ザ・クライアント 依頼人
★★★☆彡☆
原作 ジョン・グリシャム 『依頼人』
監督 ジョエル・シュマッカー
脚本 アキヴァ・ゴールズマン
配給 ワーナー・ブラザース
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ
上映時間 119分
こんにちは。
しんじです。
今回はジョン・グリシャム原作、スーザン・サランドン主演「ザ・クライアント依頼人」の感想を書きます。
1994年の映画ですが、この時期にジョン・グリシャムの小説がいくつか映画化されました。
『評決のとき』『ザ・ファーム法律事務所』『ペリカン文書』などです。
どれも重厚なサスペンス作品です。
その中でこの作品は少年と女弁護士の心の交流も描いたヒューマンドラマにもなっていて、ほかの作品とは少し違う作風の映画となっています。
あらすじ | 感想 |
トレーラー暮らしの低所得者層の家庭で育った兄マークは弟リッキーを連れ森の奥へ入っていった。
親からくすねたタバコを吸うためだ。
いつもは誰も立ち入らない森の奥に黒いセダン車が入ってきた。
兄弟が車の様子を見るとひとりの中年男性がガス自殺をしようとしていた。
怖いから放っておこうと怯える弟。
だが心根に正義感をもつマークはガス自殺を何とか未然に防ごうと試みるが、逆に男性に捕まり車の中に引きずり込まれる。
男性はローミー、マフィアの弁護士をしていたが、マフィアの殺し屋の秘密を知ってしまった。
それは殺害された上院議員の死体の在り処だ。
彼は自分の今後に悲観し自殺をしようとしていた。
身の上を一部始終きかされたマークは隙をみて自動車から逃げ出し、弟を連れて隠れた。
ローミーは拳銃を2発撃ち放ち叫ぶ、そして絶望のうち口にくわえた拳銃の撃鉄を打ち下ろした。
マークは警察に通報したが、「自分は死体を発見しただけだ。」と嘘をつく。
敏腕検事のロイ・ホルトリッグ(トミー・リー・ジョーンズ)は州知事立候補への踏み台として議員殺害事件の解決を目論んでいた。
当然、強引な手を使いながらマークから尋問をしようとしていた。
親の離婚調停などで裁判や調査の強引さを知っていたマークは、FBIや検事から身を守るため弁護士を雇うことを考える。
多くの弁護士事務所が並ぶ雑居ビルの中で、扉を開いたのがレジー・ラブの事務所だった。
「なんだ、女の弁護士か。」と踵を返すが、レジーから切れ者の匂いを感じたマークは、弁護を依頼する。
依頼料は1ドル紙幣1枚。
ロイは悪ガキの口をわらせるのは朝飯前と考えていた。
しかし、そんな油断を逆手にレジー・ラブは尋問が法的な手順に反していると先制攻撃。
ロイは意外にも頭が切れるレジー・ラブに手を焼くこととなる。
そんな中、マフィアの殺し屋がマークへ接触してきた。
「誰かに話せば殺す。いつも見ているぞ。」
このシンプル過ぎる脅しにマークは供述を拒み始める。
トレーラーハウスは燃やされ、母親、弟の命をも危険にさらしてしまう。
だが、レジー・ラブの心の内を全て聞き、彼女を信頼すると、マークはマフィアから家族を守り正義を貫く決心をする。
あらすじ | 感想 |
トミー・リー・ジョーンズが若いなぁ!
この頃のトミーなら「MIB」現役で、身体能力的にもエージェントJに引けを取ることもなさそうです。
それくらい若いですね。
また主役のレジー・ラブのスーザン・サランドンもまだまだ艶やかですね。
この映画の面白いのは敏腕検事ロイが弁護士レジー・ラブに手こずるところ
ロイは早く解決して州知事への足掛けにしたいのに・・・
そのヤキモキする様子が見ていて楽しいです。
それにしてもレジー・ラブはよく1ドルで糞生意気なガキの依頼受けたなぁって思いました。
マークはちょっと言葉が汚いし、かわいげがない。
あんな生意気なガキだったら僕はお断りですね
映画を通してもマークには多少イライラさせられます。
せっかく女性留置場で身柄を保護しているのに、わざわざ抜け出して殺し屋に追い回されるしね。
ハラハラよりもイライラしましたね。
でも、そんなイライラをしっかりレジー・ラブのやさしさがフォローしてくれるので最後まで映画を楽しむことができました。
レジー・ラブいい人だなぁ
もうちょっとマークは危険もいとわずに弁護してくれたレジー・ラブに感謝をすべきだ!📢
そんなことを思いながらもラストの検事ロイがしっかりとレジー・ラブに感謝の意を示すところがよかったのでOKですね👌
なんか嫌な奴だけど、本当は憎めない奴な検事ロイ。
そういう役をするのが本当に上手ですよね~トミーったら
それにして新たな人生のチャンスをもらったマークの家族だけど、あの母親はまたしくじりそうな気がするのは私だけでしょうか?
もしかしたらレジー・ラブも感じていたとか?
だから祖母からもらった大切なコンパスをあげたのかしら??
だいたいさ、レジー・ラブのおかげで人生やり直せるくせに「あなたもいつか子供に会える。いつか夢はかなう。」だってさ、イラっとしたよね
90年代は「主役と生意気な少年」という映画が多いように感じるのは「ターミネーター2」のせいでしょうかね。(実際はそんなに多くはない?)
まぁ、この映画のマークの生意気さがかわいくなかったですが、スーザン・サランドンとトミー・リー・ジョーンズが良かったので、お勧め映画ですよ。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is shinji.
This time I wrote a review of the movie “The Client” based on John Grisham’s “The Client”.
The leading role is Susan Sarandon.
The story of a female lawyer who took on the defense of a boy who had been involved in the Mafia murder.
Lawyer fee is 1 dollar.
Summary of this article
Good point
Original
Susan Sarandon acting
Tommy Lee Jones acting
Bad point
The boy’s words are dirty.
It’s not cute.
This is a movie by Susan Sarandon and Tommy Lee Jones.
The performances of the two were wonderful, and thanks to that, I was able to enjoy and watch it to the end.