ケープ・フィアー
★★☆彡☆☆
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 ウェズリー・ストリック
配給 ユニバーサル・インターナショナルピクチャーズ
DVD ジェネオン・ユニバーサル
上映時間 128分
こんにちは、しんじです。
今回はロバート・デ・ニーロ主演のサイコスリラー映画「ケープ・フィアー」の感想を書きます。
この映画は1992年の映画で、この頃は監督のマーティン・スコセッシはロバート・デ・ニーロと手を組みいくつかの映画を作っています。
共演でニック・ノルティが出演しています。
まだニック・ノルティも今とは違い精悍な顔立ちをしています。
時期的には「48時間PART2/帰ってきたふたり」のころですね。
あらすじ | 感想 |
刑務所内で鍛え上げた身体。
並べられた法律の本。
マックス・ケイディ(ロバート・デ・ニーロ)は刑期を終え出所した。
弁護士サム・ボーデン(ニック・ノルティ)は家族サービスで妻リー(ジェシカ・ラング)と15歳の娘ダニエル(ジュリエット・ルイス)を連れ映画館に来ていた。
上映中、前の席の男が葉巻に火をつけ煙をもうもうとたてながら大声で笑う。
サム達は仕方がなく席を移る。
その迷惑な男はマックス・ケイディだった。
映画が終わりレストランで食事の会計をすると店のスタッフから
「あちらの方がお済になっています。」
外を見ると車の中から見つめる男がいた。
マックス・ケイディだ。
サムは気持ちの悪さを覚える。
ある日サムが駐車場から車を出そうとするとマックス・ケイディが接触してきた。
「俺を覚えているかい?」
「ああ、映画館で葉巻を吸っていた男だろ。」
「悲しいねぇ・・・マックス・ケイディだ。」
マックス・ケイディは自分が過酷な刑務所にいて痩せてしまったことを口ずさむ。
サムは思い出す。
マックス・ケイディはサムが14年前に弁護をしたレイプ犯だったのだ。
マックスは別れ際に小声でつぶやいた。
「失ったものを取り返すぜ。」
それからマックス・ケイディのストーカー行為が始まる。
マックスは自分が犯罪を犯したことは棚に上げ刑務所に14年間服役したのは弁護士サムのせいだと逆恨みをしているのだ。
だが、実はサムにも心当たりがあったのだ。
サムは法に生きる人間でありながらも悪質なレイプ犯罪を許せず、マックスにとって有利な証言を揉み消し、サムの刑期を重くしたのだった。
刑務所に入る前のマックス・ケイディは学もない男だったが刑務所内で法律の勉強をし、サムが行った不法行為に気が付いたのだ。
やがてマックス・ケイディは愛人ローリーに牙をむく。
さらに妻リーそして愛娘ダニエルにまで毒牙をかけようとしていた。
サムは私立探偵のアドバイスから暴漢を雇いマックス・ケイディを排除しようとする。
法を無視したその行為が弁護士サムをさらに窮地へ追い立てる。
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あらすじ | 感想 |
いや~・・・久しぶりに観たので忘れてた!
映画が始まりは娘ダニエルの語りから始まるのですが・・・
ダニエル役ジュリエット・ルイスだったんだ。
僕は好きな俳優は結構書くのですが嫌いな俳優はあまり書きません。
そんな中で唯一嫌いな女優NO1と書いてしまうほど、生理的に受け付けることができないのがジュリエット・ルイスなんですよね。
なんかね、見ているだけでムカつくんですよ
「相変わらず憎たらしい顔してんな~」
もうこの時点で公正な評価ができなくなっちゃう
ジュリエット・ルイスはなるべく考えないように・・・
1992年の映画ですよね。
ロバート・デ・ニーロ体鍛えてんなぁ。
腹とかパックになってまっせ。
今なんか足取りが怪しいほど老いてしまいました。
それに負けないくらいニック・ノルティも今とは全然違います。
今なんか年老いた犬みたいになっているけど、精悍な感じしますもんね。
30年という年月っていうのはやっぱりすごいものなんですね。
映画のストーリーは簡単な話、犯罪者から弁護士先生への「お礼参り」ってやつです。
この映画は1962年の映画「恐怖の岬」のリメイクなんですね。
「恐怖の岬」は観たことないのですが、この映画は1992年の映画にしてはカメラワークや視覚効果なども凄く古臭くしています。
それは「恐怖の岬」をリスペクトしているからなのか、単にレトロ感覚をだそうとしているからなのかわかりません。
しかし個人的にはあまり映画としては良い結果に結びついているとは思いませんでした。
話の展開もすごくスローテンポではっきり言って眠くなることもありました
例で挙げると家への侵入者へのトラップとしてぬいぐるみを映す場面とか凄く長くて退屈。
マックスとダニエル絡みの場面も無駄に長いと思ったし。
とにかく全体的にテンポが悪い
それとマックス・ケイディのサムへの嫌がらせや追い込み方も正攻法の嫌がらせって感じしかしない。
もっともっとどうしようもない窮地に立たせるくらいな嫌がらせがあってほしかった。
ちょっと物足りなかったかな かな。
そういう感じの映画なのに愛娘ダニエルがマックス・ケイディに何故かトキメいちゃって全くイライラさせます。
ジュリエット・ルイスがさらに憎たらしく見える。
あ、これって成功なのかな??
ひとつだけ好きな場面もありました。
マックス・ケイディがサムに雇われた暴漢に襲われ、マックスが返り討ちにした場面。
あそこの物陰に隠れるサムが凄く惨めに映っているのはよかったですね。
ニック・ノルティも大柄な男だから縮こまっているのが凄く惨めだった。
あそこは凄く印象的だった。
ロバート・デ・ニーロが好きでやまない人にはきっと評価の良い映画かもしれません。
スコセッシ監督は名監督なのですが、僕にはどうもいまひとつピンとこないんですよね。
そうそう、映画の中でマックスの弁護士リー・ヘラー役でグレゴリー・ペックがでていましたね。
グレゴリー・ペックは「恐怖の岬」にてサム・ボーデン役だったようですよ。
さらに他にも旧作の俳優陣がでているようです。
探してみてくださいね。
サイコスリラー映画の枠だとヒッチコック「サイコ」の続編「サイコ2」のほうがはるかに面白かったですね。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji.
This time I wrote a review of Martin Scorsese’s psychological thriller movie “Cape Fear”.
The leading actor is Robert De Niro.
This movie is a movie in which a man who has finished his sentence resents a lawyer.
The tempo of the movie was bad and I became sleepy.
It didn’t make my heart suspense too much.
I personally hate Juliette Lewis.
Just looking at that face makes me irritated.
Due to such negative factors, we could not make a fair evaluation.
Starring Robert De Niro is amazed at his young and well-trained body.
Nick Nolte also has a fearless look.
Nick Nolte now looks like an old dog …
Apparently I don’t really understand the appeal of Martin Scorsese.
I didn’t think this movie was so good either.
This movie will be enjoyable for fans of Robert De Niro.