シージャック
★★★☆彡☆
監督・脚本 トビアス・リンホルム
製作国 デンマーク
上映時間 90分
こんにちは、しんじです😀
今回はデンマーク映画の「シージャック」の感想を書きます。
この映画はタイトル通り貨物船ローゼン号がシージャックされてしまうお話です。
どこで?だれに?
インド洋沖合で。そう!、またまたソマリア海賊☠
「またかい!悪いやっちゃな~💦」と思われるかと思いますが、それだけソマリアの海賊問題は深刻⚠ということなんでしょうね
この映画は2012年の東京国際映画祭コンペンション部門に出品された作品です。
あらすじ | 感想 |
インド洋沖で貨物船ローゼン号がソマリアの海賊にシージャックされてしまう☠
貨物船の会社に一報が入ると社長の指示で直ちに乗組員の家族への説明会と、その手の事件の専門家の手配をする。
会社はまずは乗組員の安全のため家族、社員に緘口令😷をしき、社長自ら対策チームを編成する。
専門家は海賊との交渉には「第三者の専門のネゴシエーターを頼むべき」とアドバイスするが、社長は言う
「私の会社の社員の命を関係のないものに委ねるというのか!私の会社の社員だ。彼らを無事に帰国させる。それが私の仕事だ。私が交渉係をする。」
専門家は「決して感情的になってはいけない。仮にもしもの事態の時、あなたはその責任を負う覚悟はあるのですか?」
それでも社長は自分が責任を負う形で交渉係をする。
船を乗っ取った海賊はクルーを使って次々と脅しをかけてくる。
「助けてください。早く身代金を払ってください。」
主導権を渡さず、決して脅しには屈しない社長。
だが、ある日、ついに社長はキレてしまった!
「私は決して君たち海賊の脅しには屈しない!!私をなめるな!!💢」
電話の向こうで鳴り響く一発の銃声。
いったい船で何が起きたのか?
この重責に社長の心は折れてしまうのだろうか・・・
あらすじ | 感想 |
ソマリア海賊の話は「パニック・オーシャン 緊迫の47日間」「キャプテン・フィリップス」に続いて3作目の鑑賞です🙂
「パニック・オーシャン 緊迫の47日間」は船内、会社、政府、海賊のそれぞれの立場からの見方や関係などが描かれていてなかなか見応えがあった映画でした。
「キャプテン・フィリップス」はフィリップス船長を中心にしたストーリーでした。
今回の「シージャック」は貨物船の会社の社長を中心としたお話です。
この社長、一見冷徹な男のように見えます。
だが、自ら交渉係になるところから印象が変わります。
社員の命を守るための企業戦士のようになります。
自分の心が傷つこうが、必ず社員を帰国させる。
そんな決意がひしひしと感じさせます。
そして海賊が卑劣な手で揺さぶりをかけても、決して屈しない。
「全員が帰国することを信じている!」
そんな根拠のない鉄の信念を押し通し交渉をしていく姿はなかなに格好いいのだ。
やさしい奥さんの言葉でさえも今の自分には甘えになると感じた社長は、奥さんを追い返してしまう。
決して奥さんの気持ちがわからないわけではない。
やさしい言葉はありがたい。
だが、その言葉で自分の心の折れてしまうリスクを排除したのだ。
乗組員の悲痛な叫び、乗組員の家族からの声、会社の役員会からの突き上げなどいろいろな重圧に耐えながら交渉をする社長の姿を描いたこの映画。
おススメですよ。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji😄
This time I wrote a review of the movie “Sea Jack” in Denmark.☠
💡It is a recommended movie💡
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