「第9軍団のワシ」の感想・レビュー(ネタばれ有り)

第9軍団のワシ

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第9軍団のワシ第9軍団のワシ
★★★☆☆
原作 ローズマリー・サトクリフ「第9軍団のワシ」
監督 ケヴィン・マクドナルド
脚本 ジェレミー・ブロック
配給 大奏
DVD パラマウントホームエンタテインメントジャパン
上映時間 114分

こんにちは、しんじです。

今回はAmazonプライムで観賞した「第9軍団のワシ」の感想を書きます。

この映画はローズマリー・サトクリフ「第9軍団のワシ」を原作とし、ケヴィン・マクドナルドが監督をしています。

この監督は僕が大好きな映画「ラストキング・オブ・スコットランド」を作った人物です。

第9団のワシ

PukuPukuMarine

あらすじ 感想

🦅あらすじ

ローマの百人隊長マーカス

第9軍団のワシ

彼の父は第9軍団を率いてブリテン北部への侵攻の一手を担っていた。

幼きマーカスの目には偉大なる父ローマ栄光の象徴黄金のワシが今もその目に焼き付いている。

第9軍団のワシ

その黄金のワシを北部の部族に奪われ、第9軍団はブリテン北部の地に散っていった。

一家の汚名返上と父の名誉を取り戻すべくマーカスは隊長の職務を全うする。

ある日、砦に攻めてきた北部部族との苛烈な死闘の末、マーカスは足に大きなケガをし、名誉除隊となる。

志半ばの除隊に生きる気力を失うマーカス。

ある日、闘技場で、屈強の戦士と奴隷の対決を目にする。

殺せ」の怒号の中、戦士の挑発に沸く闘技場。

しかし奴隷は刀を捨て、死を選ぼうとしていた。

第9軍団のワシ

そこには「心までは支配されまい」とする強い意志があった。

生かせ!

第9軍団のワシ

マーカスは大きな声で叫ぶ。

その声に続いて、「生かせ」の声が会場を包む。

第9軍団のワシ

マーカスと奴隷が出会うのは間もなくのことだった。

奴隷はマーカスの奴隷として仕えることになる。

奴隷のエスカは言う。

「私は決してローマ人の奴隷にはならない。しかし、あなたは私の命を救った。私はあなたに仕えるのだ。」

第9軍団のワシ

決して誇りを失わないエスカ

ある晩、政治家の話から北部の部族が黄金のワシがローマ人を妨げた象徴として崇められていることを知る。

領地外の北部へ行くことは自殺行為と言われる中、マーカスは奴隷エスカとともに北部へ行くことを宣言する。

奴隷エスカがローマの領地外でマーカスにをむくことは必至。

だが、マーカスはエスカの言葉を信じ、この世の果てといわれる扉を出てブリテン北部へ向かう。

第9軍団のワシ

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あらすじ 感想

🦅感想

そうですね。

つまらなくはないです。

ですが凄く面白かったわけでもない。というのが率直な感想です

何かもうひとつ足りないのです。

別にド派手にしろとかそういうのではないのですが、魂を揺さぶるような熱いものがないんですよね。

この映画の主題は「名誉・誇り」だと思います。

ローマ人はその象徴として「黄金のワシ」というものをこしらえます。

そしてマーカスはそのワシを取り返すことこそ、「名誉」と「誇り」を取り戻すことなのだと、取りつかれたように思うわけです。

しかし除隊によって、その思いを果たせなくなったとき失意します。

これはローマ人が「物によってしか価値を見出せない」ことを表しているように思います。

尽きることない侵略の野望と欲望。

映画の中でも言ってますよね。

ローマ人は満足を知らない。

一方、奴隷のエスカは違っていました。

彼の「誇り」は常に自分の心にあります。

その「誇り」に誓い、最後までマーカスを助けます。

そのエスカの揺るぎない「誇り」を見ることで、本当の「誇り」と「名誉」について知ることとなる。

「黄金のワシ」そのものに意味があるわけではない。

そこに集うものの魂にこそ「誇り」と「名誉」があるのだ。

「誇り」とは自分の心にこそあるのだ!

原作を読んでいる人には「いや、全然違うよ。」とか突っ込まれそうですが、私はそんな風に感じました。

ここで、私が不満なのがマーカスの「誇り」、エスカの「誇り」だけしか描かれていないことです。

そう、先住部族の「誇り」について語られていないです。

これってちょっと片手落ちだと思います。

原作ありきの映画だから仕方がない事ですが、マーカスには先住民族がどういう思いで戦っているのかを知ってほしかった。

それを野蛮人として描いているのはダメですよね。

彼らには彼らの「誇り」があり、守るべきものがある。

第9軍団のワシ

部族の営みがある。

そこをもっと深く丁寧に描くべきだったのではないでしょうか。

そうすることで最後の戦いに意味を見出してほしかったです。

第9軍団のワシ

それが「熱く魂がふるえる映画の要素だったはずなのです。

何となくどこかに原住民に対する偏見が入っているような気が・・・

でも、この映画イギリスとアメリカの合作なんです。

ブリテンの北部の民族は蔑まされていたってことなのでしょうか?

この辺はもしかしたら欧州の歴史を知らないとわからないのかも。

しかしこの映画からは「ラストキング・オブ・スコットランド」のような強烈なパワーが感じられなかったですね。

本当に同じ監督なのでしょうか?

それともやはりあの映画はフォレスト・ウィテカーの演技の賜物だったのでしょうか?

私は「ラストキング・オブ・スコットランド」はかなり好きな映画でDVDを持ってます。

マーカスとエスカが辺境の地へ旅立つ様子をみて、ふとケビン・コスナーとモーガン・フリーマンが旅をする「ロビン・フッド」を思い出してしまいました。

第9軍団のワシ

もしかしたら私の観る着眼点がずれていたのかもしれません。

評価が高い映画ですので、観てみてもいいのかもしれません。

Amazonプライムでは4.4もありますからね。

ちなみに私の評価は好きな俳優ドナルド・サザーランドが出演していることを加味しても3つです。

あらすじ 感想
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Review of movie

Hello.

This is shinji.

This time I wrote a review of the movie “The Eagle of the Ninth”, which was made based on Rosemary Sutcliff’s “The Eagle of the Ninth”.

Romans who can be seen only by the value of things.

A slave who has “pride” and “belief” in his heart.

The story depicts human “pride and honor” through their journey.

Good point

Favorite actor “Donald Sutherland” is appearing.

Bad point

It’s bad not to paint the “pride” of whitewashed natives in this movie.

第9軍団のワシ

They have their “pride” and “reason to fight”.

I should have drawn it firmly.

The director of this movie is “Kevin Macdonald”.

He directed “The Last King of Scotland”.

However, I didn’t feel the power of this movie as it did in The Last King of Scotland.

There was never a “my soul-stirring”.

投稿者: emo-shinji

東京中野区でPukuPukuMarinというDiving serviceをしています。 PADIのMasterScubaDiverTrainerというインストラクターです。 EFRの救急救命のインストラクターでもあります。 ずーっと伊豆を中心に潜っています。初島と西伊豆の黄金崎を得意としています。ダイビングと映画で満足です。

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