M:i:III ミッション:インポシッブル3
★★★★☆
監督 J・J・エイブラムス
脚本 アレックス・カーツマン 他
配給 UIP
上映時間 126分
こんにちは、しんじです。
もう春ですね🌸
いま、和の春のようなBGMを聞きながらこの記事を書いています。
さて、今回は「M:i:III ミッション:インポシッブル3」の感想を書きます。
監督は奇才J・J・エイブラムスです。
彼はこの作品での監督を機に後のシリーズには製作として関わっています。
あらすじ | 感想 |
○あらすじ
現場から離れエージェントの教官なったイーサン(トム・クルーズ)。
ジュリアとの愛を育み、人らしい普通の生活に身を置いていた。
親族を集めたパーティの最中、1本の電話が鳴る。
「メキシコへの無料チケットがあたりました。」
察したイーサンはパーティから離れIMFジョン・マスクレイブと接触する。
イーサンの教え子リンジー・ファリスがミッション中に拉致されてしまったのだ。
イーサンはルーサー(ヴィング・レイムス)率いるチームと合流し、リンジー救出と武器商人オーウェン・デイヴィアンが手に入れようと目論む殺戮兵器の手がかりを入手するミッションを開始する。
だがリンジーを救出したものの脳の中に埋め込まれた小型爆弾により死んでしまう。
兵器の手がかりとなるラップトップも黒焦げ状態になってしまう。
つまりミッションは失敗。
科学分析部所のベンジー(サイモン・ペッグ)によりラップトップの情報を読み取り、デイヴィアンの行動を掴んだチームはバチカンにてデイヴィアンを拉致する計画を立てる。
ミッションは成功するが口が堅いデイヴィアンはイーサンへの復讐を告げるばかりだった。
生前のリンジーが秘密裏にイーサンへ届けたマイクロチップの中にはリンジーからのメッセージ動画が収められていた。
それは自分がハメられたという内容だった。
デイヴィアンを護送中、無人爆撃機と武装ヘリの襲撃を受け、まんまとデイヴィアンを逃がしてしまう。
まもなくデイヴィアンからメッセージが届く。
「48時間以内に「ラビット・フット」を手に入れろ。愛するジュリアに会いたければな。」
イーサンは協力してくれるチームとともに「ラビット・フット」を求め上海へ飛ぶ。
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あらすじ | 感想 |
この無念の死によって一気にストーリーへ引き込まれます。
この先の「ゴースト・プロトコル」「ローグネイション」「フォールアウト」に比べるとストーリーは凄くシンプルでわかりやすい。
やはりこの3作目を境にしてミッション:インポシッブルは大きく変わった印象を受けました。
この作品以降は登場人物、組織などが多くなり、ストーリーが複雑化してきます。
そしてアクションに関してもド派手になっていくのがよくわかります。
ゆえにこの作品でのトム・クルーズの見せ場的なド派手アクションというのは目立ちません。
強いて言えば上海のビルの場面ですね。
どちらかというとチームプレイのほうが目立った印象です。
ただ、シリーズ中、変わらないのはトム・クルーズがよく走ることです。
今回は中国の川沿いを全力疾走です。
これってもう必ずやることに決まっているんでしょうね😁
この3作目、はっきりいうとあまり僕の好みではなかったです。
なぜならば、この作品にはイーサン・ハントの愛・恋といったラブロマンス要素がたっぷりはいっているからです。
でも、それゆえ今作はシリーズ通しての意味合いは大きいのですけどね。
それはこの先イーサンは安らぎの場、人間らしい生き方を諦めていくからです。
だから「ゴースト・プロトコル」以降は割り切ったように仕事に没頭しますよね。
イーサンは愛するジュリアがいる世界を守るかのように世界的危機を自ら解決していくかのようです。
でも今作は何となく映画全体のスケール感が小さく、ややカメラワークも良くなかったようにも感じます。
僕がいちばん気に入らなかった点はラストの戦いでイーサンがガラス容器を落として物音を立ててしまう凡ミスをするところです。
イーサン・ハントはあんな素人がするドジは絶対にしない。
それだけ動揺があったからだということなのかもしれないけど、あんなミスはさせていけない。
それにルーサーの凡ミスも許せない。
敵を前にスパイの名前を叫んではいけないでしょう。
「イーサン、やめろ!」ってさ・・・😩
緊張感の出し方もちょっと足りなかった。
イーサン・ハントに仕掛けられた小型爆弾。
もっともっと緊張感を出せたはずです。
恋人ジュリアがエージェントのように銃を扱うのも興ざめだったなぁ↘↘
ちょっと安直な荒さが全体を通して見受けられるんですよね。
そうそう、この作品は2006年の作品です。
2011年の「ゴースト・プロトコル」に比べるとトム・クルーズがヤバいくらいに若いです。
あとルーサー役ヴィング・レイムスもまだ動ける体です。
顔もシャープですよ。
この作品以降はとにかく飛びぬけて面白く★5に加点が追加するくらいでしたけど、今回は普通に面白い映画かな。
あらすじ | 感想 |
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Review of Movie
Hello.
This is Shinji.
This time I wrote a review of “M:i:III Mission: Impossible 3”.
The director is JJ Abrams.
With this “3”, Ethan Hunt breaks up with “a peaceful and human-like life.”
And after “Ghost Protocol”, he is absorbed in his work.
To protect the world in which his beloved Julia lives.
In that sense, it is a work that makes a big turn.
The works after “3” will be greatly scaled up in both story composition and action.
Therefore, this work is an ordinary and wonderful action movie.
And this series will be transformed into a superb action movie.