「パトリオット・デイ」の感想・レビュー(ネタばれあり)

パトリオット・デイ

English🇬🇧
パトリオット・デイパトリオット・デイ
★★★★★
監督・脚本・製作 ピーター・バーグ
配給 キノフィルムズ
上映時間 133分

こんにちは、しんじです。
今回は2013年のボストンマラソンで実際に起きた爆弾テロ事件を題材にした映画「パトリオット・デイ」の感想を書きます。
この事件はよく覚えています。
911からテロの標的とされているアメリカですが、華々しいアメリカのお祭り「ボストンマラソン」で爆弾テロが起きるとは思いませんでしたよ。
この事件をニュースで見たとき、僕は日本でも十分にあり得る身近な恐怖をかすかに覚えました。
ただ2013年、日本は東日本大震災や福島原発事故などの爪痕が大きく残っていたため、この爆弾テロの扱いは他国よりも少なかったかもしれません。
この映画はその事件に関して捜査チーム、市長、州知事などの動向が描かれているとても興味深い映画です。

監督のピーター・バーグの過去作を見ると結構好きな映画があります。
キングダム/見えざる敵」や「ウィンドリバー」は個人的にとても面白い映画だとおもっています。

パトリオット・デイ パトリオット・デイ

ただ「バトルシップ」は駄作と言わざる負えない映画でしたけどね。

PukuPukuMarine

あらすじ 感想

〇あらすじ
殺人課刑事トーマス・サンダース(マーク・ウォールバーグ)は行き過ぎた暴力行為により警察署内でペナルティを受けていた。
このボストンマラソンで一日制服警官として安全管理をすれば、晴れて刑事課に戻れるのだ。
ボストンマラソン会場へ来場していた州知事、市長、警視総監といった偉い様方がやっと帰ってくれた。
サンダースの仕事はほぼ終わりと言ってもいい。

突然の爆音に地が揺れる。

パトリオット・デイ

サンダースもいったい何が起こったかわからない。

パトリオット・デイ
だが、すぐに無線で警察官たちへの支持を走らせた!

続けてもう一発の爆弾が大きな衝撃を与える。

倒れる人々、道路は血で染まる。
ちぎれた足が道に落ちる。

パトリオット・デイ

この大きな事件に州知事、市長、警視総監は踵を返して現場に戻る。

そしてFBI特別捜査官のリック・デローリエ(ケビン・ベーコン)も到着する。

パトリオット・デイ

それまでにサンダースは現場の混乱と警察官の動きをまとめていた。

どこからどう見ても爆弾テロの現場。
だがデローリエFBI捜査官は事件を慎重に扱おうとする。

できればテロではなく事故であってほしい気持ちが二の足を踏ませる。
なぜならテロに対してアメリカ国民は過大な憎しみと敵意をイスラム教信者へ向けてしまうからだ。

だが付近に散乱するベアリングや釘を見るとテロと認めざるを得なかった。

ボストンマラソンの観衆に混じる犯人を特定するため付近のカメラ、観衆から集められた映像を分析する。
そこから違和感を覚える男を特定する。

デローリエFBI捜査官は街に詳しいサンダースに容疑者の動きを予想させる。
サンダースは街に設置されるカメラ、店の防犯カメラの角度などをほぼ把握しているのだ。

そして容疑者の顔を特定できる場所を予想した。

その男の向かう場所にはもう一人サングラスをした男がいた。

パトリオット・デイ

2人は指名手配になり身元はすぐに割れた。

だが犯人たちは次の行動に出ようとしていた。
ニューヨークでの爆破テロだ。

犯人は逃走用に停車中のメルセデスベンツSUVに目をつける。
車に乗っていた中国人留学生のダン・マンは銃を向けられると、犯人に従った。
犯人は車中で「テロ犯人であること」をダン・マンに説明する。
もちろん素顔をさらしてだ。

パトリオット・デイ

ダン・マンは自分が殺されることを察する

だが、ある店に停車中に犯人の隙を見て逃げ出すことに成功する。
彼の通報により犯人はウォータータウン住宅街にて警察に包囲される。
だが犯人は爆弾テロリスト
銃撃だけでなく爆弾も投げつけてくる

