ロッキー・ザ・ファイナル
★★★★☆
監督・脚本 シルヴェスター・スタローン
配給 20世紀フォックス
上映時間 103分
こんにちは、しんじです🤗
今回の映画は「ロッキー・ザ・ファイナル」です。
実はこの映画のレビューは前に書いたのですが、その原本がなくなってしまい再び新たに書き直しました。
もしかしたら前のレビューより星の数が増えたかもしれません😓
この映画は2006年の制作なので今から12年前(2018年執筆)。
ということはスタさんは60歳の時ですね。
世の中のお父さん、60歳でも鍛えればこんな身体になるんですよ。
あらすじ | 感想 |
🥊あらすじ
ロッキーが現役を引退してどれくらいの年月が経つのだろうか?
顔には深いシワが刻まれていた。
そして最愛の妻エイドリアンが死んで3年の月日が過ぎ去り、ロッキーはエイドリアンの墓の前で過去の思い出に浸る日々を過ごしている。
ポーリーを連れては思い出の地を巡るのも何回したことだろう。
そんなロッキーにポーリーが言う。
「もういい加減に過去にすがるのはやめろ。」
「何を言う。俺には宝物なんだ。」
「俺にはゴミだ!俺はエイドリアンには悪い兄だった。俺は過去を思い出したくないんだ。」
ロッキーは昔よく通ったバーに立ち寄った。
そこのカウンターに立つ女性店員。
「どこかで会ったかな?」
「ええ、昔家まで送ってくれて、そしてタバコを吸っていることを叱られたわ。」
「もしかしてリトルマーリーか?」
そんな出会いからマーリーとの交流が始まる。
ロッキーは生まれ持ってのお節介でマーリーの息子を自分が経営するレストラン「エイドリアン‘ズ」で雇い、続けてマーリーも店の案内係になってくれと頼む。
ある日、スポーツ番組の企画で「現ヘビー級チャンピオンのメイソン・ディクソンと伝説のチャンピオンロッキー・バルボアが闘ったらどちらが強いのか?」というお題でコンピューターによるシミュレーションCGによる試合が行われていた。
評論家の多くはロッキー・バルボアが勝つと予想し、シミュレーションCGの試合結果もロッキーが勝利した。
それを観ていたヘビー級チャンピオンのメイソンは33勝無敗の自分を世間が軽く見ていることに不満を持つ。
プロモーターやTV関係者により自分の道を見失っていたメイソン・ディクソンは、昔のトレーナーに相談する。
「今のお前には本物のボクサーと闘うことが必要だ。そいつはお前の壁になり、その壁を乗り越えた時、お前は真のチャンピオンになれる。そして自尊心を学ぶことになるだろう。」
同じ頃、シミュレーション試合を観たロッキーの心にも鎮めていた炎が燃え上がってしまった。
抑えきれない心の内をポーリーに打ち明ける。
「何考えてる?おまえのピークはもう過ぎてるだろう?」
「俺の心の奥でまだ炎が燃えているんだ。」
「で、その炎の正体はなんだ?エイドリアンが去っていった怒りか?」
「エイドリアンは死んだんだ!!こんなに辛いなんて思いもしなかった。時々、抑えきれない炎が俺の心を荒れさすんだ。」
そしてロッキーはボクシング協会を説得しボクシングライセンスを再取得する。
ある日メイソンのプロモーターがレストランに訪れ「メイソンVSロッキー」のエキシビジョンマッチを提案してきた。
ロッキーは自分が思うよりも大きな試合が組まれてしまったこと、そして自分が現役に復帰したことに対して恐怖心を抱いてしまう。
その思いをマーリーに伝えるとロッキーの心を支える言葉が返ってきたのだ。
「ロッキー、あなたは心の炎を隠せない人よ。多くの人はその炎を持ちながら隠し、そしていつか消えてしまうわ。でもあなたは違う。機会を無駄にしないで。あなたの炎を燃やしなさい。それがロッキーあなたよ。これまでもこれからも。闘うのがボクサーよ。」
ある夜、ロッキーに寄り付かなかった息子ロバートがレストランを訪れる。
「何を考えてるんだ。父さん、歳を考えろよ。街じゃ皆が父さんを笑いものにしている。僕も笑いものだ。今までも父さんの息子だってことがどれだけ辛かったか!それなのにまたこんな事を。どう思ってるんだよ!!」
