ボヘミアン・ラプソディ
★★★★★プラス★
監督 ブライアン・シンガー
原作・脚本 アンソニー・マクカーテン
配給 20世紀フォックス
DVD ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
上映時間 134分
超久しぶりに映画館に足を運びました。
場所は「としまえんユナイテッドシネマ」
IMAXで鑑賞です。
いや~IMAX初めてでしたがびっくりしました。
今の音響技術はすっごいですね。
初めに言いますが、この映画は絶対にIMAXでみたほうがいいです。
あの迫力あるサウンドは絶対にIMAXがいいですよ。
ちなみにリストバンドも貰えました。
今回は感想を上の段に書きました。
下の段のストーリー紹介はまるっきりネタバレですので、映画を楽しみにしてる人は注意してくださいね。
あらすじ | 感想 |
はい。泣きました。
泣かずにいられませんでした。
LIVE AIDの場面はやばいですよ。
LIVEでのボヘミアンラプソディーの場面にて日本語歌詞が字幕で出ます。
(ボヘミアンラプソディーの歌詞)
ママ たった今、人を殺してしまった。
あいつの頭に銃口を突きつけ引き金を引いて殺してしまったんだ。
ママ、人生は始まったばかりなのに
僕はもう台無しにしてしまったんだ。
ママ~ ンンン・・・
ママを泣かせるつもりじゃなかったんだ。
明日の今頃、僕が戻らなくても
今のまま生きていて、何もなかったように。
もう遅すぎた、僕の最後だ。
体中に震えが走り
ずっと体が痛いんだ。
さよなら、みんな、僕はもう行かなくちゃ
みんなと別れて真実と向き合うときがきた。
ママ~ ンンン・・・
僕は死にたくないよ。
時々思うんだ。いっそ生まれてこなければよかったと。
この歌がまるで生き急ぎすぎた自分の事を歌っているように思えるんです。
映画の中でも何かから逃れる如く前に前に進もうとして焦るフレディにブライアン・メイが「生き急ぐな」って注意するんですよね。
フレディ役のラミ・マレックは本当にいい演技してくれました。
正直、予告を最初に見たとき「ちっせーフレディだな。コントか?」って思いました。
でも、映画の中の彼の役作りは半端なかったです。
そしてなんて寂しそうなまなざしするんでしょうね。
素晴らしいです👏👏👏
映画の内容もとても興味深かったですよ。
僕の兄はロックバンドを組んでいて、僕が小学生のころKISSの曲と、QUEENの曲が流れてきました。Somebody to Loveかボヘミアンラプソディかは忘れたけど。
小さい僕にはQUEENの曲にグイグイ来る怖さみたいのを感じました。
そんな僕もロックをやるようになってQUEENを聞いていたんだけど、メンバーの成り立ちは知ることなかった。
特にフレディーがインド系で空港で働いていたなんて知らなかった。
それと曲を作るときの様子とか面白かったですよ。
ボヘミアンラプソディーのギターソロ、オペラ部分など作る様子が面白かった。
WE WILL ROCK YOUを作るときのアイデアもブライアン・メイが「みんながQUEENのメンバーになれる曲」ってアイデアなのも面白いですよね。
メンバーの性格も描写されていてロジャーが一番怒りっぽいっていうのは何となく感じていたけど、けっこうフレディとは衝突してますね。
それとブライアン・メイはやはり思慮深そうだけど、思ったよりズバズバ言うなって思った。
ジョン・ディーコンはまんまって感じ
それにしても映画って魔法の様ですよね。
僕は落ち着いたころのQUEENしかしらないんだけど、映画で若い俳優さんがメンバーを演じることで、本当のメンバーの若さみなぎるころを見ている気分になります。
本当に面白い感覚だった。
映画の中でフレディに悪影響を与えたポールという男。
余すことなく悪い奴、憎たらし奴、信用ならない奴、卑劣な奴に描かれています。
こいつ、そうとうメンバーに嫌われているよね。
とくにロジャー・テイラーには憎まれているかもね。
この映画で描くフレディ。
「過去はいらない。俺は未来を見るんだ。」
そんな風に描かれています。
そして彼は常に前を向いて生きていこうとします。
それは自分の生い立ちを切り捨てるように見えます。
そしてQUEENに入った後も常に前を見ています。
彼はいつも前ばかりみていて孤独を感じます。
だけど彼がエイズにかかり死というものを意識して後ろみます。
そこに家族がいてQUEENのメンバーがいます。
フレディはひとりじゃなかった。
自分が愛されて見守られていたことに気づきます
そして今も世界のファンからも愛されています💗
QUEENから多くを学んだ人がいて、
QUEENを聞く人がいる限りQUEENはなくならない。
RADIO GA GA風に締めてみました
そうそう、LIVE AIDの場面ですが細かいところまで再現してます。
これはフレディがピアノを弾き始めたときにちょっと音を調整するんのですが、そこまでちゃんとやってます。
あと少し本物と比べてみましょう。
左が映画で右が本物のブライアン・メイ。
すごく似てますよ。
左が映画で右が本物。
観客の迫力が本物に負けないくらい凄いですよ。
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※この下から超ネタバレなので注意してくださいね。
