ロッキー5/最後のドラマ
★★★☆☆
監督ジョン・G・アヴィルドセン
脚本 シルヴェスター・スタローン
配給 UIP
上映時間 105分
こんにちは、しんじです🤗
さぁ、シリーズ化しているロッキーの感想です。
僕の中で悲しくも最低評価をくだしてしまった「ロッキー4」
そこからの起死回生となるのでしょうか、「ロッキー5」
この「ロッキー5」は初見です。
世間ではあまり良い評価をもらっていないのは知っています。
さて、どんなもんでしょう・・・
あらすじ | 感想 |
🥊あらすじ
ソ連でドラゴと闘った直後の控室。
ロッキーは試合に勝ちリング上ではインタビューにも答えていたが、控室に入ると強敵ドラゴの影に怯え始める。
幾たびも受けた殺人的なパンチの恐ろしさや、パンチを受けた衝撃での記憶障害、震えなどが止まらなかった。
帰国後、ドクターに診てもらうと、「これ以上の現役は無理」「診断結果のもとにボクシング協会から試合の許可がおりない」と言われた。
そんな折、財産管理を任せていた会計士の財産の不正使用により破産、さらに6年分もの税金の不払いにより全ての財産が差し押さえられてしまう。
そこに目を付けた大物プロモーター「デューク」。
ロッキーがパンチドランカーになりつつあるのを知っていながら、若手実力ボクサーとの試合を組もうとする。
状況が状況だけに心が揺れるロッキー。
だが、エイドリアンの悲痛の頼みに思いとどまる。
ロッキー一家はフィラデルフィアに戻り、昔、エイドリアンとポーリーが住んでいた家に仮住まいを始める。
ロッキーはミッキーのボクシングジムを立て直した。
英雄ロッキーのもとに門下生には不自由はなかったが現役チャンピオンがいないジムなどは儲かる仕事でもない。
ロッキー一家は慎まやかな生活をしていた。
ある日ロッキーのもとに「トミー・ガン」という若者が訪ねてきた。
「俺のマネージャーをしてほしい。ロッキー、あなたの事はアポロとの初対戦のときから憧れのボクサーだった。」
トミー・ガンの熱い想いにロッキーはマネージャーを受けることにした。
ロッキーは自分がミッキーに教わったことを全てトミー・ガンに伝授し、ミッキーしてくれたようにロッキーはトミーにつくした。
2人の絆は強く深まるほど息子Jrは疎外感を感じていた。
トミーの戦い方は現役時代のロッキーそのもので破竹の勢いで連勝した。
トミーの試合にロッキーがセコンドに立つと歓声が沸き、メディアでは「ロッキーのトミー・ガン」と紹介され、「ロッキーのコピー」とさえ言われていた。
そんな心無い言葉はトミーの中に影を落とし始めた。
そんなトミーに目を付けたのがプロモーターのデュークだ。
デュークの誘惑にトミーはなびき始めついにロッキーのもとを去ってしまう。
トミーの裏切りがあっても、愛弟子トミーのタイトルマッチをTV中継で応援するロッキー。
トミーはロッキーに教わったことを全て発揮し、見事、王座を獲得した。
感謝すべき人へひとことというインタビューが向けられる。
TVを見入るロッキー。
『ありがとう。あなたのおかげです「デューク」』
ロッキーは思わず目を伏せてしまった。
ボクシング会場では大きなブーイングが鳴り響く。
「なぜだ。俺は勝ってチャンピオンになったんだぞ!」
試合後の記者会見でも記者たちから辛辣な言葉が飛び交う。
怒りの興奮が止まないトミーにデュークが言う。
「トミー、あいつらにお前を認めさせるにはロッキーに勝つしかない。」
ロッキーがポーリーと酒場で飲んでいると、外からトミーの叫び声がした。
「俺と勝負しろ」
デュークの思惑が外れ、酒場にいたフィラデルフィアの市民が見守る中、ストリート上でロッキーとトミーが対決を始めてしまう。
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あらすじ | 感想 |
普通に何も考えずに見れば、それなりに楽しめる映画でした👌
最悪だった「ロッキー4」の試合直後から話を展開させるのはとても良かったと思います👍
「ロッキー4」の出来が最悪だっただけに、ここにつなげる材料になって「ロッキー4」の存在価値があがりました。
ただ、ロッキーを見続けたものから言うと、まず誰もが思うでしょう。
『ラストの戦いはそれでいいの??』
だってロッキーはボクシングに全てをかけてきたし、偉大なチャンピオンのアポロという友もいた。
映画の中でも語られたようにミッキーにボクシングを通していろいろ教わってきたのではないか。
そんなボクシングを地に落とすような行為⬇
「俺のリングはここだ。」ってセリフはちょっと酷すぎる👎👎👎
試合をするのならリングですべきだし、試合をしなくても話のもっていきようはあるはず。
この映画ロッキーとトミーの師弟関係がすごくさわやかだった。
特に美術館への階段を2人で走りあがるところとかさわやかだった。
この2人の関係を壊すようなストーリーにする必要があったのかな。
僕はもっとさわやかにトミーが独り立ちするような物語にしてほしかった。
おなじみのロッキーが本音を言う場面もよかったですね。
「ロッキー1」では試合前にアポロとの試合の不安と決意。
「ロッキー2」ではエイドリアンを貧乏な暮らしをさせたくないという思い。
「ロッキー3」ではクラバーへの恐怖。
今回はロッキーの自尊心がテーマになってますね。
『あいつを見てみろ。頭にガタが来てフィラデルフィアに帰ってきた。所詮、奴は落ちぶれた能無し野郎なんだ。」って声が聞こえるんだ。』
エイドリアン「誰もそんなこと言ってないわ。」
ロッキー『俺が言ってるんだよ。俺自身の声がそう言ってるんだ。』
ロッキーの本音ってなんか共感できるんですよね😌
そんなロッキーがまた奮起してがんばって、それを克服するから、観てる側が感動するんですよね。
そんな本音をぶちまける場面をまた入れたことが良かった点です👍
その自尊心はそのままトミーの心境とリンクしているようです。
ただそれが映画を通して生かし切れていなかったようにも感じました。
それはやっぱりラストのストリートファイトですべてをぶち壊してしまったためでしょう。
なんであんなラストにしたのかなぁ・・・
エンターテイメントした「ロッキー4」より、ヒューマンドラマに戻した「ロッキー5」の方が面白かったし、そこは評価できました👌
これで、まだ見たことがない「ロッキーファイナル」の期待が少し高まったというもの。
そういえば「クリード2」が作られるって噂がありました。
う~ん。ちょっと不安だ。
あと最新情報でスタさんが71歳にして「ランボー5」を作るってことになったそうです。
「ランボー最後の戦場」のラストがかなりよかったのに・・・台無しにならないことを祈ります😇
あらすじ | 感想 |
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Hello
This is shinji🤗
This time I wrote a review of “Rocky 5”.
📝Outline of this article
Good point
🔶Story from right after “Rocky 4” game🥊
🔶The story of the movie was a human drama
🔶Rocky and Tommy’s teacher relations were good
🔶Rocky’s real intention
Bad point
🔷Episodes such as “bankruptcy” “relationship with son” were not good
🔷The development of the story is bad
🔷LAST scene with no respect for boxing