「おまえが生まれて俺たちの思うようにお前は強く育ってくれた。だが自立していつ頃からか、お前はお前じゃなくなっていった。人生は思いパンチでお前を打ちのめしてくる。だがどんなパンチでも恐れるな。苦しくても前に進み続けるんだ。その先に勝利があるんだ。周りを指さし人のせいにするな。それは卑怯者がすることだ!おまえは卑怯者じゃない!この俺の息子だ!!」
何事も父のせいにしていたロバートは会社を辞め、試合が終わるまでロッキーと共に過ごすことを選択する。
ロッキーはアポロのトレーナーであったデュークに自分の身をあずけ、過酷なトレーニングを始め、身体を作り上げる。
会場は派手なライトがあふれロッキーとメイソンが対峙する。
そして試合が始まる。
メイソンのスピードに追い付けないロッキー。
メイソンに翻弄され早くもダウンを奪われる。
だがロッキーの鉛のようなパンチが届くと顔を歪ませるメイソン。
いままで対戦者を秒殺してきたメイソンだったがラウンドは続いていく。
スピードで射すメイソン
ロッキーの鉛のようなパンチ。
試合は混戦になるが10ラウンドに大きなダウンを奪われるロッキー。
だがロッキーの脳裏にはトレーナーのミッキー、観客席にいるエイドリアンの顔が浮かんでくる。
どんな苦しくても前に進み続けるロッキー。
最後まで立ち続けた。
もはや判定は関係なかった。
日が明けていつものようにエイドリアンの墓に花を手向けるロッキー。
その顔は過去に浸る寂しい顔ではなかった。
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あらすじ | 感想 |
いつもお馴染みの本音ぶつけ合いの場面が3つくらいありましたでしょうか?
1. ポーリーに心の炎について語る
2. 試合への恐怖をマーリーに語る
3. ロバートにお前はこの俺の息子だ!と熱弁する。
いや、ボクシング協会に「俺の幸せをつかむ邪魔をするな!」って語る場面をいれると4つかな?
とにかく本音をぶつける場面が多いですね。
そのどれも熱いです🔥
でも何気に一番熱いのはマーリーの言葉かな。
「燃やすのよ!これまでも、これからも!」
しっかりとエイドリアンの役目をしてくれました👏👏👏
そして試合前日にロッキーの部屋の前でロッキーにキスをする場面。
とても良い場面でした。
シルヴェスター・スタローンは女性とのセックスシーンはあまり撮らないし、あってもあっさりとしています。
こういうところがとても好感が持てます。
だからこのキスシーンもすごくさわやかに描かれています。
ロッキー5でもそうなのですが、ロッキーの映画で息子ロバートのエピソードって僕にとってはあまり魅力を感じないんですよね😑
はっきりいって息子エピソードいらなーい。
この映画のメイソン・ディクソンは本物のボクサーで当時ライトヘビー級のチャンピオンのアントニオ・ターバーが演じています。
仕方がないのですが演技が下手くそです👎
そのためメイソン自身の心境が全然伝わってきません。
試合最終ラウンドにでも、もっとロッキーをリスペクトする心境が描かれていればよかったのに。
今回のヒロインの「リトルマーリー」は僕が「ロッキー」のレビューで書いている好きな場面にでてくる少女です。
そんな思い入れがある彼女が出てきたことが少しうれしかったりします☺
「ロッキー」の映画の集大成としてはぴったりの映画だったと思います👍
あなたが好きなロッキーは何作目ですか?
コメントお待ちしています。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is shinji🤗
This time I wrote a review of “Rocky Balboa”.
📝Outline of this article
Good point
🔶Marley’s kiss
🔶Marly’s encouragement scene
🔶Paulie and Rocky scenes
Bad point
🔷Acting of Antonio Tarver
🔷Robert’s Episode
🤗I think that it is very wonderful as a culmination of the “Rocky” series.👏👏👏