2012
初鑑賞★★★★☆
再鑑賞★★☆☆☆
監督・脚本 ローランド・エメリッヒ
配給 SPE
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間 158分
こんにちは、しんじです。
今回はマヤ文明の予言による人類滅亡説を映画にした「2012」の感想を書きます。
監督は「インデペンデンスデイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒです。
この監督の名を聞いただけでド派手なディザスター映画になることを予想するのは容易ですね。
僕はこの映画を映画館で観ました
今回は改めてAmazonプライムにて再鑑賞です。
あらすじ | 感想 |
エイドリアン・ヘムズリー博士はインドの観測所の情報から大型の太陽フレアから発生されたコロナの影響で地球の地殻が不安定になることを予測する。
つまり水面に浮かぶ発泡スチロールのような状態になってしまう。
それは地球滅亡の危機に他ならないのだ。
この報告を聞いたホワイトハウスは世界の主要8か国とともにノアの箱舟計画を建てる。
売れないSF小説家ジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は子供たちとのキャンプをするためイエローストーンへ向かった。
だが、そこは政府により立ち入り禁止にされていた。
柵を乗り越え立ち入ると大きな湖が跡形もなく枯れ果てていた。
そしてそこでラジオ放送をしている変人チャーリー(ウディ・ハレルソン)から政治家・金持ちだけが滅亡する地球から逃げる宇宙船をつくっているという根も葉もないような話を聞く。
そんな与太話にあきれるジャクソンだった。
だがカルフォルニアを襲う絶え間ない地震と地割れ。
さらに金持ち連中が「お前たちは死ぬんだ。僕らは生きる。」と言いながら飛行機に乗ってカルフォルニアを去る様子を見てジャクソンは戦慄を覚える。
車を走らせ家族を迎えに行くさなか、とてつもない大きな揺れとともに地面が崩れていく。
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あらすじ | 感想 |
そりゃあ、この映画を映画館で見たときは度肝を抜かれました
そのすさまじい地球の破壊ぶりは「アルマゲドン」「ディープインパクト」「ボルケーノ」などありとあらゆるディザスター映画をはるかに上回る破壊ぶりだった。
ディザスター映画の集大成といっても過言ではないと思う。
現に「2012」以降はディザスター映画の超大作は作られていないんじゃないかな。
(個人的に「カリフォルニアダウン」は超が付くほどとは思えないし。)
もしくは世界各地で現実に大災害が起き続けている背景に自粛しているのか?
いや、ハリウッドはそこまで繊細な神経は持ち合わせていまい。
おそらくはやりつくしてしまったというのが本音かもしれない。
映像は当時のVFXでは最先端で先も言った通り度肝を抜かれる大迫力な破壊ぶり。
しかし内容はというと生きるためにノアの箱舟に乗り込むというそれだけの映画なのだ。
そして映画の都合上、ジョン・キューザック演じるジャクソン・カーティス一行はチベットの山脈にある船まで生きてたどりつかなければならない。
そのため彼らが乗る車は地面が割れようとビルが倒れてこようと、それを見事に潜り抜けるのです。
失笑!🙃
これは映画館でもさすがに失笑を買っていましたヨ。
やりすぎくらいにスルスルと危機を回避するんだもん。
飛行機だって凄まじい火砕流に飲まれても飛び回るし、倒れるビルの間をすり抜ける。
まぁ、本当に酷いものです。
しかし主人公を生かすためには仕方がないのですよ😓
まぁ、それは大目に見てもさ、せめてチベットの雪山のなかで薄いパーカーだけでトラック荷台で朗らかに笑うのだけはやめようよ。
そういうところだけでもちゃんとしようよ。
そして何でもない場面で大げさなBGMを流し続ける。
ほとんど内容がないので、壮大なBGMをながして間を持たせるしかないのです。
それが寒いヨ🥶
クライマックスは主人公が違法に船に乗り込んだせいで、船が大破するかもしれない危機を招く。
その事態を主人公が解決する。
危機を回避して乗客・乗組員が喜び、「よかったねー♪」
って「おいっ!問題起こしたの主人公達じゃねーか!」
クライマックスを主人公が招いた危機によって盛り上げるのってどーなのよ・・・
というわけで、大迫力の破壊場面以外は酷い映画です。
人間ドラマも底辺レベルかも。
ただ一度限りはすごく楽しめる映画ですので、まだ観ていない人は、映像迫力だけは楽しめるかもしれません。
ぜひ、大画面の大音量で楽しんでください!
お勧めです。
あらすじ | 感想 |
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