じる。

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あらすじ 感想

〇感想
これは是非観てほしい映画です。
ここ何年間で抜きんでる映画だと思いました。

父、母、兄が三者三様、心に抱える葛藤やルビーに対する想いがそれぞれ違っている。

それが映画を通して少しずつ見えて来る素晴らしさよ。

僕はこの映画で3カ所涙が出た。

その中のひとつ、兄レオが自己犠牲をするルビーに怒る場面だ。
そこで兄がわざと嫌われるようにルビーをののしるのは心に刺さった。
Coda

星空の下で父だけに歌う場面も素晴らしかった。
これはとにかく合唱発表会でのあの演出があったからこその場面ですね。
映画見ながら感心しました。
素晴らしい演出ですね。

そしてラストの大学のオーディション。
Coda

もう崩壊です。
とめどなく流れる涙
これは大げさではなく涙で心を洗いたい人は絶対に観たほうがいいです。

超々お勧めです。
評価は5+αですね。
こういう素晴らしい映画に出会えるから映画レビューはやめられません。
サウンドトラックも欲しくなる映画ですね

いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕
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投稿者: emo-shinji

東京中野区でPukuPukuMarinというDiving serviceをしています。 PADIのMasterScubaDiverTrainerというインストラクターです。 EFRの救急救命のインストラクターでもあります。 ずーっと伊豆を中心に潜っています。初島と西伊豆の黄金崎を得意としています。ダイビングと映画で満足です。

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