カテゴリー: ホラー・オカルト

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サイコ２
★★★★★
監督　リチャード・フランクリン
脚本　トム・ホランド
配給　CIC
DVD　ジェネオン・ユニバーサル
上映時間　113分

こんにち、しんじです

今回はアンソニー・パーキンス主演のサスペンススリラー「サイコ２」の感想を書きます。

この映画はアルフレッド・ヒッチコック監督の傑作「サイコ」の続編です。

あの有名なバスルームで女性が包丁で刺されるシーンはあまりにも有名ですよね。

この「サイコ２」は「サイコ」から22年後に製作された映画で、内容もその年月同様に22年後のストーリーとなってします。

ノーマン・ベイツ役も前作同様アンソニー・パーキンスなのも凄く興味深いですよね。

僕はこの映画を高校生のときくらいに観たのですが、ストーリーが2転３転していき予想を覆すラストが衝撃的でした。

そしてこの映画に出演していたメグ・ティリーにポーっとした覚えがあります

あらすじ

感想

🔪あらすじ

忌まわしいあの殺人事件から22年の時を経て、精神病院にて治療を受けていたノーマン・ベイツ（アンソニー・パーキンス）は裁判のもとレイモンド博士（ロバート・ロッジア）の監察下において社会復帰を認められた。

