シャッター
★★★☆彡☆
監督 落合正幸
脚本 ルーク・ドーソン
配給 20世紀フォックス
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
上映時間 90分
こんにちは、しんじです。
今回は2008年に公開されたホラー映画「シャッター」の感想を書きます。
この映画、実はタイのホラー映画「心霊写真」のリメイクで、監督や製作は日本人ですが、列記としたアメリカ映画です。
あらすじ | 感想 |
新婚のベンとジェーンはカメラマンであるベンのワークスケジュール上、日本へ来日した。
新婚旅行も兼ね車で観光地を巡っていると山中で、女性を跳ね飛ばしてしまう。
車は木に激突したが、2人に大きなけがはなかった。
警察に事故の報告をしたが、そこには女性をはねた痕跡すらなかった。
女性をはねてしまったという罪悪感にふさぎ込むジェーン。
ベンはジェーンを励まし、美しい富士山をバッグに記念撮影をする。
後日、その現像された写真を見ると、写真に光の帯が入っていた。
そしてジェーンが観光で撮影した写真にも不可解な光が入り込んでいた。
カメラアシスタントの聖子は、それを「心霊写真」だといった。
そのころから徐々にジェーンは得体のしれない気配を感じるようになる。
写真の現象はついにベンのカメラマンの仕事にも現れ始めた。
ベンが撮影したモデル写真に次々と光のノイズが現れ始めたのだ。
仕事がうまくいかずイライラするベンと得体のしれない霊に過敏になるジェーンの間に不協和音が流れ始めた。
浮世離れしたことを口にしたくはなかったが、この現象を「霊能者」に相談しようとベンを説得するジェーン。
だが、ベンは霊能者をペテンだと言って切り捨てた。
ジェーンは手元にある「心霊写真」から、写真が何かを訴えていることに気が付く。
写真の光が指し示す場所をたどっていくと、それはベンの勤める会社TGKのビルだった。
ビルのオフィス内に侵入したジェーンは、壁に掛けてある1枚の集合写真を見つける。
そこには山中で跳ねた女性、そして時々姿を現す幽霊の生前の姿が映っていた。
女性の名は「田中めぐみ(奥菜恵)」
そして、写真の裏には撮影者ベンジャミン・ショウの名が刻まれていた。
ジェーンはベンにこの女性とのつながりを問い詰める。
重い口を開くベンだったが・・・
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あらすじ | 感想 |
Jホラーというジャンルは「リング」から始まったと思います。
そして双璧の「呪怨」
この2つはJホラーを語る上では外せない作品です。
両作品とも、人への憎悪・恨みが根源にあります。
日本に昔からある「怪談」と呼ばれるものはどうでしょう?
数ある怪談には憎しみ・恨みの他に「愛」があるものが少なくありません。
「あのひと憎しや、されど恋しい」
「四谷怪談」や「牡丹灯篭」などはまさに愛深き故の作品でしょう。
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この「シャッター」はどちらかというと、後者的なお話となっています。
つまり「裏切られ憎い、しかしそれ以上に愛おしい。」という感情です。
だからこの映画の田中めぐみは「誰も彼も取り殺してやる!👿」という暴走モードではないのです。
ある意味ここまで愛されれば男の本望であろうと思えます。
でも、私が田中めぐみに意見するなら「あまっちょろいことやってんな!」と言うでしょうね。
より怖いホラーを求める人にはちょっと味気ない映画かもしれません。
でも、古典怪談を楽しめる人には一つの愛のストーリーとして楽しめると思います。
僕はとても綺麗にまとまったストーリーだと思いましたよ
奥菜恵のメイクもグロい感じにしなかったのも良かったです
それに彼女の顔って日本の人形的な顔しているので、キャスト的にも凄く良かったと思います。
このストーリーが女性に共感できるものかはわかりませんが、女性にも観やすい良質のホラー映画だと思います。
ベンの肩が痛いとか体重計などの伏線を張っていましたよね。
あれはわかりやすかったですね
でも、まさかあの形だとは思いませんでした
それと写真を使ったパラパラ漫画はなかなか良いアイデアでしたね。
あの描写はとても良かったです
ちょっと元となったタイの「心霊写真」にも興味がでてきました。
機会があったら観てみたいですね。
夏に観るホラー映画としては凄くお勧めですよ。
そうそう、さすがに日本人が監督で舞台が日本だと、「日本の描写」を安心してみることができますね。
片言日本語や間違った日本料理店がないのが本当にストレスないです。
日本料理店なのに中華の飾り物がごっそり置いてあるとか許せませんから。
まぁ、日本人ではない日本人役の人もいましたが。
いつもありがとう![]() ![]() 映画レビュー索引ページ |
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Hello.
This is shinji.
This time I wrote a review of the horror movie “Shutter”.
This movie is a remake of “SHUTTER-Kod Tid Vinyaan” from Thailand.
「SHUTTER-Kod Tid Vinyaan」
The director is Japanese “Masayuki Ochiai”.
This movie enjoys the fear of Japanese horror movies, not American horror movies.
It’s a horror movie like a classic “KAIDAN-ghost story-” in Japan.
“I was betrayed by him. I hate him, but I miss him. I love him.”
In Japanese KAIDAN-ghost story, such stories include “Yotuya Kaidan” and “Botann Dourou”.
「Yotuya Kaidan」
「Botann Dourou」
Both are horror and love stories.
Megumi Okina, the ghost actor, is a Japanese actor.
Her face looks like a Japanese doll.
I think it was the best cast.
It’s a very good story and a very good horror movie.
This is my recommended movie.