クリード炎の宿敵
★★☆☆☆
監督 スティーヴン・ケープル・jr
配給 ワーナー・ブラザース
上映時間 130分
このレビューは超ネタバレになってますので、映画を楽しみにしている人は観終わった後に読んで共感してくださいね。
こんにちは、しんじです
たった今、「クリード炎の宿敵」をみて帰ってきました。
忘れないうちに感想を書きますね。
この「クリード炎の宿敵」は「ROCKY」のスピンオフ的な映画で、前作「クリードチャンプを継ぐ男」の続編です。
前作がすっかり丸く話が収まっていたので続編が作られることが心配でした。
今回も豊島園のユナイテッドシネマで観てきました。
IMAXでの鑑賞です。
あらすじ | 感想 |
映画がドラゴ親子の日常から始まるのですが、いいですね!!
「ROCKY4」ではソ連(ロシア)の最先端のスポーツ科学の粋を集め「イワン・ドラゴ」という闘うマシーンを作り上げました。
ソ連の高官にも期待され、それこそ全て最高の環境で生活しトレーニングしてきたのが想像できました。
だが、この映画のドラゴ親子といったらボロアパートに住み、服はよれよれで、それこそ底辺の生活をしています。
イワン・ドラゴは息子の「ヴィクター・ドラゴ」をボクサーとして育てているのですが、それこそハングリー精神半端ないです。
そしてその筋骨隆々の身体に強烈な殺人パンチを併せ持っている。
そんな始まりで映画のつかみはOKですよ!
一方、アポロの息子「アドニス・クリード」ですが、破竹の6連勝でヘビー級のチャンピオンになってました。
でも、何か弱そう・・・いやヴィクターに勝つのが想像できない🤔
何かアドニス役のマイケル・B・ジョーダンからそういう匂いがしないんですよね。
ロッキー映画の定番どおり激しいトレーニングで身体を鍛え上げてからのラストの対決になるんですが、トレーニング後でも勝てる匂いがしないんですよ。
やっぱり前作の父の影を追い求めるようなドラマ的なストーリーなら良いのですが、今回のドラゴを相手にする本格的なロッキー路線の対決にしてしまうと、キャストとして適正ではないような気がします。
それとアドニスの恋人ビアンカとの結婚、出産と2人の話が結構長い😩
「どうでもいいよ、それ・・・」て感じてしまいました。
僕はこのビアンカに魅力を感じないので、2人の生活の話に全然感情移入できませんでした。
「ROCKY」だとエイドリアンがロッキーの本音を聞き出し、エイドリアンも気持ちをぶつけてロッキーが奮起しますよね。
観客もそれを観て熱くなるのですが、そういうのがアドニスとビアンカから伝わらないんですよ😰
あと今回のロッキーの役割が酷い。
「別にロッキーいらないんじゃないの?」って思うほど存在感がなかった。
残念だなぁ。
ヴィクターに負けて心が彷徨ってしまったアドニスにまた道しるべを与える役なんだけど、ロッキーの言葉から熱いものを感じないんですよね😖
それより年老いたロッキーをみているのが辛い😭
この映画はロッキーとの対決に負けて何もかも失ったドラゴ親子がまたのし上がるためにアドニスに挑む話なんです。
ドラゴの闘う理由は凄くはっきりしている。
でもアドニスの闘う理由がぼやけてるんですよね。
「アポロの敵討ち」ならもっとその気持ちを出すべきだったと思う。
映画ではあまりその主張を前面に出さなかった。
だからラストの闘いでアドニスが勝つんですが、何にも感動できなかった。
それよりもヴィクターの気持ちの方が凄くはっきりしてたから、ヴィクターが負けることが辛かったくらいです。
そして負けまいと必死に立ち上がるヴィクターを見て悲し気な目になるイワン・ドラゴが凄くいい!👍👍👍
自分が若いころ殺人マシーンとして扱われ、人として扱われていなかった。
息子に対して自分も人として息子として接していなかったことに気が付いてタオルを投げるドラゴ親子の方が感動的だった。
だからそれで喜ぶアドニスに「???」って感じでした。
実はこの映画の主人公はドラゴ親子だと思います。
だってドラゴ親子のトレーニングのほうがロッキー・バルボアがやりそうなトレーニングでしたよ。
「ROCKY4」では大根役者だったドルフ・ラングレンですが、今回は一番いい演技してましたよ。
僕はそれでも負けまいと必死な息子をみて 悲し気な目をする彼の演技にグッときました。
それと気になっていたロッキーの息子ロバートですが、最後にロッキーが息子の家に訪ねて数十年ぶりの再会をするのですが、短い場面ですが良い場面でしたね。
上映時間が130分ですがアドニスとビアンカのどうでもいい話を無くせば110分くらいにはできたはず。
アドニスが勝てる気がしない。
アドニスとビアンカの話が退屈
ロッキーの存在感があまりなく哀れに思えてしまう。
アドニスの闘う理由がぼやけてるから、ラストの対決に感動がない。
これが僕が思った残念なところですね。