この判決に不服を申し立てたのは被害者達の遺族だ。

「法律は加害者の社会復帰に尽力するが殺された被害者のことを考えない！」

ノーマン・ベイツの社会復帰など決して許せないでいた。

ノーマンは自分の家に戻ってきた。

母親と自分の家に。

ノーマンが階段を昇り詰めると、電話の下にメモが置いてあった。

それは「今日は帰りが遅くなる。」と告げる母親からのメモだった。

そのメモに顔を引きつらせるノーマンだった。

ノーマンは近くにある食堂にて働くこととなった。

もちろん食堂のスタッフはノーマンの事情を知っている。

ノーマンを快く迎える人、忌み嫌う人さまざまだ。

そこでウエイトレスをするメアリー（メグ・ティリー）と出会う。

メアリーは同居の恋人と喧嘩をしたため、帰る家がなかった。

「自分の家はモーテルをしているため、居たいだけ居ればいい。もちろん無料で貸すよ。」

ノーマンはメアリーを家に招いた。

ノーマンの家にメアリーだが、母親の部屋を避けるノーマンに、「克服するには立ち向かわなければいけない。」とノーマンに母親の部屋の現実を見せる。

全ての家具に白い布を巻き付け、ベッドも片付けられた人気のない部屋がそこにはあった。

メアリーとの生活に心を弾ませるノーマンだったが、ノーマンの周りに第三者の存在が身をもたげてきたのはそのころからだった。

「あばずれを連れ込むな。」というメモ、母親を名乗る電話、そしてメアリーを壁の穴から監視する目。

レイモンド博士が様子を見に来ると、ノーマンは食堂の

勤務をやめ、自宅のモーテルを再び開業することを告げる。

そしてメアリーが一緒に住んでいることを話す。

メアリーが出勤に家をでてくるとレイモンド博士はメアリーを乗せて送って行ってくれた。

ひとりモーテルの壁をペンキで塗るノーマン。

家をふと見上げると、窓のカーテンをひき寄せる手の向こうに母親の姿があった。

慌てて母親の部屋に駆け上るノーマン。

部屋に入ると、白い布は取り払われ、今まで母親が使っているような様子になっていた。

そして一枚のメモが置いてあった。

「あのアバズレを追い払わないと、私が殺すよ。　母より」

レイモンド博士は警察署に立ち寄るとノーマンの監視を願い、そしてメアリーの身元調査を依頼した。

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あらすじ

感想

🔪感想

この映画の脚本は凄く良くできています。

なかなかラストを予想できる人はいないでしょう。

過去の忌まわしい自分自身に立ち向かおうとするノーマン・ベイツ。

だが、それを邪魔するように次から次へと母親からのメッセージが入ってくる。

苦悩するノーマンに感情移入し、同情する人も多いでしょう💛

ところが、途中からよくわからなくなってきます

こいつ、本当にイカレてしまったのか？

それとも最初から治っていなかったのか？

だが、やっぱり第三者がいるみたいだ。

そしてメアリーの苦悩と涙。

ラストは絶対に悲しいことになりそうな予感。

ノーマン・ベイツやメアリーが忌まわしい過去に翻弄されていく様子がとても悲しいです

そして恐ろしいです😱

「サイコ」を観ていなくてもノーマン・ベイツの経緯を少し知っていれば楽しめる映画です。

最初は役を引き受けるつもりがなかったアンソニー・パーキンスが脚本を読んでやる気満々になったほどの脚本です

良く練られています。

ちなみに脚本はトム・ホランドによって手掛けられました。

彼は「フライト・ナイト」や「チャイルド・プレイ（1）」の監督・脚本もしています。

どちらも今も根強い人気の映画です。

この映画でのアンソニー・パーキンスは本当に表情が豊かで凄いです。

もともと温厚な顔つきなので、苦悩するときは本当に同情を誘います。

それが一変して凄く怖い顔にもなるんです。

情緒不安定な男の役を好演しています。

アンソニー・パーキンス

このアンソニー・パーキンスの表情のように私たちの心情もコロコロ変わります。

同情したり、怖くなったり、また同情したり・・・

この映画はやっぱりアンソニー・パーキンスの演技があればこその映画ですが、先にも書いたように最初は再びノーマン・ベイツを演じるのを拒んだらしいです。

そこで代案としてノーマン・ベイツ役にクリストファー・ウォーケンも浮上したらしいですよ。

うーん。ウォーケン様が演じたノーマン・ベイツも個人的に凄く見て観たかった。

彼の綺麗な顔立ちがまた違った悲しみを演じたかもしれない。

それに若いメアリーがノーマン・ベイツに同情を越えた気持ちを持つのもクリストファー・ウォーケンの方が説得力ありますね。

メアリー役のメグ・ティリー

記事の最初に書いたように中学から高校生という多感な頃の僕にとってはメグ・ティリーがちょっと年上の可愛いお姉さんとして映りまして、TV画面を越しにポーっとした思いで見ていました。

あのちょっとパッチリした目元と口元がとても魅力的でした。

「Why is Tony getting all the attention?」

この言葉は、メグ・ティリーがアンソニー・パーキンスに対して言った言葉で、これを耳にしたアンソニー・パーキンスは怒ったらしいですよね。

「なんでみんなトニーに注目しているの？」

トニーはアンソニー・パーキンスのことで、当時メグ・ティリーはアンソニー・パーキンスのことや「サイコ（１）」もよく知らないで出演していて、この映画はアンソニー・パーキンスにとっては復帰をかけた作品だったのです。

それをあからさまに無神経に言ってしまったのだから、アンソニー・パーキンスにとってはおもしろくなかったでしょうね。

どの映画でも時代をあらわす俳優がいますよね。

この映画ではレイモンド博士を演じたロバート・ロッジアではないでしょうか？

何となくハリウッドの良き時代を生きた俳優という風格がありませんか？

こういう俳優さんがでていると映画が引き締まりますよね。

かっこういいですよね

夏にホラー・オカルトを観たい人はこのサスペンススリラー「サイコ２」も加えてみてください。

凄く見応えある凄く怖くてちょっと悲しい傑作ですよ。
凄くお勧めの１本です！

あらすじ

感想

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Review of Movies

Hello.

This is shinji.

This time I wrote a review of “Psycho 2” starring Anthony Perkins.

This movie is a sequel to Alfred Hitchcock’s “Psycho”.

phycho

I’m drawing a story 22 years later.

Anthony Perkins, who plays Norman Bates, does a great job.

And the script is very nice.

The last is unpredictable development.

“Who is really bad?”

Keep an eye on it until the end.

Suspense thriller that is very scary and a little sad.

This is a movie I recommend.

When I was in high school, I fell in love with Meg Tilly while watching this movie.

At that time she looked like a charming older lady to me.

It is a movie that has such faint memories.