愛を積むひと
★★★☆彡☆
原作「石を積む人」エドワード・ムーニーjr
監督 朝原 雄三
脚本 福田卓郎
配給 松竹
上映時間 125分
こんにちは、しんじです😇
今日は日本映画「愛を積む人」の感想を書きます。
こちらの映画はアメリカの小説「石を積む人(The pearls of stone man)」(エドワード・ムーニー・jr)が原作で、舞台を日本の大自然が在る北海道にして佐藤浩市、樋口可南子というベテラン俳優が主演となっております。
僕は日本映画の若手を主演として恋だの愛だの言う映画が大嫌いで、本筋の物語がきちんとあるのに行き着く先がいつも恋愛話にもっていくのが日本映画の悪いところと思っています👎👎👎
日本映画の悪口はこのくらいにしまして、この映画楽しみたいと思います✨
あらすじ | 感想 |
そこに小さな2階建ての家がある。
白髪交じりの篤と妻の良子が暮らしている。
良子は家の前の小さな畑の手入れをしている。
一方、篤は家の中でダラダラ過ごしている。
ある日、良子が家を囲むように石の塀を作るため造園会社に相談、出来るだけ自分たちの手で造ることを目指し、造園会社の親方は「見習の徹を派遣させる。」と協力をしてくれた。
勝手に決めた良子に困惑していた篤だったが押しの強い良子にはかなわない。
見習の徹(17歳くらい)と一緒に石塀をつくるのだが徹は極端に不愛想。
それでも人の好い良子は徹にやさしく接する。
ある夜の事、家に忍び込んだ泥棒に良子が鉢合わせてしまう。
突き飛ばされた良子は足をくじいてしまう。
足を怪我した良子は家事や畑仕事に不便をしていた。
そこに徹と徹の恋人の聡子が手伝いに来てくれた。
聡子は篤をおじさん、良子をおばさんと慕い良子のかわりに畑の世話などをしてくれた。
良子の誕生日に篤、徹、聡子はそれぞれプレゼントを用意する。
篤からのプレゼントは「ひと粒の真珠」
あまり裕福ではない篤が毎年ひと粒の真珠をプレゼントしていた。
そして毎年ひと粒づつ糸に通しネックレスをつくっていたのだ。
今年で25粒目。
「素敵」と感動する聡子だったが、先日の泥棒に盗まれたことを知ると聡子と徹の顔は曇るのだった。
ある秋の日、きのこ狩りにでかける聡子と良子。
紅葉の綺麗な林の中、良子が胸に手を当てながら倒れてしまう。
心臓の持病が悪化したのだ。
良子の葬儀が終わる。
良子のために北海道に引っ越し、良子のために建てた小さな家。
篤は北海道も家も全てがむなしくなってしまった。
ある日、心配して訪ねた聡子から一通の手紙を渡される。
「わたし、おばさんからこうなった時にって頼まれていたの。」
良子からの手紙だった。
良子は自分が去った後の篤が気がかりでしかたがなかったのだ。
そこに書かれていたのは良子からのお願いだった。
ひとつ、またひとつと良子のお願いを実行する篤。
そこには良子からの大きな愛があった。
あらすじ | 感想 |
僕は若いころの佐藤浩市がとても嫌いでした。
いつもどこか格好つけているのが鼻についていました。
しかし、歳を重ねると少しづつ親父さん三国廉太郎を思わせるような感じになってきました。
良子がいないとダラダラ、面倒くさがりな篤。
でも良子が少しでも具合が悪くなると、すぐさま情けないほど心配する顔になるんです。
こういう演技が凄く良いです。
良子に尻をはたかれる、でも良子の笑顔を見るとうれしい。
良子の喜ぶ顔を見るために北海道に引っ越す。
とにかく面倒くさがりな篤は良子の喜ぶ姿が好きなのだ。
そんな篤を本当にわかりやすく演じていたと思います。
映画のタイトルから「感動させる映画だよ」ってことがわかるのですが、でも出来上がりの作品はじんわりとした感動に仕上がっています。
とてもいい映画でした。
良子は篤のことを知っているからこそ、一歩先に手紙を添えている。
篤が道を見失わないように道しるべをつけている。
手紙が最終的に「愛する心」と「許す心」につなげていくのは素晴らしかったですね。
原作が良かったのだろうけど、作風がとても分かりやすいものでした。
日本映画の良い部分が出ているようにも感じました。
監督を調べてみて納得しました。
「釣りバカ日誌」の監督さんなんですね。
そのわかりやすい作風はこの監督さんだからこそですね。
あなた好きな日本映画があったら教えてください。
コメントお待ちしてます。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is shinji🤗
This time I wrote a review of the Japanese movie “The pearls of stone man”.
📝Outline of this article
Good point
🔶This movie was “easy-to-understand movie”.
🔶It was good not to be “Intrusive touching movie”.
🔶The performance of “Sato Koichi” was good
🔶A small house in Hokkaido was good
Bad point
🔷I was a bit irritated with the character of “Toru”