〇ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
★★★★★
原作 ブルース・ゲラー
監督 ブラッド・バード
脚本 アンドレ・ネメック
配給 パラマウント映画
DVD パラマウント ホームエンタテインメントジャパン
こんにちは、しんじです😊
今回は「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」の感想を書きます。
僕のブログでは、「フォールアウト」から順に前作へと遡る形で感想を書いています。
でも、ミッションインポッシブルシリーズは毎回劇場で観ているんですよ😉
ミッションインポッシブルはネタがいっぱいだし、好きなシリーズなのでなかなか書く前の心構えが大変なのです😅
今作は4作目なのですが、僕はこの作品から少し作風が変わっていったような印象を受けます。
目玉がトム・クルーズの身体を使ったアクションへとシフトしているように感じます。
いわゆる一時のジャッキー・チェン化ですかね。
でも、それだけでなくストーリーもより複雑化して面白味も増しています。
今回もちょっと複雑なストーリーを整理する感じの記事にしようと思います。
あらすじと感想
マレク・ステファンスキーから秘密ファイルを奪ったIMFのトレヴァー・ハナウェイは別組織に追われる。
追っ手をまいた先で待ち伏せていた殺し屋サビーヌ・モローの手にかかり命もろとも秘密ファイルを盗られてしまう。
トレヴァーを殺ったサビーヌ・モローはかなり若いです。
すこしヨーロッパの香りがする美人ですね。
トレヴァーが組織に追われて建物から落下する際に使用したクッションのレベルってもはやポイポイカプセルのレベルですよね。
地面にたたきつけることによって開くエアバッグですね。
コバルトはロシアの情報局の核戦略担当者。
彼の正体を暴くためのミッションだが、コバルトに先手を打たれ失敗、その上、クレムリン爆破の容疑をかけられてしまう。
このミッションで使われたCGスクリーン装置が凄い。
見る者の視線に合わせて角度が変わるため違和感が全くない。
直ぐ近くにいるのにばれない優れもの。
ただ使う人間はアナログ移動するために咳ばらいだけでも一発でばれちゃいます。
そういうところがハラハラしておもしろいですよね。
大爆破の衝撃でイーサンは病院へ運ばれてしまうのだけど、ここで登場するのがアナトリー・シディロフ。
彼の正体は警察ではなくてロシアの諜報員です。
クレムリンに侵入した相手を探すのですからKGBが動くのも当たり前です。
アナトリーから見事逃れたイーサンはIMF長官と分析官ウィリアム・ブラントと合流。
そこでIMFの解体を告げられてしまう。
クレムリン爆破がアメリカ政府組織内の犯行だったら戦争が始まるので当たり前ですね。
IMFはアメリカには存在しない組織、つまりゴースト・プロトコルになってしまった。
でも、ここで長官が非公式にミッションを渡すのが熱いです。
このミッションはIMFの容疑を晴らす最大ミッション。
イーサンが書いた似顔絵からコバルトの正体がカート・ヘンドリクスだと予想もついた。
ここで長官が死亡してしまった為に「ローグネーション」以降、長官はアレック・ボールドウィンが引き継ぐわけですね。
ここで得意の取引偽装が始まります。
コバルト部下ウィストロムにはイーサンが変装×サビーヌ・モロー
サビーヌ・モローにはジェーンが変装×コバルト陣営
ここで核ミサイル発射コードを奪取しようとします。
予定ではコバルト側には偽のコードを渡すはずだったが、専門家のライセンカー博士を連れてきた為に偽物のコードを渡せなくなってしまう。
作戦変更を強いられる。
本物のコードを取引に使い取引成功を装った後に、彼らをとらえて情報を探り出す作戦に変更する。
この映画の最大の見どころ、ドバイにある世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」でのアクション。
あの粘着手袋で窓ガラスを登ってハラハラドキドキ、目的階についてガラスを切ろうとした矢先、まさかの落下!!
