目撃
★★★★☆
監督 クリント・イーストウッド
脚本 ウィリアム・ゴールドマン
配給 ワーナー・ブラザース
DVD ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
上映時間 121分
こんにちは、しんじです🤗
今回は僕のビデオコレクションの「目撃」のレビューを書きます。
この映画は1997年の映画でクリント・イーストウッドが主演・脚本・監督をしています。
最近はイーストウッドがご年齢を重ねていることもありヒューマンドラマ中心の映画が作成されていますが、この頃はまだまだアクション要素のある映画を作っています。
「イーストウッドの映画に外れ無し」と僕は思っているのですが、この作品もなかなか面白い作品ですよ。
あらすじ | 感想 |
ルーサーはその筋には有名な大泥棒だ。
その日も大富豪ウォルター・サリヴァン邸宅に入り込む。
セキュリティーを掻いくぐり、隠し部屋に保管してある財宝を目の前にした。
ところが突然部屋の明かりが付き人影が現れる。
ルーサーの調べでは家主は旅行中のはずだ。
人影の正体は大富豪の妻クリスティと初老の男。
隠し部屋を仕切るマジックミラーに近づく男。
なんと!現アメリカ合衆国大統領アラン・リッチモンド
最初こそ良いムードだった2人だが、アランは性癖を抑えきれなくなる。
アランは急に乱暴になり汚い言葉を浴びせ始めた。
クリスティは驚き、激しく抵抗、次第に険悪ムードとなる。
殴り合い、もみ合いの末、クリスティがペーパーナイフを振り上げた瞬間、銃声が鳴る。
アランを助けたのはシークレットサービスだ。
そして駆け付けた大統領補佐官グロリアの指揮の元、クリスティ殺しの証拠隠滅が行われた。
時間を置き屋敷から立ち去ろうとするルーサーだったが、シークレットサービスに見つかってしまう。
その場は何とか逃げ延びたルーサーだが、やがて見つかるのは時間の問題。
ルーサーは遠くの地に身を隠すことを考える。
その前に娘ケイトに会いに行くが、ケイトはまた泥棒をした父を軽蔑した。
ルーサーは偽装パスポートを作り空港にいくと偶然、TVで大統領アランの演説を目にする。
「まったく悲しいことだ。私はサリバン氏を父のように思っている。このような犯罪を絶対に許せない」
そして涙ながら横にいるサリバン氏の肩を抱きしめる。
「この人でなしめ、俺は貴様からは逃げないぞ。」
一方、クリスティ殺しの捜査を行っている刑事セス・フランクは、クリスティの殺害現場と遺体の状態から違和感を感じていた。
もみ合いは近くなのに発砲は離れた場所。
しかも犯人は立ち去る前にクリスティの膣内を調べている形跡すらある。
そしてもう一つ、隠し部屋に誰かが潜んでいた形跡を見つける。
この大邸宅のセキュリティを掻いくぐれる泥棒はそうはいない。
セスはすぐに大泥棒ルーサーに目を付け揺さぶりをかける。
「あんたが現役だったとしてこの邸宅に侵入するにはどういう段取りで行うか、参考に教えてほしい。」
セスがルーサーを探り当てるとシークレットサービスにも情報が漏れた。
大統領アランはルーサーだけではなく娘ケイトをも抹殺する命令をだす。
シークレットサービスによりケイトは車ごと崖に転落。
奇跡的に一命をとりとめ病院へ運ばれる。
さらに命を狙うシークレットサービス。
ルーサーは背後をとり静かに始末。
そして警備の厳しいサリバン氏に容易に近づき、事の顛末を説明する。
怒りに身体を震わすサリバン氏。
ホワイトハウスへ向かうサリバン氏の後ろを見送るルーサー。
数時間後、サリバン氏の記者会見がTVで流れていた。
『今回、アラン大統領が自殺をした事に対してどのようなお気持ちですか。』
「とても信じられないと同時に悲しく思う。彼を息子同然と思っていたのに。」
その台詞を聞くルーサーの口元から皮肉な笑みがこぼれた。
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あらすじ | 感想 |
期待を裏切らない面白さです。
大統領アランをジーン・ハックマンが演じていますが、彼はこういう役は本当にうまいですね。
腹黒いくせに凄く情けない弱虫なんですよ。
それでいて威圧的でもある。
やっぱりジーン・ハックマン好きだなぁ(^^)
この映画で一番の悪者は大統領補佐官のグロリア。
彼女の大統領に認められたい願望
すさまじいです。
それは女であるが故なのか?
しかし浅知恵でもある為、後始末をするシークレットサービスと衝突もする。
それをパワハラで強行するのである。
こんなのが上司だったらもう大変よね。
この映画に僕がもっとも好きな俳優のひとり「エド・ハリス」がでています^^
本当にかっこいいな。
しかもこの映画ではエド・ハリスの渋さだけでなく男の可愛らしさも見ることができます。
ルーサーの娘にたぶん『ひとめ惚れ』なのでしょうね。
「父親のルーサーから連絡が来たら教えてほしい。それと何かあったら、一人暮らしなので、いつでも連絡を・・・」
「本当に何かあったら、いつでも連絡してくれていい。一人暮らしだから・・・」
「それさっき聞いたわ」と笑うケイト
「ああ、ひとつ言い忘れた。いつ連絡してくれてもいい。一人暮らしなんだ。」
とさらに念を押して笑いあう。
この場面は本当にエド・ハリスがチャーミングですよね。
TVでサリバン氏の記者会見を見るルーサーが見せるあの皮肉がこもる笑み。
あの笑みってイーストウッドは得意ですよね。
「ダーティー・ハリー」の時も時折みせてましたよね。
ハリー・キャラハンのようにイーストウッドも世の中を斜めからみている部分があるように思えますよね。
ラストの病院でのケイトとルーサー
ケイト微笑みが父親に甘えるような微笑みになってました。
監督イーストウッドはそういう細かい人間の気持ちを描写するのが上手ですよね。
派手なアクションこそないけどイーストウッド色のある面白いサスペンスアクション映画ですよ。
おススメです。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is shinji.🤗
This time I will write a review of the movie “Absolute Power” produced in 1997.
Director / scriptwriter / starring of this movie is “Clint Eastwood”.
His films are all good movies.
This time it is a very interesting movie.
Outline of this article
Good point
Screenplay for movies
directed by
Director Eastwood is good at expressing the human mind.
Gene · Hackman’s acting
Ed Harris is cool.
Ed Harris is cute.
Films when Laura Linney is the most beautiful
Eastwood’s sarcastic smile
Bad point
None
🧐Clint Eastwood is a bit cynical.
His movies have such spices.🌶🌶🌶