この映画は別にIMAXじゃなくてもよかったかな。
次回、「アリータ:バトルエンジェル」観に行こうかな。
「銃夢」と「Last Order」読んでいましたので^^
映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)クリード 炎の宿敵(字幕版) 新品価格 |
⚠ここから超ネタバレのストーリーです。
あらすじ | 感想 |
ウクライナのボロアパートにドラゴ親子が生活していた。
よれよれの服に無精ひげがあるイワン・ドラゴにかつての面影はなかった。
彼は息子ヴィクターをボクサーとして鍛えていた。
ヴィクターはかつてのイワン・ドラゴのような強靭な肉体と殺人パンチといえるほどの強烈な拳をもっていた。
アドニス・クリードは破竹な勢いで連勝を重ねヘビー級のチャンプとなっていた。
アドニスの恋人ビアンカはそろそろフィラデルフィアを旅立ち自分たちの人生を歩もうと話していた。
ボクシングプロモーターは「ドラゴとクリードの因縁」に目を付け、ドラゴ親子をアメリカに上陸させTVでアドニスへ試合の申し込みをさせる。
最初は無視をしようとするアドニスだったが、過去のドラゴとアポロの試合をTVで流されやり場のない気持ちにおされ試合をする決意をする。
ロッキーに相談をすると「そんな試合には何の意味もない。何も残らない。」と反対される。
「俺はセコンドにはつかない」という言葉にアドニスは「俺を見捨てるのか?」と言い、ロッキー抜きで試合を行う。
しかし、試合はまるで父アポロとイワン・ドラゴの試合の再現のようになり、その試合をTVで見るロッキーは「試合を止めろ」と叫んでいた。
アドニスは肋骨と眼窩骨折、内蔵の挫傷で病院に運ばれる。
満身創痍のアドニスであったが、試合でヴィクターが反則をしたことでアドニスの勝利ということになっていた。
こんなにボロボロにされ病院送りにされたのに勝者・・・この屈辱に涙するアドニス。
この後、傷が治ってもアドニスはボクシングをする気になれなかった。
試合もせず王位はく奪の話も出始めたとき、ドラゴ親子から再試合の申し込みがあった。
チャンピオンの重責とドラゴに対する恐怖で、心さまようアドニス。
そんなアドニスにロッキーが訪ねてくる。
ロッキーが再びセコンドをすることになりアドニスの肉体改造トレーニングが始まる。
一方ドラゴ親子は圧倒的な強さを見せつけたため、ロシアの高官たちが激励会を開き、出席していた。
そこにイワン・ドラゴの妻、ヴィクターの母ルドミラ(ブリジット・ニールセン)の姿もあった。
高官と再婚をしていたルドミラはその会に出席し「さすが私の息子」と言葉をかける。
ヴィクターはその場を立ち去り「あの人は母親なんかじゃない」とやり場のない気持ちに打ち震えていた。
ついにアドニスとヴィクターの試合が始まる。
アドニスは父の仇ではなく自分自身の為、ドラゴ親子は底辺の生活からのしあがる為。
試合は肉体と心鍛え上げたアドニスが圧倒していた。
目じりから血を流し、劣勢の中それでも必死に立ち上がるヴィクター。
その姿をみる母親ルドミラは『あなたにはガッカリよ。駄目ね。あなた達は一生負け犬だわ。』と試合が終わる前に会場を出て行ってしまう。
そんな中でも必死に負けまいとするヴィクターを見るとイワン・ドラゴに突如悲しみと後悔がわいてきた。
息子として接っしていなかった・・・自分自身がされていたようにモノのように接していた。
必死に立とうとするヴィクターに「もういいんだ。」とタオルを投げて抱き寄せるイワン・ドラゴ。
勝利に喜ぶアドニス・クリード。
試合が終わりヴィクター・ドラゴはいつものようにランニングをしていた。
となりに父イワン・ドラゴも一緒に走っていた。
あらすじ | 感想 |
いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕ 映画レビュー索引ページ |
|||||||||
関連商品
|
Hello.
This is shinji.
I watched “CREED II” at the movie theater this time.
Outline of this article
Good point
Acting of “Dolph Langlen” (sorrowful eyes)
Bad point
Michael · Bakari · Jordan seems weak.
Tessa Thompson is unattractive
Adonis and Bianca episodes are boring
There is no presence of Rocky
I got sleepy.
🤔The main character of this movie is Victor Drago.🤔🤔🤔