インシディアス
★★★☆彡☆
監督 ジェームズ・ワン
脚本 リー・ワネル
配給 ショウ・ゲート
DVD Happinet
上映時間 103分
こんにちは、しんじです
今回はジェームズ・ワン監督のホラー映画「インシディアス」の感想を書いてみます。
ジェームズ・ワンといえば「Saw」、「死霊館」などのホラー界の貴公子的な存在だったのだけど、最近は「ワイルド・スピードSKY MISSION」や2019/02/08日本公開の「アクアマン」などアクション、SFと幅広く活躍していますね。
あらすじ | 感想 |
ジョシュ・ランバート(パトリック・ウィルソン)の息子ダルトンが突然昏睡状態になる。
それと同時に以前から悩まされていた奇怪な現象が激しさを増す。
ポルターガイストだ。
ジョシュが仕事で留守の間、その現象で悩まされる妻のルネ。
ランバート家は他の地に引っ越すがポルターガイストは収まらない。
ある日、一人の女性がランバート家にやってきた。
霊能力者エリーズ・ライナー(リン・シェイ)だ。
ルネより悩みを聞いていたジョシュの母親ロレインが招いたのだ。
エリーズとロレインはある封印された過去をジョシュに告げる。
それはジョシュの封印された記憶と能力の話だ。
ダルトンが狙われた原因は受け継がれたその能力が招いたのだ。
ダルトンの魂をおしゃぶりにしダルトンの体で蘇えりを画策しようとする悪魔。
その悪魔の部屋からダルトンを助け出すため、ジョシュに力を貸すエリーズ。
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あらすじ | 感想 |
やはり、ホラー映画で一番怖いと思えるのは、日常生活の中で起きるポルターガイスト現象だと思います。
映画のストーリーではジョシュ(パトリック・ウィルソン)の息子ダルトンが原因不明の昏睡状態になるところから始まり、そこから身の回りで不可解な事が起き始めるのですが、この辺の不気味さが一番怖いですね。
居るはずのないところから声がしたり、カーテン越しに人の影が見えたり・・・
また、心霊調査班のデコボココンビが目撃する女性の姉妹霊のインパクトはかなり心臓に悪いです。
僕がこの映画で一番トラウマ的印象に残った場面かもしれないです。
あれが自分の部屋で現れたら、部屋に帰れないだろうな。
ここまではきっと一般的に評価は悪くないと思います。
おそらく評価が分かれるのは、この後からなのでしょう。
悪魔の登場です。
顔面が赤と黒の顔でちょっと間違えばスターウォーズのダース・モールと間違われてしまいかねない悪魔です。
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ここら辺からちょっとびっくり系のホラー映画
の要素が強くなり始めました。
僕もジョシュ(パトリック・ウィルソン)の後ろに悪魔が現れた時びっくりしすぎて失禁してしまいそうになりました😱
それはそれで楽しめたのですが、悪魔の姿がはっきりしてしまった為に不気味さが半減してしまいました。
怖いっていうのは「何かわからない得体のしれないもの」だからこそ怖いのですよね。
だから悪魔の部屋で悪魔が自動爪とぎ機で自分の爪を研いでいる姿は、もうすでにコメディに足を踏み入れてしまっていた。
(そう、まるで貞子がピッチャーマウンドに立ってしまうように。)
そうなるともう観客の興味を引くにはびっくりさせるしかなくなってしまう。
ここでそれを楽しむか否かなんですよね。
僕も正直びっくり系ホラー映画はあまり好きではないのです。
「リング」や「残穢」のように肌にまとわりつくような得体のしれない不気味なホラー映画の方が好きです。
だから、後半かなり興味は削がれました。
ところが、ジョシュの小さいころのエピソードなどが、かなり不気味でホラー映画ファンの心を引き付けるには十分だったり・・・
(このエピソードはインシディアス:chapter2への伏線になっています。)
全体的にはホラー映画のジャンルではかなり怖い映画の部類になっていると思います。
この映画を経て、「死霊館(The Conjuring)」が作られるのですが、ホラー映画としてさらに洗練された映画になっています。
ジェームズ・ワン監督は暗闇の中に目を凝らすと「何かいるような気がする。」「横で何かが息づいている。」というような恐怖をつくりだすのが凄く上手です。
その一方で恐怖の対象の造形を作りこんでしまうところが欠点かな。
得体のしれない不気味なものは、得体のしれないままのほう案外怖いのですよね。
これからもジェームズ・ワン監督の映画には凄く期待してます。
あらすじ | 感想 |
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This is shinji.
This time I wrote a review of James Wang’s “Insidious”.
Director James Wang is a horror movie director such as “Saw”, “The Conjuring”.
Recently, he also oversees action movies such as “Wild Speed Sky Mission” and “Aquaman” and SF movies.
It is a very promising director.
Outline of this article
Good point
This movie has a quite creepy atmosphere.
Poltergeist is very good.
There is an episode that will not let the viewer get bored.
Bad points
📌Devil ‘s deliberate modeling is bad.
📌Sound effect for surprising is quite noisy.
Like “The Conjuring 2” devil’s shaping is not good.
James Wang has a bad sense of these kinds.
He makes devils too fancy.👎
But I am hoping for this director very much.👍👍👍