パトリオット・デイ

いつもは静かな住宅地は、まるで中東の戦地の様相となる。

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あらすじ 感想

〇感想
この映画は「Base on the true Story」ですが、ひとつの映画作品としてもとても面白い作品になっています。
いろいろな部分で脚色がかなり入っていそうです。
僕は映画というエンターテイメントを媒体とするからには、この手法には決して反対ではありません。
だってお金を払って観る映画ですから、面白くないとね。
淡々とドキュメント的にやるならTVでやったらいいと思います。

扱う題材はイスラム教信者による爆破テロなので、やはりプロバガンダとみられても仕方がないでしょう。
少しAmazonの評価を読むと、案の定このプロバガンダに凄く否定的な感想もありました。
僕もプロバガンダ映画はあまり好きではないです。

でも、この映画に関してはそのようなことは忘れてもいいと思いますよ。
普通にひとつの映画として楽しむことを前提として作られているようです。

この映画、なかなかにスリルが楽しめる映画でしたよ。
この緊張感は「キングダム/見えざる敵」と非常に近いものを感じました。

犯人が自分たちの戦いのためなら、非常で冷酷であることが緊張感を高めます
その容赦ない牙は、今までと変わらない日常を過ごしている人々へ向けられる。

中でも「もうひとつ拳銃が欲しい」という理由でマサチューセッツ工科大学を警備している警察官が殺されるのがとても痛ましかったです。
彼はMITの女生徒に恋をしている若い警察官だった。
まだ告白はしていないが、何とかデート的なものの約束をできたばかりだった。
パトリオット・デイ

何気ないバックストーリーを描いているから、この殺されてしまう描写が悲しい。

そしてSUV車の盗難で巻き込まれた留学生。
まぁ、怖い、怖い。
犯人が素顔をさらして「ボストンの爆弾テロ犯人だ」って言った時点で死刑宣告☠されるようなものだからね。

できれば目をつぶって耳栓をしたい気持ちになる。

もう殺される運命しかのこっていないのだから、一か八か逃げるしかないです。
そのタイミングを図る場面は《よし、行くのか?行けっ!》と心で唱えてしまいました。

このようにエンターテイメント性を押し出す作りにしているためとっても面白い作品になっています。
本当は被害者がいる事件を楽しむのは不謹慎なのかもしれませんが。

最後にお決まりのように捜査関係者や被害者のインタビューで映画は終わるのですが、アメリカ万歳が鼻につくことはありませんでしたよ。

それよりも「自分たちは被害者になったけれども、前を向いて生きていくことが大切なんだ。」というメッセージが伝わってきました。

パトリオット・デイ

恨みや過去を見ることではなく、未来にこのような悲劇が起きないように伝えていくことが大切って言っていました。

きっとこの映画がある程度エンターテイメント色が強い作風になっているのは、被害者の理解があってのことなのだろうと思います。

普通にサスペンス映画として凄く面白い映画です。
お勧めですよ。

あらすじ 感想
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Review of Movie
This is Shinji.
This time I wrote a review of “Patriots Day”.
This movie is based on “Boston Marathon bombing” that happened in 2013.
I got the impression that it was dramatized as entertainment.
I’m not negative about making it as a movie.
I think that if you want to make it plainly documentary, you should broadcast it as a TV program.

The fact that the back story of the victim is also in the movie raises the tension of the incident.

There is an interview with the victim at the end of this movie.
“People are more important to live toward the future than to live with a deep grudge.”
I don’t understand English well, but I took it as such a message.

I thought it was a very complete work as a suspense movie.

In 1995, there was a terrorist attack using Sarin by a religious group in Japan as well.
Such sneaky terrorism cannot be forgiven.
I hope that the world will be free from such terrorism.

投稿者: emo-shinji

東京中野区でPukuPukuMarinというDiving serviceをしています。 PADIのMasterScubaDiverTrainerというインストラクターです。 EFRの救急救命のインストラクターでもあります。 ずーっと伊豆を中心に潜っています。初島と西伊豆の黄金崎を得意としています。ダイビングと映画で満足です。

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