ジュマンジ/ネクスト・レベル
★★★☆☆
原作 クリス・ヴァン・オールズバーグ
監督・脚本 ジェイク・カスダン
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
上映時間 123分
こんにちは、しんじです。
今回は「ジュマンジ/ネクスト・レベル」の感想を書きます。
前作「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」はかなり面白かったですよね。
続編となるこの作品がどのようにして再びジュマンジゲームに巻き込まれていくのかが興味深いです。
そして再びキメ顔、キメ台詞で笑わせてくれることに期待です。
あらすじ | 感想 |
〇あらすじ
スペンサー達は高校を卒業しそれぞれの道を歩んでいた。
スペンサーはNYでアルバイトをしながら大学生活を送っていた。
だが、その生活は順風満帆とは程遠く、少しずつダメダメなイケてない男に戻っていく自分を自覚するスペンサーだった。
ジュマンジにて絆を深めたベサニー、フリッジ、マーサと故郷で食事をする約束も気が進まない。
スペンサーは、人生で最大にイケてたジュマンジのブレイブストーン博士にあこがれを抱いてしまう。
食事会に来なかったスペンサーを心配した3人はスペンサーの家を訪ねると、そこには破壊したはずのジュマンジゲームが組み立てられていた。
3人はスペンサーが単身でジュマンジゲームを始めたことを察すると、彼を助けに行くことを決意する。
だが、ボロボロのゲーム機は誤作動を起こし家にいた爺さん2人をゲームの世界に連れて行ってしまう。
ゲームの世界に入った彼らの前にはブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)、シェリー教授(ジャック・ブラック)、動物学者フランクリン(ケヴィン・ハート)、女格闘家ルビー(カレン・ギラン)のキャラクターはあったが、中身は以前の通りにはいかなかった。
特に最強キャラのブレイブストーン博士にスペンサーのじいさんが入り込んでしまったのが一番の問題だった。
偏屈な頑固ものであるブレイブストーン博士がチームを窮地に陥らせてしまう。
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あらすじ | 感想 |
〇感想
何で爺さんが巻き込まれるなどというストーリーにしてしまったのだろう。
前作と違う新しい事をしたいのは理解するが、ここに爺さん設定のメリットが全然見当たらない。
ブレイブストーン博士はスペンサー、フランクリンはフリッジだったからこそ面白かったのだし、あのキャラクターに愛着もあった。
それを・・・ブレイブストーン博士は頑固者、フランクリンはウスノロって・・・
そのうえ理解力が乏しいじいさん設定が、もう観ていてかなりストレスを感じる。
そんな中でシェリー教授になってしまったフリッジが、相変わらず笑いのツボを押さえていたのが救いだった。
さらに新キャラとして東洋系の女盗賊(オークワフィナ)を加えたのだが、これがまた余計なキャラだった。
本当に必要ないキャラだったな。
とにかく爺さん2人を巻き込んだという設定が全てにおいて悪影響を及ぼしている。
前作ではジュマンジゲームに巻き込まれた4人が人間的に成長するという前向きなストーリーで素晴らしかった。
爽快ですらあった!
だが、今作はどうだろう、スペンサーが現在のダメな自分から逃げ出すようにゲーム世界に入り込むというマイナス的な要素から始まってしまった。
仲間たちは現実の世界に前向きに生きているのにスペンサーを救うためにジュマンジを始めなければならなかった。
このストーリーの終わりに、何か得るものがあったのだろうか?
全くなかった!
じいさん(ダニー・デヴィート)がどうのこうの良さげな事を言っていたけど、全然心に響かなかったな。
結構、厳しい感想になのに★3つなのは、笑えるシーンが数か所あったからだ。
ストーリーは退屈だしミッションもわかりづらかった今作に笑いがなければ★ひとつになっていたかもしれない。
次回作を期待させるような終わり方をしたが、この映画の出来で次回作はあり得るのだろうかと疑問です。
もし続編を作るのだとしたら同じような失敗はせずに固定のキャラ設定でストーリーを進めてほしいものです。
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