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バーティカル・リミット
★★★☆彡☆
監督　マーチン・キャンベル
脚本　ロバート・キング
配給　SPE
DVD　Hapinet
上映時間　124分

こんにちは、Shinjiです
今回は僕のビデオコレクションのひとつ「バーティカル・リミット」のレビューを書きます。

この映画は2000年に作られた映画で主演はTVドラマ「NCIS：LOS ANGELES潜入捜査班」の主演G・カレン役のクリス・オドネルです。

🏔ストーリー

父ロイスは有名な登山家。

その日もピーター、アニーの兄妹は父の背を見ながらロッククライミングを楽しんでいた。

突然、上にいるロッククライマーが落下し、そのロープがロイスの身体に引っかかってしまった。

ロープ一本にアニー、ピーター、ロイスが宙づりになってしまう。

岩に差し込んだカムが抜けそうになった時、ロイスはピーターに「ロープを切れ」と命ずる。

父をつなぐロープにナイフを当てるも切ることができないピーター。

「妹を死なせたいのか！」

歯を食いしばり涙ながらロープを切る。

父ロイスの犠牲で兄妹は助かった。

３年後。

ピーターは登山家をやめ自然写真家になっていた。

一方、アニーは雑誌で紹介されるほどの登山家になっていた。

ピーターがアニーのいるベースキャンプを訪ねるとアニーは実業家のボーンをK2の頂上まで登らせるチームに加わっていた。

ピーターがベースキャンプを立ち去ろうとするとき、頂上の風向きから天候悪化の兆しを察知する。

ピーターの心配通り、アニー達はK2の頂を前に強風と地吹雪で立ち往生していた。

その矢先、アニーの足元が割れ、チームのボーン、アニー、トムはクレバス内に閉じ込められてしまう。

アニー達は極限の中、高山病の肺水腫にみまわれ、命のタイムリミットが迫っていた。

ピーターは6人の救助チームを編成し、2人組の３チームでの捜索が始まった。

各チームは氷の壁を爆破するためのニトログリセリンを背負いながら3ルートに分かれて捜索を開始する。

そんな３チームを容赦なくK2の自然が立ちはだかる。

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🏔感想

登山ものはヒヤヒヤします。

僕は軽い高所恐怖症なのでしょうか。

映画を観ていて足がすくみます＾＾；

僕はスキューバダイビングはできるけどロッククライミングは無理だなぁ。

映画はそれほど迫力満点に作られていて凄く楽しめます。

この映画の悪者はボーンという金持ち実業家のわがままで、クレバス内に閉じ込められる危機的状況になるのですが、アニーが助かったのも、どうやっても生き延びたいという執念を持つボーンのおかげでもあります。

まぁ、原因はボーンのわがままが招いたことなのですが、クレバス内でのボーンの判断は100％間違っているとも思えませんでした。

落下の時体中が酷い打撲で瀕死のトム・マクラーレンに限りある抗肺水腫の注射をうつのをボーンが反対するのはわからないでもない。

これは緊急避難ともとれます。

まぁ、人でなしであることには間違いないですがね。

それとボーンがトムの身体から血を抜き取り、血の目印によりクレバスの位置を知らせる作戦もボーンの執念と機転です。

兄のピーターは妹のアニーを救いたい一心だが、登山家のスキップが言います。

「この厳しい雪山に捜索を他の登山家に強いるのは酷だ。」

さらに登山家のエドが言います。

「３人を救うのに6人の命を危険にさらすのか？」

父ロイスと旧知の仲ウィックもこう言ってます。

「死にそうなのは、もう死んでいるのと同じだ。」

命を削りながら登るK２では、きっと３人の言葉が正論なんでしょうね。

救助隊はピーターのほかに５人あつまりました。

このうち３人は救助とは別の目的で加わりました。

しかしベンチ兄弟だけが自分の中の誇りに従い救助に名乗りをあげます。

この2人かっこいですね＾＾

ニトログリセリンの爆発、雪崩など3人が命を落とし、ようやくアニーを見つけます。

しかし救出の最中、またピーター、アニー、ウィック、ボーンが１本のロープに宙づりになる。

ここで、ウィックが父ロイスと同じことをします。

自らロープに刃を当て、クレバスの闇に落ちていきます。

ピーターはウィックと捜索していたのですが、途中でウィックが言います。

「おまえがやったことは間違っていない（父の言うことに従いロープを切った事）」

そして最後、自ら自分のロープを切り、ピーターとアニーを救った。

ウィックはロイスと同じことをやったのだ。

『ピーター、おまえがたまたまナイフを持っていただけだ。ナイフを持っていれば父ロイスは俺と同じように自分でロープを切ったさ。おまえは重荷を背負うことはないんだ。』

ウィックは最後にピーターにそう伝えたのでしょうね。

「バーティカル・リミット」のような映画は他にもありますが、この映画はなかなかの秀作だと思います。
おススメです。

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Review of movies
Hello.
This is shinji.🤗
This time I wrote a review of “Vertical Limit”.

Outline of this article

Good point
This movie is full of nervous excitement.
People who like high places can really enjoy it.
Movie with active villains.

Bad point
I do not feel attractive to Robin Tunney.

🏔Lessons Learned: Sometimes you need “cool-headed decision” in front of harsh nature🤔🤔🤔