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ショーシャンクの空に
★★★★★プラス★★★
原作 「刑務所のリタ・ヘイワース」スティーヴン・キング
監督・脚本 フランク・ダラボン
配給 松竹富士
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ
上映時間 143分
こんにちは、しんじです。![]()
今回はついに書くことになりました。
不朽の名作と言ってよい「ショーシャンクの空に」の記事を書きます。
実は名作ってレビューを書くのを躊躇するんですよね。
それは「あれも、これも」と書きたいことがたくさんあって、記事がまとまらなくなるです![]()
だから時間もかかってしまう。
でも、今回はなるべくあっさり書こうと思いますね。
追記:やっぱりこの文章を書くだけで4時間かかってしまいました![]()
| あらすじ | 感想 |
定期的にくる新入りの入所日。
その日も複数の囚人がショーシャンク刑務所の壁をくぐった。
服役歴20年のレッド(モーガン・フリーマン)の目に止まるのは弱弱しい背の高い男だった。

名はアンディ、浮気した妻と間男を殺害したのだ。
アンディは思慮深く刑務所内を観察しながら過ごしていた。
レッドと言葉を交わしたのも、ひと月が過ぎたころだ。
「アンディだ。」
「女房殺しか。 何で殺した?」
「俺は殺していない。」

「はっ、ここじゃみんな無罪の罪で入ってるんだぜ。俺はレッドだ」
ある夏の日、屋外作業中、アンディは鬼の刑務官ハドリーの愚痴を耳にする。
「ちくしょう!相続財産のほとんどが相続税でもっていかれちまう!」
作業の手を止め近づくアンディ
「きさま!なぜ手を止める。」

レッドと仲間たちはアンディが殺されると思った。
だが、アンディは相続における税制対策をその場でハドリー刑務官に伝えた。
彼は元エリート銀行員だったからだ。
「きさまの言葉が嘘なら殺すぞ。おまえは何を望む。」
「暑い日の作業後には冷たいビールが何よりのごちそうです。」
後日、レッドと仲間は刑務官の目の前で冷たいビール飲むという魔法のような出来事を体験する。

アンディの刑務所の仕事は図書係という名の資産アドバイザーになった。
確定申告時期には、他の刑務所の刑務官たちもこぞってアンディの事務室(図書室)に並んだ。

所長、刑務官たちはアンディへの恩義から、アンディの尻と口を性処理道具としていた凶悪な囚人たちを排除し、アンディにある程度の目こぼしを施した。
謂わばVIP待遇だ。
だが、アンディの優秀な金融マネジメント能力をノートン所長は悪利用しようとする。

所長は囚人たちの社会福祉事業への貢献と社会復帰への訓練と称し、公共事業を落札し、そこからあらゆる資金をピンハネし、隠し財産をつくったのだ。
その金をロンダリングし管理するのがアンディの仕事となったのだ。
アンディは財務局への対策として「ランドール・スティーブンス」という架空の人間を作り上げた。
すべてはランドールがひとりで作り上げた財産なのだ。
誰も罪には問われないのだ。
また新入りが入ってきた。
仲間になったのはトミーという若者だ。
「アンディ、あんたは何の罪ではいってるんだ。」
「ここではみんな無罪の罪さ。」
しかし、アンディの犯した罪を聞いたトミーの顔色が変わった。

軽犯罪でいろいろな刑務所を渡り歩いたトミーは、ある刑務所で同じ罪を犯している男を知っていたのだ。
その男は言ったのだ。
「笑えるのは、俺がやった犯罪を銀行員の夫が肩代わりしてるんだぜ。そいつは無罪なのに刑務所に入っているってわけさ。笑えるだろ。」
アンディが入所してから19年の歳月流れたこの日、やっとその尻尾をつかんだのだ。
アンディは自分の冤罪を証明できるチャンスだった。
アンディはそれをノートン所長に告げ再審判を嘆願する。
だが、ノートン所長は・・・
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| あらすじ | 感想 |
素晴らしい映画って「素晴らしい」って言葉以外当てはまらないです。
>この映画は本当に素晴らしいです。![]()
物語はスティーブン・キング原作の映画らしく、登場人物が思い出を紐解くような形で進んでいきます。
僕はこの手法で進む映画がとても好きです![]()
なんかわからないけど物語に没頭できるんですよね。
結末に主人公が生きているという安心感からでしょうかね![]()
僕が凄く印象深いシーンはレッドとアンディが初めて言葉を交わすシーンです。
長年僕の脳裏に焼き付いている名場面ですね。

「ここではみんな無罪だという。」
レッドの陽気な性格が表れていて、すごくさわやかな場面になっています![]()
この場面のレッドの表情もそうですが、映画の登場人物の表情を丁寧に描いているのも印象深いです。
特に笑顔については素敵な笑顔が多い映画だと思います。

だから映画全体の雰囲気も明るい作りになっていて、レッドと仲間たちが話している様子などは、まるでちょい悪のガキたちが街で冗談を言い合っているような印象も受けます。
夏の炎天下の中冷たいビールを飲むエピソードさえ、なぜか青春の1ページを描いている感じになっています。

