「ミッドナイト・ラン」の感想・レビュー(ネタバレ有り)

ミッドナイト・ランミッドナイト・ラン
★★★★★
監督 マーティン・ブレスト
脚本 ジョージ・ギャロ
配給 UIP
上映時間 126分

こんにちは、しんじです。
今回は1988年のアクションコメディ「ミッドナイト・ラン」の感想を書きますね。
僕がこの映画を初めて見たのは、たぶん木曜日昼の映画番組だった気がする。
とにかくデニーロとチャールズ・グローディンのやり取りが面白くてたまらなかった。
そんな映画を今再び観て感想をあげるっていうのも感慨深いものですね。
PukuPukuMarine

あらすじ 感想

〇あらすじ
ジャック(ロバート・デニーロ)は懸賞金がかけられた犯人を捕まえて警察に引き渡す商売=バウンティンハンターをしている。

平たく言えば現代の賞金稼ぎだ。

彼は商売上の取引先のひとつ保釈保証業者から依頼される。

ミッドナイト・ラン

ジョナサン・マデューカス(チャールズ・グローディン)を捕らえて連れてきてくれ。

保釈金を保証しているため身を隠してしまったマデューカスを街に連れ戻さなければ保釈金が泡と消えてしまうのだ。
猶予期間は5日。

マデューカスが犯した犯罪はマフィアの大金を横領し、慈善事業への寄付金として使ってしまったのだ。

そのマフィアのボスの名はジミー・セラノ

ジャックはこの仕事に10万ドルの報酬を吹っ掛け引き受けた。

だがマデューカス捕獲は命を狙うマフィア、さらにジミー・セラノを逮捕しようとするFBIの妨害など、難ありの案件だった。

そしてジャック自身もジミー・セラノとは深い因縁を持っていた。

ミッドナイト・ラン

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あらすじ 感想

〇感想
2時間があっという間に過ぎてしまうくらい面白い映画です。
僕は吹替えで観ました。
その理由はロバート・デ・ニーロから醸し出されるハードボイルドの空気を薄めるためです。
思った通り吹替え版のデニーロは軽快に話して、とても面白かったですよ。

この映画はつまりは犯罪者と賞金稼ぎのロードムービーです。

たぶん一番似ている映画がウォルター・ヒル監督の「48時間」だと思います。
48時間

この映画のマーティン・ブレスト監督は「48時間」同様にエディ・マーフィの出世作「ビバリーヒルズコップ」の監督なのです。
ビバリーヒルズコップ

だから、これはあくまで推測ですがキャストを変えて自分なりの「48時間」を作ってみたかったのではないでしょうか。
そしてこの映画は見事にブレスト版「48時間」となっています。

とにかく終始笑いがでてしまう映画なのですが、僕が一番ツボに入ったのがFBIのモーズリーです。

ミッドナイト・ラン

ジャックがモーズリーのFBI手帳を盗んで、行く先々でモーズリーの名を語りまくるんですよ。

モーズリーは自分が手帳を盗まれて公にはできないし、いろいろな場所で泥を塗られていくことに苦虫を噛む思いするんだけど、その様子がすごく笑えるんですよね。

マデューカス役のチャールズ・グローディンもひょうひょうとしながらもジャックを質問攻めするのが面白くて。

ミッドナイト・ラン

そしてその度にいろんな表情をしてみせるデニーロがおもろすぎる。

出演者にはブレストの映画ということもあってか「ビバリーヒルズコップ」で観た顔がチラホラ出演していますよ。

ジャックの商売敵であるマーヴィン・ドーフラー役にはジョン・アシュトンがキャスティングされてます。

ミッドナイト・ラン

物語のラストは全ての問題が丸く収まりとっても爽快感があります。

そしてなによりジャックとマデューカスとの友情が何とも鼻をくすぐります。

ミッドナイト・ラン

とにかく見て損はないコメディ映画です。
この年末にとっておきの映画だと思います。
超おススメですよ!

あらすじ 感想
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