ザ・ハント
★★★☆彡☆
監督 クレイグ・ゾベル
脚本 ニック・キューズ、デイモン・リンデロフ
配給 東宝東和
上映時間 90分
こんにちは、しんじです。
今回はamazonプライムビデオで見つけた映画「ザ・ハント」の感想を書きます。
Amazonでの映画評価がなかなか高かったので観てみました。
内容・キャストについては一切知りません。
そんな状態で観た映画です。
あらすじ | 感想 |
年齢や出身地もバラバラ。
彼らは拉致をされここに連れてこられた。
<なぜ? そしてここはどこ?>
森から抜けた先に大きな木箱があった。
男がそれを開けようとする。
「開けるな!爆発する!」
誰かが叫ぶ。
爆発しなかった。
そのかわり中には銃器類の武器と一頭の豚がいただけだった。
何かのメッセージか?
すると突然、銃撃がはじまった。
銃弾が若い娘の頭をふっとばす。
逃げ惑い混乱する人は次々と殺人トラップの餌食となる。
<いったい何のために人を狩るのか?>
狩りする人間は用意周到に、獲物を狩っていく。
しかし、獲物の中に普通ではない者が紛れ込んでいた。
その女の名はクリスタル・クリーシー(ベティ・ギルピン)
映画を観るならAmazonプライムビデオ(配信)ザ・ハント (字幕版) 新品価格 |
あらすじ | 感想 |
〇感想
<この女の子が主役かな?>と思うと5分後には頭を撃ちぬかれる。
<ではこのイケメンが主役か?>トラップにひっかかり爆死。
そんな斜め上をいく映画です。
そのような展開から真のヒロインが現れます。
その観察眼から敵を容赦なく粉砕していくのですが、それを淡々と行っていくのが面白い。
味わいはクエンティン・タランティーノの作品に非常に近い。
ただ、残念なことにやはり会話の面白さに大きな差があった。
タランティーノ作品に近いからこそ、そこを比べてしまう・・・辛い。
タランティーノ作品の会話は長いけど、そこから発生する緊張感が半端ないですよね。
ブラックジョークも練り込まれた凄い脚本力があるからこそ映画の時間を支配できる。
ちょっと「ザ・ハント」はそこまで及ばなかったかな。
でもなかなかいい線はいっていました。
特に敵の教官をした州兵に対して「戦争未経験者ね」と切り捨てるスパイスはよかったです。
クリスタルを演じたベティ・ギルピンも何を考えているのかわからない表情も凄く良かった。
最終的に「狩り」の目的を教えてくれるんだけど、そこがちょっと弱かったな~。
惜しい。
もっと伏線貼れていればよかったと思う。
少し毒気を抑えたタランティーノ映画って感じでなかなか面白い映画でした。
お勧めですよ。
ところで、あの女ボスはヒラリー・スワンクだったんですね。
全然気が付きませんでした。
あらすじ | 感想 |
いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕ 映画レビュー索引ページ |
||||||||||
関連商品
|