「記者たち 衝撃と畏怖の真実」の感想・レビュー(ネタばれあり)

記者たち 衝撃と畏怖の真実

記者たち 衝撃と畏怖の真実記者たち 衝撃と畏怖の真実
★★☆彡☆☆
監督 ロブ・ライナー
脚本 ジョーイ・ハートストーン
配給 ツイン
DVD 松竹
上映時間 91分

こんにちは、しんじです。

少し前に「バグダッド・スキャンダル」という映画を観てイラク戦争の人道支援「石油食料交換プログラム」における不正を描いた映画を観ました。

そのつながりとして今回は「記者たち 衝撃と畏怖の真実」という映画を鑑賞してみました。

監督は「スタンド・バ・ミー」「ミザリー」の監督ロブ・ライナーです。

今作には自信も思い入れがあるのか出演しています。

記者たち 衝撃と畏怖の真実 記者たち 衝撃と畏怖の真実


PukuPukuMarine
💣感想

この映画はナイト・リッダー社という新聞社の記者ウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)ジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)2名が編集長ジョン・ウォルコットの指示のもとイラク戦争の真実を追求していく内容です。

※ナイト・リッダー社は共同通信社みたいなもんかな?
 この社の記事を傘下の新聞社は自由に使っていいみたいですよ。

映画の内容としては記者の日常も描きながら、70%以上がジョージ・W・ブッシュ政権がイラク戦争へ踏み切った理由「大量破壊兵器」についての嘘を暴いているものになっています。

イラク戦争の前にはアフガニスタン紛争、湾岸戦争があります。

アフガニスタン紛争において実はアルカイダの長でありテロの首謀者とされるオサマ・ビン・ラディンはアメリカとともに戦った戦士たちでした。

彼らの武力技術はアメリカ直伝のものです。

そしてジョージ・W・ブッシュの父親ブッシュ政権におけるクウェートをめぐるイラクとの戦争=湾岸戦争

アメリカは中東問題の介入によりテロの標的となる。

9・11世界貿易センタービル、アメリカ国防総省への衝撃的な同時多発テロになります。

記者たち 衝撃と畏怖の真実

このテロからアメリカはイラク戦争へ突入していくのですが、ブッシュ政権は世界へ大義名分としてイラクのサダム・フセインが「大量破壊兵器」を保有していると掲げます。

だが、今現在、これが真実となっています。

『大量破壊兵器は実在しなかった。』

つまりアメリカが掲げた大義名分は嘘で国際社会上、アメリカのイラク攻撃は正当なものではなかったとされています。

しかし、当時のアメリカは9・11のショックから国民は冷静ではありませんでした。

愛国主義のもと右傾化し、新聞の論調も政府の発表をそのまま伝える広報誌のようになり下がり、イラク戦争を後押しするものになっていました。

ニューヨークタイムズ、ワシントンポストのような有名新聞社もしかり。

唯一「ナイト・リッダー社」はジャーナリズムを忘れなかった。

編集長ジョン・ウォルコットが映画内で言います。記者たち 衝撃と畏怖の真実

「俺たち新聞記者は、政府が何か言ったら必ずこう問え『それは真実か?』」

2名の記者は政府発表の裏付けをとっていきます。

だが彼らに情報提供する国防総省関係者、イラク情報分析者などはこういうのです。

記者たち 衝撃と畏怖の真実

「決定は先にある。理由はあとで見つける。」

記者たち 衝撃と畏怖の真実

「私たちの情報は書き換えられる。」

そしてブッシュ政権で穏健派パウエル国務長官が安保理会議上での発言により、アメリカはイラクに進行していきます。

記者たち 衝撃と畏怖の真実

この映画はブッシュ政権の嘘を描く映画というよりも、編集長ジョン・ウォルコットが言った言葉『それは真実か?

つまりジャーナリズムのあり方とそれがなくなってしまえば国は揺らいでしまうということを描いた映画です。

どちらかというと再現ドキュメンタリーを観ていたようなもので、映画としての評価を問われると2.5といったところでしょう。

けっして面白くないわけではないが、映画としてドラマ性が少なく感じました。

そういう意味では「バグダッド・スキャンダル」のほうが真実をベースにした映画としては、すばらしい映画です。

記者たち 衝撃と畏怖の真実

しかし、私はこういった政治的内容には少々懐疑的なところもあります。

もしかしたらこの先「大量兵器は実在していた。」などと新たな真実がでてしまえば、今までの事は180度変わってしまいます。

だから私は「今、現在では真実」という表現にとどめておきたいと思う。

ブッシュがイラク戦争を起こした理由というのはいろいろいわれていますよね。

・パパ・ブッシュの湾岸戦争で果たせなかったことをするため(理由は知りません。)
・テロ事件の報復
・イラク戦争によるアメリカ国内の特需やインフレーションの為

さらには9・11が自作自演の陰謀説もあるみたいです。

映画内でも言っていますが俗人のサダム・フセインと原理主義者オサマ・ビン・ラディンは水と油のような関係で手を組むことはない。

またはオサマ・ビン・ラディンはアフガニスタン戦争時代から中東の情勢をCIAに伝えるための諜報活動をしていたとかいう説もあります。

もうどれも都市伝説のような感じになっています。

これらは2000年前後の出来事。

今の20歳前後の人は9・11も含めこの辺の事情は知らない人が多いでしょう。

観てみるのも面白いかもしれませんね。

ブッシュ政権は副大統領ディック・チェイニーの権力が強大でした。

アメリカ史上最強で最凶」など不名誉な言葉もついて回ります。

彼を描いた映画「バイス」は面白そうですよね。

記者たち 衝撃と畏怖の真実

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投稿者: emo-shinji

東京中野区でPukuPukuMarinというDiving serviceをしています。 PADIのMasterScubaDiverTrainerというインストラクターです。 EFRの救急救命のインストラクターでもあります。 ずーっと伊豆を中心に潜っています。初島と西伊豆の黄金崎を得意としています。ダイビングと映画で満足です。

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