あらすじ | 感想 |
空港の貨物係として働くファルークは自分がインド系イギリス人であることに劣等感をもっていた。
そんな彼は家庭内でも自分の家族を恥ているようだ。
両親はそんな息子を悲しみと憐れみの目で見ていた。
「SMILE」という学生バンドがクラブで演奏している。
Gt.ブライアン・メイとDr.ロジャー・テイラーがいるバンドだ。
LIVEが終了と同時にボーカルが脱退して頭を悩ます2人の前にひファルークが声をかけてきた。
「君たちの演奏よかったよ。」
「それも今日までだよ。今ボーカルが辞めてしまったんだ。」
「じゃ、新しいボーカルが必要だね」
「そんな奴どこにいるよ?」
「・・・」
「はっ・・・そんな出っ歯で歌えんのかよ?」
アカペラでSMILEの曲を歌う。
顔を見合わす2人がコーラスを合わせる。
「QUEEN」の誕生だ。
Bass.ジョン・ディーコンも加わりLIVEは大盛況。
バンド名を「QUEEN」と変えファルークは自分の名前をフレディ・マーキュリーに変えた。
やがて彼らは所有する車を売り、アルバム制作をする。
彼らの斬新な音楽はすぐにレコード業界の関係者に知れ、レコード会社との契約までするにいたった。
ポールという男がQUEENの世話係としてつくことになった。
アルバム制作に田舎町の一軒家が使われる。
そこでメンバーと共同生活の上、数々の曲をつくり議論し、時には熱く意見がぶつかりもした。
フレディーがピアノの前でボヘミアンラプソディの一部を口ずさむ。
美しいメロディーだとポールが近づき、フレディをみつめながらキスをする。
フレディは驚くこともなく受け入れたが、彼にはメアリーという愛する女性がいた。
バンドはアルバムが出るたびに有名になりボヘミアンラプソディが世に出ると、QUEENは世界各国でコンサートツアーを開始した。
ツアーが終わり帰宅すると愛するメアリーが待っていた。
幸せそうにツアーの話をするフレディだが、ふと彼の目が戸惑うような目になるのをメアリーは知っていた。
「どうしたの?」
「隠さず話して」という彼女にフレディは自分がバイセクシャルだということをカミングアウトした。
だがメアリーはフレディがバイセクシャルではなく「あなたはゲイだ」と告げる。
メアリーは知っていたのだ。
だがフレディを憎むこともできなかった。
それが悲しかった。
そしてメアリーは家をでていった。
バンドはファミリーだ。
だが、実際ロジャーもブライアンもジョンも恋人や妻という本物の家族がいる。
フレディは孤独を感じた。
そこに付け入るようにポールが入り込んだ。
フレディはポールをペットのようにそばに置く。
時にバンドのことに口を出しロジャーが怒鳴りつけることもあった。
メンバー全員はポールのことが嫌いだった。
フレディは孤独を紛らすためにしばしばパーティーを開くことがあった。
もちろんメンバーも呼ぶが、パーティーは破廉恥なバカ騒ぎ。
そのうえフレディは傲慢な態度を時折見せる。
ロジャーは怒りながら帰り、ブライアンは「君は時折最低なクズになるな。」と呆れかえる。
フレディは不満を口にする。
「アルバム~ツアー、アルバム~ツアーの繰り返しだ。もう飽き飽きした。」
「バンドとはそういうものだ。」とブライアンにたしなめられる。
そのうえフレディはソロで他のレコード会社と契約したことを告げる。
メンバーに黙って、しかも400万ドルという金額。
ロジャーは堪忍袋の緒が切れ、穏やかなブライアンやジョンも怒り心頭だ。
QUEENの決裂だ。
フレディはまるで寂しさを紛らわすかのように曲作りに没頭する。
体は疲れ果てるが寝ることもできない。
部屋の中は荒れ果て酒と薬が散乱している。
そんなフレディに愛するメアリーが訪ねてきた。
「あなたに電話しても連絡が取れない。レコード事務所から『ライブ エイド』の出演の話もあるらしいわ。」
そんな話は聞いていないというフレディ。
ポールが妨害していたのだ。
そこにポールがゲイ仲間を連れて家に入ってきた。
メアリーはフレディに言う。
「あなたには家族が必要よ。あなたの家族(QUEEN)のもとに帰って。彼らはあんなポールと違ってあなたを気遣い愛している。私もあなたを愛してる。ほかに何が必要なの?」
フレディは自分がいいようにされていたことに気づきポールを家から追い出す。
フレディは知っていた。
自分の体が病魔にむしばまれ始めているのを。
そして死期が近いことも感づいていた。
事務所でメンバーと再会するフレディ。
自分が最低な人間だったことを謝罪し、『LIVE AID』にQUEENが出るべきことを伝える。
メンバーは一旦フレディを部屋から追い出し、話し合い、そしてフレディを迎い入れた。
『LIVE AID』のため練習をするQUEENのメンバー。
フレディは病気の影響で喉の調子が良くなかった。
そして休憩中にメンバーに告げるのだ。
自分がエイズでありことを。
ショックを隠し切れないメンバー。
だがフレディは言う。
「俺が死ぬからといって暗く悲しむのはやめてくれ。そんなことは望んでいない。なぜなら俺はパフォーマーだからだ!」
肩を抱き合うQUEEN
そして伝説のQUEEN最高のパフォーマンス
LIVE AIDが始まる。
あらすじ | 感想 |
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