八日目の蝉
☆彡☆☆☆☆
監督 成島出
脚本 奥寺佐渡子
配給 松竹
上映時間 147分
こんにちは、しんじです😯
今回は日本映画「八日目の蝉」の感想です。
こちらの原作は直木賞作家角田光代さんの小説「八日目の蝉」です。
映画は日本アカデミー賞10冠だったらしいですね。
日本映画って何を観ようかすごく迷います。
この映画も何度観ようと思ったことか。
でも、いざ観ようとすると、「やっぱりや~めた。」となってました。
今回、ようやく観ることができました😉
あらすじ | 感想 |
「君と一緒にいたいんだ。妻のことは何とかするから。」
こんなお決まりのセリフに騙され、お腹の子供を中絶してしった希和子(永作博美)。
男の妻に酷い言葉を浴びせられる。
「あなた、お腹の子を殺したんでしょ。女としてがらんどうね。」
希和子はこの街から出ていくことを決意。
最後の未練に男の家まで来てしまった。
家の中から赤ん坊の声がする。
男と妻の赤ちゃんだ。
希和子はその赤ちゃんを連れ去ってしまう。
赤ちゃんに亡き子供の名前「薫」と名付け、逃亡の日々が始まった。
希和子は3年間新興宗教の中に身を置いた。
世の中と隔離された場所は逃亡中の希和子にはうってつけだった。
やがて瀬戸の島に身を寄せ希和子と薫は生活を送った。
逃亡の日々は辛いものだ。
だが、不幸せではなかった。
この4年の間、希和子と薫は本当の親子だった。
本当に可愛い娘「薫」、薫にとって希和子は凄く優しいママ。
だが、突然にその生活は幕を閉じる。
希和子は逮捕され、薫は本当の母親のもとに帰されてしまった。
そして時は過ぎ・・・薫(井上真央)は大学生になった。
薫の本当の名前は「恵里菜」。
恵里菜にとって誘拐犯の希和子はやさしい母親であったことは事実。
希和子が逮捕され本当の父・母と生きてきた。
でも何かが心から抜け落ちた気持ちのままだった。
心のピースを探すように、希和子と過ごしてきた地を訪れる。
いろいろな綺麗で楽しい日々を見せてくれた希和子。
凄くやさしかった希和子を思い出す。
その日々をはっきりと思い出したとき、心の隅に追いやっていた本当の感情が押し寄せる。
「私はお母さんを憎みたくなかった。お父さんを憎みたくなかった。そしてあなた(希和子)を憎みたくなかった・・・」
全てを自分の心に受け入れた恵里菜の目には、生きる輝きと力強さがあった。
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あらすじ | 感想 |
ストーリーは悪くなくても、作り方が悪くて観賞するのが面倒くさくなる映画ってありますよね。
この映画もその類の映画でした。
主人公の暗くもやもやした日々の描写が嫌になるほど長い。
こういう鬱が続くような場面は極力スパッときりあげてほしい。
そうしないと、観る気を削がれてしまいます。
見るのが面倒くさくなるような前半の展開。
脚本が悪いのか監督が悪いのか・・・
実際一回観るのをストップしたのですよ。
気晴らしをした後に、もう一度再生スイッチを押しました。
残り50分。
ここからやっと物語が動いてきます。
薫が幼少のころ母・希和子と過ごした瀬戸内の地。
その思い出の地を巡るロードムービーとなります🚙
儚くやさしく悲しいストーリーが胸の奥を揺さぶります。
何といっても、永作博美がいいです💎
彼女の子供をみつめた時に出る笑顔。
本当に幸せな日々だったのが伝わってきます。
学校ごっこ楽しそう^^
終着がわかっているこの幸せの日々。
それ故に心がとても悲しくて涙が出てくるのです😥
その優しい日々を心に受け止めた薫が、母・希和子を愛していたことを認める。
そしてお腹の子供を愛する確信を持ち前に進んでいく。
とっても良いお話です。
母・喜和子の愛が薫にちゃんと伝わっていて本当に良かったよ。
前半の無駄な部分をもっとカットして、全編をロードムービーな展開にした方がもっと、素晴らしい映画になったと思う。
日本映画って本編への導入が下手な映画が多いと思う。
わざわざ敷居を高くする必要などないのに難しくしてしまう。
主人公の暗さを執拗に描く必要などないのです。
底抜けに明るい女の子が心の奥に仕舞い込んでいる想いだってあるのだから。
むしろそっちの方が闇が深い場合さえある。
後半がすごく良い展開だっただけに、本当に残念な映画です(もったいない)
何と言うか・・・作品がダメって感じです。
製作が悪いっていう映画です。
良い話、良い場面、良い演技、良い映像がありながら何でこんな作品になるのか・・・
僕の評価は☆彡になりました。
もっと良い映画にできるはずなのにとても残念な評価です。
映画はラストまでみたら泣ける映画です😭
ラスト50分までは修行のような映画でした。
修行してもOK、という人にはお勧めの映画です。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji🤣
I wrote a review of the Japanese movie “Cicadas of the Eighth Day”.
📝Outline of this article
🔸Japanese films are difficult to understand.😟
🔸The development of the story is bad.
🔸Especially the first half of the movie is often bad.
🔸This movie is awesome in the second half.✨
🔸But the first half is the worst.
🔸The first half makes it difficult for you to watch a movie.😟
A sad story
I cried.😭