これもやはり主人公がストーリーを紐解く手法になっているからなのでしょうね。
そしてこのビールのエピソード以降に物語が大きく動いていきます。
それはアンディによって囚人と刑務官につながりができたからです。
アンディによって刑務所が大きく変わっていく。
少しの努力でも続けていけば変化することをアンディが刑務所のすべてのひとに見せたのです。
彼の根強い努力に刑務官も応援します。

そしてその結果、図書室が充実し、囚人たちは勉強をする場所を得ることもできるのです。
努力は報われることを証明すし、アンディは、レッドと仲間に、どんな状況でも心にある大切なものは無くしちゃいけないと力説します。
最初は笑っているレッドだったけど、アンディが「希望」という言葉を使い始めると、こう言います。

「お前に言っておくが、希望は危険だぞ。覚えておけ。」
この言葉はレッドの失意から来る妬みにも似た反発だったのか、それともブルックスのことからだったのか。
どちらにせよ、この言葉が後半の大きなテーマになっていきます。
たったひと言のセリフ。
このセリフの持つ力。
これが脚本の妙なのだと思います。
このセリフで物語をグイっと引っ張っていきます。
「希望は危険」
まさに後半の主なテーマになっていきます。
そしてこの「希望」の危うさを体現する出来事が起こります。
それは19年も服役してやっと見つかった自分の「冤罪」を証明するチャンスが、いとも簡単に潰されてしまう現実。
失意からかアンディの様子が変になっていく。
アンディは意味が解らない言葉をレッドにばらまきます。

このぶつ切りのような言葉こそが「希望は希望であるべき」ということをレッドに教える伏線となっているんですよね。
ほんとうにどうなっているんでしょうね、この脚本は。
感嘆します![]()
そしてブルックスの悲劇と出所したレッドの場面を重ね合わせていく作りになっていきます。

以前、レッドは刑務所内で言いました。
「この刑務所の壁は、最初は「憎み」、しだいに「慣れる」、やがて「頼る」ようになる。」
年老いたブルックスはその言葉の通りに、外の世界では生きていけなかった。

そして30年間刑務所に入っていたレッドも現実の世界に希望を持つことができなかった。
ブルックスと同じ道を歩んでいきます。
だけど道端にパンくずを見つけます![]()
それはアンディがばらまいた言葉のパンくずです。
アンディはそのパンくずを辿っていきます。
大きな木の下にある黒い石。

ここで耳を澄ましてみると波の音が聞こえてきます![]()
音響効果最高です!!
アンディはレッドに「希望は希望であるべき」ことを証明するんですよ。
もう最高のストーリーです![]()
アンディは希望のパンくずをバラまきました。
でもそれを辿る辿らないはレッド次第なんです。
つまりレッドも心の中に希望をなくしてはいなかったんですよね。
それがこの文字にあらわされています。

BROOKS WAS HERE の横に SO WAS RED
この言葉は訳では「ブルックス ここにあり。 レッドもここにありき」
と書かれていますが、もともとは大戦中の兵隊の間ではやった言葉
「Kilroy WAS HERE」をブルックスは文字って書いているのです。
この「Kilroy WAS HERE」は「あっかんべー」とか「ざまーみろ」みたいなニュアンスがはいっているのです。
ブルックスは死に際に世の中に皮肉の唾をはきかけて死んだことがわかります。
それとは逆にレッドはそんな境遇に唾を吐きかけ「俺は何としても生きてやる!」という決意を壁に書いたことがうかがえますね。
この「Kilroy WAS HERE」はイーストウッドの「戦略大作戦」のなかでも出てくる文字ですね。
ラストは本当にさわやかな終わりです。
あまりにもさわやかなために涙が出てきますよね。

さて、この映画はこんなにも素晴らしいのに実はアカデミー賞7部門ノミネートだけで終わってしまいました。
この年度の賞レースは激戦だったのです。
フォレスト・ガンプ、パルプフィクションなど今でも根強い人気の映画がノミネートされていたのです。
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だから賞レースでは負けてしまいましたが、実は語り継がれる名作になっているのはこの「ショーシャンクの空に」ではないでしょうか。
まさに無冠の帝王です。
監督のフランク・ダラボンはこんなに素晴らしい脚本と監督をすることができるのに世に出した数は本当に少数です。
「グリーンマイル」や「ミスト」もダラボンの作品です。
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この「ショーシャンクの空に」は当初、アンディ:トム・クルーズ、レッド:ハリソン・フォード、さらにトミー:ブラッド・ピットという話もあったそうです。
なんかこのバージョンの「ショーシャンクの空に」も観てみたいですね![]()

日本ではモーガン・フリーマンの知名度が一気に上がりました![]()
彼が名優であることを証明した作品だと思います。
そういえばこの前観た「バトルフロント」の保安官、やけに見覚えがあると思ったら、ハドリー刑務官役クランシー・ブラウンだったのですね。
どうりで見覚えがあると思いました。
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私の中でこの映画もやはり名作と認識しています。
「ダンス・ウィズ・ウルブズ」、「シンドラーのリスト」、「ショーシャンクの空に」
これで「生涯で観た素晴らしい映画5本」の中の3本は決まりです。
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もしもまだ観ていないひとがいたら絶対に観てください。
観ていない人がいたらお勧めしてください。
それくらい素晴らしい映画だと思います![]()
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This time I can’t translate exactly what I want to convey, so please read the text in English.
“Dances with Wolves”, “Schindler’s Lis” and “The Shawshank Redemption” are my best three.
















