バリー・シール/アメリカをはめた男(American made)
★★★☆☆
監督 ダグ・リーマン
脚本 ゲイリー・スピネッリ
配給 東宝東和
DVD NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
上映時間 117分
こんにちは、しんじです
今回は、トム・クルーズ主演「バリー・シール アメリカをはめた男」のレビューを書きます。
この映画の監督は「ザ・ウォール」のダグ・リーマン。
彼の手腕は「ザ・ウォール」で立証済みで、緊張感の緩急がとても上手い監督です。
「アメリカをはめた男」か。
どんな風にアメリカを手玉に取ったのかな?
楽しみに映画を鑑賞しました・・・
あらすじ | 感想 |
時は1978年から1986年
大手航空会社の腕利きパイロットの「バリー・シール」
彼はパイロットの傍ら当時アメリカではご禁制のキューバ産の葉巻などをカバンに忍ばせて小遣い稼ぎなどしていた。
ある日、彼のパイロットとしての腕を買いCIAから敵対する中南米各国の極秘偵察飛行を頼まれる。
彼はパイロットとしての日々に不満はなかったが自分の可能性を試してみたい野心家だった。
家族の同意も得ないまま航空会社を辞め、CIAの航空諜報員となった。
彼が撮影する航空写真は素晴らしいものだった。
当然彼も命を削りながら任務をこなしていた。
だが、彼の報酬は仕事に見合った額ではなかった。
いつしか、彼はCIAの偵察飛行と中南米の麻薬組織の麻薬の運び屋もするようになった。
麻薬密輸の報酬はなんとキロ2000ドルだ。
だが、彼が麻薬組織のアジトで報酬をもらい受けると、コロンビア警察に逮捕され刑務所に入れられてしまう。
CIAの力により彼はすぐに保釈されるが、その負い目が彼をより過酷な任務に就かせることとなる。
それは敵国にある革命軍へ密かに武器を運ぶことであった。
その一方、彼の麻薬の密輸事業も拡大することになる。
4人もパイロットを雇うほどになる。
家族と共に越してきたアーカンソー州のさびれた町ミーナは彼が密輸で稼いだ金のマネーロンダリングをするためのダミー会社が乱立し、さびれた町なのに各銀行の営業支店も乱立する。
金は次から次へと手に入り贅沢三昧できる。
しかしいつ頃からか、欲する以上の金が次々と入りこむこととなる。
金の置き場がない、地中に埋めても前に埋めた金の詰まったスーツケースが出てきてしまうありさまだ。
そんな異常な状態にアメリカの取り締まり組織が見過ごすわけもない。
DEA(麻薬取締局)、州警察、FBIの捜査が始まると、CIAは彼を見捨ててしまう。
そしてついにバリー・シールは逮捕される。
アーカンソー州の州司法長官はバリーの財産の差押えと彼を刑務所送りと宣言するほど躍起だった。
だが、彼は知事からの電話一本で釈放される。
スーツの男たちに車で乗せられて行った先はアメリカ政府施設。
なんと今度はレーガン政府のもとに仕事をさせられる羽目になる。
仕事とは麻薬組織の摘発だった。
その裏にはアメリカ国と敵対国の関係が絡んでいた。
麻薬組織がアメリカに密輸をしている事実を掴むことが重要だったのだ。
それはバリー・シールが麻薬組織を裏切る行為そのものだ。
バリーは残された家族の為にも断ることができなかった。
いつものように密輸をすると、密輸組織の密輸行為を盗撮した。
そして麻薬組織は摘発されることになったが、組織が彼の裏切りを許すわけもない。
彼は家族と別れひとりモーテル暮らしをしていた。
日々、自分がどのように麻薬組織とアメリカ政府に関わったかをビデオテープに収めながら。
そして確実にやってくる「その日」、彼が車に乗ると、車は銃を持つ男たちに囲まれた。
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あらすじ | 感想 |
ぜんぜん違った!!
想像していたのとは全然違ったよ。
なんなんだよ!🤬
そう、この怒りは邦題に向けられています。
「アメリカをはめた男」だと!
確か予告編でも「麻薬組織とアメリカをはめた男」みたいなこと言ってたな。
てっきりその言葉通りの映画かと思ったよ。
でも実際は「American made」という原題とおりの映画だった。
つまり「バリー・シール」って男はアメリカによって作られた男なんだ。
彼はちょっと冒険心がある野心家だった。
それをCIAに利用され、野心家の彼のために用意されたような麻薬密輸、アメリカ政府の裏工作に手を貸し、アメリカによって逮捕され、ホワイトハウスにいいように使われ、麻薬組織に殺される。
全てがアメリカに踊らされた結果だ。
僕がこの映画に求めたのは「痛快さ」だったんです。
バリー・シールは麻薬組織から金を巻き上げ、アメリカ政府をも煙に巻く。
何なら、最後は死んだと思わせておいて、どこかの島で豪遊しているようなラストを想像していたのですよ。
それが映画を観たら、「バリー・シール」って何て哀れなんだろう↘
何か切なくなった😢
これは完全に日本の映画配給会社のミスリードの責任ですよ。
ほんといい加減にしなさいよ🤬
もう邦題付けるの禁止にすればいいのに!!
予告編も嘘言っちゃダメだよ。
どうにかならないものかね😤
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji.😤
This time I write a review of “American made” starring Tom Cruise.
The director is Doug Ryman of “The wall”.
Is Barry Seal famous in America?
I did not know at all.
🖊This time I would like to write about “Japanese title”.
Japanese title is “Barry Seal America wo hameta otoko”
The meaning is “The man lead「America」 around by the nose”.
In the Japanese trailer, “Man deceived the” drug cartel “and the” US government “. Is introduced.
It is a very terrible Japanese title.💩
It is the worst trailer.💩
It is totally different from the contents of the movie.
Therefore, I could not enjoy the movie😖
This is the responsibility of the film-distributing agency in Japan