心臓に悪いぜ💔
この一連のアクションでトム・クルーズはスタント無しで挑んだらしいですよ。
しかもCGは無しの本物らしいです
ほら、トム・クルーズがジャッキー・チェン化しているでしょ。
僕にはこんなマネは絶対に無理ですね。
こんなことしたら気を失ってしまいますよ。
作戦は結局失敗してしまい、モローはビルから落下死、コバルトには逃げられてしまいます。
う~ん、ミッションの成功率悪し・・・
サビーヌ・モローがヨーロッパ女子って感じでミステリアス。
凄く気に入りました💗
レア・セドゥというフランスの女優さんです。
核ミサイル発射コードがコバルトに渡ってしまい、これで核ミサイル発射の準備は整ってしまった。
そこでイーサンは核ミサイル発射につかわれる通信システムを乗っ取ることを考える。
インドのメディア王と呼ばれるブリッジ・ナスが所有する元軍事衛星システムが使われると踏んだイーサンは、ナスが開催するパーティに潜入する。
ジェーンの色仕掛けで通信システムコードを聞き出そうとするが、コバルトに先手を打たれてしまう。
通信システムのプログラムを書き換えられ、衛星はコバルトに乗っ取られる。
ここではブラントの見せ場です。
頼りないベンジーのアイテムで巨大な空調ファンから衛星システムのサーバーへ侵入。
ここでもベンジーのアイテムが役に立たなくなってしまいます。
ブラントが自らの身体能力でサーバー内部から脱出します。
でも空気で上がったり下がったり、ちょっと楽しそうですね🎈
しかしミッション成功率がかなり悪いですね・・・📉
通信システムも奪われ発射カウントダウンとなった今、イーサンたちにはコバルトが持ち歩くミサイル制御装置を強奪するしか道はなくなった。
イーサンはコバルトが衛星システムを操るTV局へと向かう。
だが、ついにコバルトによって核ミサイルは発射されてしまう。
イーサンとコバルトとの一騎打ちが始まる。
結局、いろいろな手を打ってみたが、IQ190のコバルトのほうが一枚上手でことごとくミッション失敗。
もう真っ向勝負の力技でミサイル制御装置を奪うことにするイーサン。
まぁ、あとの祭りですが、今までのミッションは時間の無駄になってしまった。
本来、ミッション:インポッシブルの持ち味はこうではないはず・・・
相手が成功したと思ったら「してやったり!」が本来の形なのに。
そういう意味ではミッションの成功率が悪すぎて個人的にはわずかに不満が残ります。
イーサンとの闘いでコバルトおっさんが結構奮戦します。
なんでただのおっさんにイーサンは手こずっているのだろう・・・と思ってしまいましたが、ブラントが何気にいっていましたね。
「元特殊部隊所属」ってね。
ロシアの特殊部隊っていうと、最強部隊スペツナズかな?
今回のミッションを羅列してみましたが、まぁー成功率悪かったですね。
コバルトがやはりIQ190という天才だったからでしょうか?
今作では新メンバーとなるブラント(ジェレミー・レナー)のバックストーリーもしっかりと語られていて、「こいつすごく良い奴👍」って思えてよかったです。
実は、このブラントのバックストーリーをすっかり忘れていて、いつの間にかメンバーになった人物と思っていました。
最後にイーサンとブラントの握手が見ることができて良かったですね😊
しかしブラントの頭の中に入っている情報量ってかなりのもんですよね。
Walking dictionaryって感じですね。
そして今作から現場メンバーとなったベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)はかなり頼りない
ブラントが不安がるのも仕方がないよね。
命預けるにはすごーく不安だ。
だけど、持ち前の変な明るさでムードメーカーではあるのかな😅
今後の作品での成長に期待ってことなのでしょうね。
というわけ、この作品からトム・クルーズのアクションが暴走してくるようです。
今作もハラハラドキドキかなり楽しめましたね😆
アクションファンには必見の映画ですので、まだ観ていない人はぜひ見てくださいね。
超お勧めです。
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