「ブレイブハート」の感想・レビュー(ネタばれあり)

ブレイブハート

English

ブレイブハートブレイブハート
★★★★
監督 メル・ギブソン
脚本 ランダル・ウォレス
配給 20世紀フォックス
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
上映時間 177分

こんにちは、しんじです。

今回は1996年第68回アカデミー賞にて5冠(作品賞・監督賞・音響効果賞・メイクアップ賞・撮影賞)を博したメル・ギブソン監督・主演映画「ブレイブハート」の感想を書きます。

今回、この記事を書くにあたり久しぶりに見直しました。

すると、公開当時に観たときと少し違う感じ方になっている自分がいました。
PukuPukuMarine

あらすじ 感想

🗡感想

先にも書いたように久しぶりに見直した「ブレイブハート

公開当時は、もう純粋胸が高鳴り熱く燃えたぎる感情に打ち震えてラスト場面を観たのを今も覚えています

その当時、全然何も知らない人だったのです、僕は

はずかしながらイギリスという国家というものを知りませんでした。

本当に恥ずかしいのですがイギリスがカントリーの連合的な国だと知ったのはつい最近なのです。

本当に恥ずかしい

当然、この主人公ウィリアム・ウォレスロバート・ブルースについてもこの記事を書くにあたって知ったわけです。

13世紀にスコットランドはイングランド王エドワード1世に支配されていたのですね。

その暴君ぶりに奮起したのがウィリアム・ウォレスという事なのですね。

ここでは政治的なことは抜きとして映画を語りますね。

映画の30分間🕢はウォレスの幼少時代、成人したウォレスが帰郷しミューロンと恋をするといった内容がじっくりと描かれています。

このミューロン(キャサリン・マーコック)が絶世の美女というわけでないところが凄くよかったですね。

ブレイブハート

ウォレスとの恋愛が丁寧に描かれることで、彼女があっさりと殺されてしまう無情さが強調されます。

もうそこからはウォレス怒涛のイングランド討伐!

ブレイブハート

仲間も個性的な感じですね。

ブレイブハート

何となくヤングジャンプ連載中の「キングダム」と同じ様な匂いがする個性的仲間ですね。

ブレイブハート

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)原泰久/集英社

合戦の様子を何千、何万といったエキストラで一大スぺタクルにしていないところが良いです。

何となく日本の戦国時代の合戦場面のようです。

そこに何かリアルさを感じました。

特に合戦の後半は泥臭くヘトヘトになった敵味方が、倒れた敵に刀を突きたてるところなど、「実際、こんな感じなのかも・・・」と思わせてしまう効果がありましたね。

ブレイブハート

イングランド王エドワード1世の息子エドワード王子も凄くヘタレキモイのがGoodでしたよ

ブレイブハート

ただイザベラ(ソフィー・マルソー)とのラブロマンスは必要なかったとおもいます

ブレイブハート

ちょっと残念な感じでした。

イザベラはイングランドの立場のなか悲しみをこらえるほうが美しかったと思う。

ウォレスに惹かれながらも立場を貫く気丈さがほしかったな。

その視点から慈悲深さを見せる方がよかった。

「ウォレスに体を許すなんてどれだけ尻軽なんだよ。」と思ってしまいました。

ウォレスもチョメチョメしちゃうもんだからさ。

じゃ、ミューロンの立場は??

それでいいのか??

お互いを守ってほしかったですね。

ブレイブハート
殿様キングス

こういう節操のなさが海外映画(特にハリウッド)の嫌いなところですね。

ロバート・ザ・ブルースの裏切りや苦悩などは「勝手にやってろ」状態でした。

ブレイブハート

やっぱりこの映画はラストの数十分でしょう。

イングランド軍を震え上がらせた怪物ウィリアム・ウォレスが捕まってしまい拷問されてしまう。

そのようすを仲間が歯を食いしばり見守る。

そして首を吊られようが、内臓を引き出されようが、決して折れないウォレスの心。
「フリーダム!!」

ブレイブハート

ラストの場面のハミッシュがウォレスの剣(クレイモア)を力の限り投げ、スコットランドの大地に突き刺さる場面は感涙ですね。

ブレイブハート

この場面のためにある映画ですね。
超かっこいいぜ。

もしかしたら男にしかわからないかもしれないですね。

どうなのでしょう?

女性も同じように胸アツになるのでしょうか?

心揺さぶる映画ですのでお勧めですよ

さて、ここまでは約20年前の感想とほぼ変わらないです。

ここからは今回観て、思ったところです。

それは民族間の確執というものです。

これは完全にスコットランド目線ですよね。

イングランドにはイングランドの主張があるのかもしれません。

深読みしてしまいます。

欧州ってやはり遠い国なのですよ。

欧州の人たちが中国・韓国・日本を一緒くたで見て、それぞれが別々の歴史・価値観があるのを見落としているように、僕たちも欧州を全然知らない。

イギリスの民族の確執なども知る由もないです。

だからそれぞれに言い分や「ちょっと、そこの歴史歪曲してるぞ!」という部分があるのかもしれないなぁ・・・って思っちゃうのですよ。

そんな事を思うと映画にどっぷりと入りきれない自分もいたりしてね・・・

20年前のほうが映画を純粋に楽しんでいましたね。

さて、今回の「ブレイブハート」みてかっこいいなって思った俳優さんがいました。

ハミッシュの親父さんキャンベル役のジェームズ・コスモ

死に際の場面とかかっこいい表情しています。

ブレイブハート

まるで「北斗の拳」に出てきそうな顔ですよね。

ブレイブハート

北斗の拳 1巻

原 哲夫 武論尊/集英社

それと、気になる点!

