クワイエット・プレイス
★★★★☆
監督 ジョン・クラシンスキー
脚本 ブライアン・ウッズ
配給 東和ピクチャーズ
DVD パラマウント
上映時間 90分
こんにちは、しんじです。
今回は「クワイエット・プレイス」の感想を書きます。
この映画は2018年の映画で公開当時、かなり専門メディアの評価が高かったのを覚えています。
監督はジョン・クラシンスキーで彼の妻エミリー・ブラントと彼自身が主演をしています。
ジョン・クラシンスキーはTVドラマ俳優で人気に火が付き、今も海外TVドラマ「ジャック・ライアン」が日本でも配信されていますよね。ちなみにジャック・ライアンは原作が小説で映画だと「今そこにある危機」「パトリオット・ゲーム」でハリソン・フォードが演じました。
エミリー・ブラントは「オール・ユー・ニード・イズ・キル」で一躍有名になった感があります。
あらすじ | 感想 |
リー・アボット、妻イヴリン、長女リーガン、長男マーカス、次男ボー
アボットファミリーは、終末を迎えようとする人類の数少ない生き残りだ。
人類は決して音を立ててはいけないのだ。
音を立てれば奴らが来るからだ。
だが、まだ幼子のボーは遊び盛り。
廃墟となった街、立ち寄ったスーパーマーケット、拾ったおもちゃが大きな音を立てると、ボーは奴らに殺された。
それは長女リーガンの心に深いクレバスを作った。
ボーにおもちゃを手渡したのはリーガンだったのだ。
自分の事を父リーは怒っている。
いや、「自分は愛されるに値しない」と自分を責めたてているのだ。
だが、ある日、家族の絆を確かめるかのように、奴らがやってきた。
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あらすじ | 感想 |
世間の評価はだいたい5段階評価の2.5くらいのようです。
それはこの映画の評価が賛否両論にわかれたからでしょう。
話の内容は違いますが、この映画を観た感触としてはメル・ギブソンの「サイン」に近い作品だと思いました。
あの映画も家族の絆と謎の奴らに襲われる映画です。
世間の評判はあまり良くない映画ですが、私は凄く好きな映画です💛
映画はなるべく映像で表現する。
それによって心情、状況、ストーリーを鑑賞者へ伝える。
私は映画の重要な要素と思っています💎
この映画は「音を立てない」という基本プロットを元にそれをやってのけたのです。
話が展開する時に挟み込む何気ない風景。
寒く寂しい山々、火に当たる主人公。
それだけで人類というものが欠け落ちた世界観。
寂しく、心細く、不安な心情。
静けさと間によってグイグイと伝えてくるのです。
これは素晴らしいと思いました
もうそれだけで僕の評価が高くなる条件は満たしてしまったのです。
ストーリーも凄く良かった。
ツッコミどころがないとはいわない。
多くの人が「なぜ、妊娠?」と思ったはずです。
そこは僕も思った。
それって絶対に今やっちゃいけないことですよね。
種の繁栄。
この子孫を増やすことをしない種は絶滅します。
「人類はあきらめない。」
というメッセージ性の表れなのかな?
まぁ、そこは置いといたとして・・・
リーガンの心の傷・重しを父リーが全て持って逝ったあの場面がすごく感動的だった。
凄く美しい死にざまでしたよね。
深いなぁ、愛
そして臆病な次男マーカスの怖がり。
あれが凄い効果を発揮しますよね。
観ているこっちまで彼の臆病な心が伝染してくるのですよ
魚が暴れて ビタビタッ!
「その音で奴らが来ちゃう~」
そのビビり感がすごく伝わってきます。
ラストもホラーにある「残念な終わり方」じゃなくて、観終わった後に凄く強気になれるところが、So Good
このレビュー書いていてやっぱり「サイン」に似ていると改めて感じました。
ジョンン・クラシンスキーは「サイン」を観ています。
そして影響されてます、おそらくね。
「映像で語りかけてくる」を意識して観てみてください。
この映画の良いところがわかりますよ。
ホラー映画で★4は凄いです。
超お勧めです!
ああ、あの釘の場面。
僕はついつい目を塞いじゃいました🙈
あらすじ | 感想 |
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「クワイエット・プレイス/破られた沈黙」2021年上映予定
2020年5月に上映が予定されていた「クワイエット・プレイス/破られた沈黙」がついに2021年に上映されます。
僕のマイシアターであるユナイテッドシネマとしまえんにもチラシが置いてありました。楽しみですね。
公式サイト「クワイエット・プレイス/破られた沈黙」
Hello.
This is Shinji.
This time I wrote a review of “A Quiet Place” directed by “John Krasinski”.
Starring John Krasinski and his wife “Emily Blunt”.
The rating of this movie is pros and cons.
The enemy is a space creature.
Many people would have dropped the rating of the movie for this.
But I like this movie.
Overview of this article
Good point
“Sentiment, situation, story” expressed through scenery.
I think this is the most important factor in a movie.
The deep love of parents is expressed.
On death of father Lee.
The scene of dying while taking away the wound of my daughter Regan was a precious scene.
Feelings of Marcus, a weak son.
His fear came here as well.
The last to finish encouragingly.
Bad point
None
This movie is very similar to Mel Gibson’s “Sign”.
The message from the movie is almost the same.
“Sign” is my favorite movie.