ラッシュ/プライドと友情
★★★☆☆
監督 ロン・ハワード
脚本 ピーター・モーガン
配給 ギャガ
DVD ポニーキャニオン
上映時間 123分
こんにちは、しんじです
今回はF1レーサーの熾烈な闘いを描いた「RUSH」のレビューです。
この映画は「不死鳥」「スーパーラット」と呼ばれたニキ・ラウダと1976年のチャンピオンシップを繰り広げたジェームス・ハントを描いた映画です。
僕はF1にはそんなに興味はないのですが、僕の世代ではアイルトン・セナとアラン・プロストの露出が多かったですね。
あらすじ | 感想 |
F3のレーサーに「ジェームス・ハント(クリス・ヘムズワース)」がいた。
彼は自由奔放な生活をし、酒、女、パーティーが好きな男だった。
ある日彼の目の前にニキ・ラウダが現れた。
何事も堅実にこなし、面白みのない「ニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)」
あるレース直前にプロ意識のないハントを鼻にもかけないラウダにライバル意識を燃やすハント。
レースはハントが優勝するがラウダはその無茶なドライビングに異を唱えた。
ハントがF3の優勝に浮かれていた時ラウダはブリティッシュモーターレーシング(BRM)と契約を結んだニュースを耳にする。
そしてハントがF1レースに自腹で出場することを決めると、ラウダがフェラーリと契約したニュースを耳にする。
いつも自分のひとつ前をいくラウダにハントは嫉妬をしていた。
1976年
ハントはマクラーレンからレースに出ていた。
ラウダが1位になれば次のレースはハントが1位に一進一退を繰り広げるレース。
だがやはりハントよりもラウダがいつも前を走っている。
ハントはその差を縮められず焦るが、ラウダも実はハントの自由奔放な性格とその走りにみせる一瞬の煌めきに嫉妬をしていたのだ。
第10戦ドイツグランプリ
ただでさえレーサーは20%の死と隣り合わせ、雨で濡れたレーシング場にラウダはレースの中止を提言した。
だがレースは行われた。
レース途中、濡れた路面でウエットタイヤからスリックタイヤに交換。
ハントは先にピットを出る。
焦るラウダ。
「早くしろ!」
順位を挽回するラウダ。
だがある高速コーナーでコントロールを失う。
車は炎に包まれ、その中にヘルメットが脱げてしまった。
安全ベルトを外そうにもはずれない。
熱さに悶絶するラウダ。
後続車が次々と停車しレーサーたちが決死の救出をした。
400℃を超える炎の中に1分間。
ラウダの顔は焼けただれ、肺も深刻な火傷を負う。
病院にて死の危険すらあったラウダは不屈の精神と驚異的な回復力でわずか6週間後にレースに復帰。
それまでポイントを稼いでいたハントの喉元に食らいつくレースを展開。
その奇跡のレースの観客を驚かし感動を与えた。
レースをリタイアしてしまったハントは、そのラウダの姿に再び闘志を燃やしていた。
最終戦 日本グランプリ
降りしきる豪雨と強風
「レースは中止だろう?」
「いいや。やるさ。世界がお前たちの決戦を見たがっている。」
ハントは落ち着きを取り戻すのに必死だった。
車に乗り込む2人。
後ろを振り向くとラウダが手を上げうなづいていた。
そしてハントも覚悟を決めた。
2人の勝敗は?
その先にあるものとは?
あらすじ | 感想 |
男の嫉妬が凄く描かれている映画ですね。
副題の「プライドと友情」とはちょっと違うような気がしますね。
この映画で結局2人の間に友情は生まれたのでしょうか?
酷い火傷を負いながらも復帰したラウダに記者のくそ野郎が「あなたのその顔を見て奥さんは何て?夫婦生活はうまくいくんですか?」
質問をした奴をハントはぶん殴りましたよね。
でも、これってライバルを第三者が馬鹿にされれば頭にくるのは当たり前ですよね。
友情とはちょっと違うかな?
ラストでラウダが「これからも僕を脅かし続けてくれ?」という言葉を贈るのは、もうこの後の輝きを期待できないハントに対する叱咤ですよね。
この映画ニキ・ラウダが少し嫌な奴に描かれています。
でも本当はニキ・ラウダがプロ意識を高く持った人だったのでしょうね。
そうイチローが時々鼻につくときがあるのですが、それと同じです。
逆にハントのプロ意識の欠如にニキ・ラウダのイラつきがあったのでしょう。
ただ、ニキ・ラウダのハントに言う最後の言葉は正直な心のうちのような気がする。
「僕たちはF3の時はガキだった。F3に夢中になり親にも見放された。それが今はお互いチャンピオンだ。悪くない。」
本当のニキ・ラウダとジェームス・ハントはその正反対な性格がうまくかみ合って、仲が良かったそうですね。
一緒に生活をしていたという話もあるそうです。
しかしクリス・ヘムズワースもダニエル・ブリュールも、実物に近づけましたね。
本当にそっくり。
ライバル同士の嫉妬と闘志がよく描かれていて面白かったです。
レーシングカーもかっこよかったですよ。
あなたのコメントをお待ちしています。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is shinji😎
This time is the review of ‘RUSH’ depicting the world of F1 racer.
Outline of this article
Good point
Movie script
Camera work
The racing scene is cool
The actor looks exactly like the real one.
Bad point
It is doubtful that the friendship really budded.
🤔In the movie “Niki Lauda” is drawn to a slightly disgusting man.
But in reality ‘Niki Lauda’ is a person of high caliber
I felt that way.🤔🤔🤔