ブレイブハート

おいっ!エキストラ!笑ってるんじゃないよ!

ブレイブハート

敵に突撃して走る場面で、笑いながら走っている野郎がいやがった!

ちょっとチェック甘いんじゃないのかね。

正月休み退屈しそうな人は、その心揺さぶって観てみましょう。

お勧めです。

映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)ブレイブハート (字幕版)

新品価格
(2021/2/11 22:55時点)

あらすじ 感想

🗡あらすじ

13世紀末、村の家族、友人を殺されるのを観てきた幼いウォレス。

父もイングランド軍と戦い散っていった。

ブレイブハート

埋葬に失意を隠せないウォレスに幼い少女が一輪の花を手渡す。

ブレイブハート

イングランド軍から身を隠していたウォレス少年も成人になり、生まれ故郷に帰ってきた。

そこで一輪の花を手渡した少女に再開する。

彼女の名はミューロン。

2人はすぐに恋に落ちる。

そしてある晩、秘密裏に結婚する。

ブレイブハート

だが、その幸せをもイングランド軍はいとも簡単にあっけなく奪い去ってしまった。

ミューロンの命とともに。

戦わずの意を示してきたウォレスの心に深蒼の復讐の炎が燃え上がる。

ブレイブハート

破竹の勢いでイングランド軍を打ち負かすウォレス。

この勢いに便乗してきたのがスコットランド貴族と王家。

だがイングランドの領地の保証、権威の保証、そして金品にめがくらみウォレスを裏切る。

ウォレスの軍は劣勢にたたされた。

スコットランド独立には、どうしても貴族・王家が必要。

そのことを一番知っていたウォレスは王子ロバート・ザ・ブルースの城へいくと、イングランド軍に捕まってしまう。

ブレイブハート

イングランドの犬になると宣言すれば、潔い死を与える。

拒めば拷問の後の斬首。

ウォレスは心を折ることを拒否した。

物見高いイングランドの民衆の中ウォレスの拷問処刑がはじまった。

拷問されてもなおイングランド王に従うことを認めないウォレスは、声高らか天に叫ぶ!

フリーダム!

ウォレスは内臓を引き出され斧で首を切断された。

ブレイブハート

スコットランド王位を与えてもらうために一旦はイングランドへ尻尾をまいたロバート・ザ・ブルース。

だが、ウォレスの誇り高い生き方を思い出す。

あの言葉を思い出す!

ブレイブハート

俺と一緒に戦ってくれ!

ウォレス軍へ言葉をかけると、ハミッシュがウォレスの形見のクレイモアを力の限り天へ投げる

その剣はスコットランドの大地に突き刺さるのであった!

ブレイブハート

あらすじ 感想
いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕
映画レビュー索引ページ
関連商品

映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)ブレイブハート (字幕版)

新品価格
(2021/2/11 22:55時点)

ブレイブハート (1枚組) [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

新品価格
¥1,000から
(2021/2/11 22:56時点)

映画パンフレット 「ブレイブハート」 監督/主演 メル・ギブソン

中古価格
¥1から
(2021/2/11 22:57時点)

ブレイブハートウォールポスター1995ラブフィルムポスター歴史映画アートプリント-50x70cmx1pcs-フレームなし

新品価格
¥3,425から
(2021/2/11 22:58時点)

ブレイブハートポスタープリントアートワークギフトウォールアートポスターキャンバス絵画ホームリビングルームの装飾ギフト寝室の装飾-50x75CMフレームなし

新品価格
¥2,668から
(2021/2/11 22:59時点)

Review of movies

Hello.

This is Shinji.

This time I wrote a review of “Breaveheart” starring and directing “Mel Gibson”.

This movie is the story of the 13th century “Sir William Wallace”.

William Wallace fights in the tyranny of England.

ブレイブハート

“Freedom” he cry out just before his death.

Here is the thought of Scots.

I watched it with a shaking heart.

Especially recommended for men.

Summary of this article


Good point
The reason why William Wallace decides to fight is carefully depicted.
ブレイブハート

The battle is realistic.
ブレイブハート

The image of Claymore piercing the ground is cool.
ブレイブハート

James Cosmo is Cool.
ブレイブハート

He is a character that seems to appear in “Fist of the North Star”.
ブレイブハート


Bad point
Extra performance is not very good.
The love romance of Isabella and William Wallace was not necessary.
ブレイブハート


Europeans don’t know much about Asia.

Many people don’t understand China, Korea, or Japan.

Conversely, Japanese in the Far East do not know much about Europe.

Few people know the origins of the British country.

This film triggered a piece of British history.

Of course, the movie is fiction, but it is a window to know the world.🌏

This movie is from the Scottish point of view, but I think there is an English word in England.

This movie is from the Scottish perspective.

But I think there is a case in England.🤔🤔🤔🤔

投稿者: emo-shinji

東京中野区でPukuPukuMarinというDiving serviceをしています。 PADIのMasterScubaDiverTrainerというインストラクターです。 EFRの救急救命のインストラクターでもあります。 ずーっと伊豆を中心に潜っています。初島と西伊豆の黄金崎を得意としています。ダイビングと映画で満足です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です