アンタッチャブル
★★★★★
監督 ブライアン・デ・パルマ
脚本 デヴィッド・マメット
配給 パラマウント映画
DVD パラマウントジャパン
上映時間 119分
こんにちは、しんじです
今回は僕のDVDコレクションにある「アンタッチャブル」レビューを書きます。
映画ファンの方は観ている人がほとんどだと思うし、TVでも何回も放映されてますよね。
監督のブライアン・デ・パルマは、ホラー映画「キャリー」やアルパチーノ主演の「スカーフェイス」最近で言えば「ミッションインポッシブル」の最初の作品を撮った監督です。
あらすじ | 感想 |
禁酒法が施行がされていた時代、ある意味絶大な力を持っていたのはマフィアであった。
シカゴの街ではマフィアに逆らった報復で店ごと爆弾で吹っ飛ばされてしまうこともあった。
そして今も幼い少女の命が奪われた。と新聞に記事が載る。
財務省のエリオット・ネスはマフィアによる収賄で腐りきったシカゴの街へ派遣された。
ネスは最初の仕事としてマフィアの闇酒の摘発にはりきっていた。
警察官たちにも檄を飛ばし、威勢良くも荷物を空ける中からでてくるのは傘だった。
初っ端からドジを踏んだネスは酷く落ち込み橋の上で黄昏ていた。
するとひとりの初老の警察官に職務質問をされる。
「自分は財務省の人間だ。」と告げると警官は「そうか。」言い立ち去った。
ネスは「ちょっと待て。君はこんな夜に銃を持った男の身元も確認せず放っておくのか?」
と自分のイラつきをぶつけるように警官に言い放った。
「素人は財務省なんてかたらないさ。」
ネスは返す言葉もなかった。
「君の名前は?」と続けてネスが聞く。
「ここに書いてある。」と自分の胸のバッジを誇らしく示すのだった。
「警官の教訓1 無事に家に帰ること。」
そう言いながら立ち去る警官の後姿をネスは見つめていた。
ネスは警察署内で笑われ者になっていた。
途方に暮れるネスに、ひとりの女性が訪ねてきた。
「ネスさんですね。マフィアに立ち向かってくれるのはあなただけです。私は巻き沿いになった少女の母です。どうか・・・どうか、奴らを捕まえてください。信じてます。」
その言葉を聞きネスは奮起する。
ネスが向かうはラシーヌ通りにあるアパート。
夜に出会った警官マローンを訪ねアル・カポネを刑務所にぶち込むまでやめない覚悟を誓い、マローンを仲間にする。
「警察官が腐っているなら腐る前の果実を取ればいい。」
マローンはネスを警察訓練校に連れていき、まだ訓練生ながら銃の天才ジョージ・ストーンを仲間にする。
ネス、マローン、ウォレス、ストーンはアル・カポネの闇酒の拠点や大きな取引をことごとく潰していく。
そしてウォレスの助言から裏帳簿を証拠にすることでまずは脱税罪としてアル・カポネを検挙する作戦をたてる。
だが追い詰められたマフィアは報復としてウォレスの命を奪う。
そして殺し屋が向かうはラシーヌ通り。
ネスとストーンがアパートを訪ねると、そこには機関銃で撃たれたマローンが横たわっていた。
マローンは最後の力を振り絞りネスに列車の時刻表の1ページを渡し息絶える。
アル・カポネは会計士を列車に乗せて高跳びさせる計画だったのだ。
ネスとストーンは逃がすまいと駅へ向う。
銃撃戦の末、会計士を捕獲した。
アル・カポネの脱税に関する裁判が始まる。
裁判所内は銃器の所持は禁止。
だが白スーツの男の胸元に銃があるのをネスは見逃さなかった。
白スーツの男の所持品を調べるネス。
男から銃を取り上げ、男の所持品のマッチでタバコの火をつけるネス。
マッチの箱に『ラシーヌ通り』のメモ。
「ラシーヌ通り。そこに住んでいた友がいた。」
白スーツの男は屋上へ逃げていく。
追い詰めるネス。
「貴様は絶対に許さんぞ。刑務所にぶち込んでやる。」
「へ、そ~かい。だがどうせ俺は直ぐに釈放だぜ。」
「おめーのダチは豚だったな。」
「なんだと!」
「おめーのダチの警官は豚のようにヒーヒー泣いて死んでいったって言ったのよ。」
ネスの顔が怒りで硬直すると、白スーツの男の肩を持ち勢いよく押し続けた。
「おい、ちょ、待て」
叫びながら屋上から落ちていく男を見ながら吐き捨てる。
「ヒーヒー泣いてるのは自分じゃないか!」
裁判は膠着状態にあった。
どうも様子がおかしい。
余裕をみせるアル・カポネ。
ネスは休廷中、判事に掛け合う。
裁判が再開されると判事は
「となりの離婚裁判の陪審員とこちらの陪審員を入れ替えなさい。」
と陪審員の入れ替えを命じた。
あせるアル・カポネと弁護士
「どういうことだ!」と弁護士に詰め寄るカポネ。
すると弁護士は「弁護側は無罪の主張を撤回し罪を認めます。」
「きさまー!」
一斉にどよめく裁判所。
カポネが暴れ大きな騒ぎのなか、
「戦いはな・・・」
「な、何だと?」
「戦いは最後まで戦いだ。と言ったんだ」
戦いが終わりネスは財務省へ帰ることになる。
目を赤くして別れの言葉をかけるストーン。
ネスはそんなストーンの手にマローンの形見を握らせる。
「これは・・・ネスさんが・・・」
「いや、これは警察官が持っていたほうがいい。」
夕焼けに染まるシカゴの街、ネスの足は軽やかだった。
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あらすじ | 感想 |
凄く面白いです。
この映画で一番かっこいいのはマローン役のショーン・コネリーです。
ネスに名前をたずねられ、「ここに書いてる」と胸元のバッジを誇らし気にコンと警棒で示す。
かっこいいですね。
そしてアル・カポネのデニーロ。
デニーロが指を立てながら話す様は何とも威圧感たっぷりです。
本当に怖くて悪そうな親分です。
この人のカポネを超える人っているのかな?って思うほどハマってます。
この映画で一気にスターダム上がったアンディー・ガルシア。
潤んだクリっとした目にリーゼント。
超かっこいいアンディーガルシアを見ることができます。
個人的に一番好きな場面は最初にストーンが登場するシーンですね。
マローンが挑発
「やっぱりなこいつらイタリア人は盗人だ。」
「おい・・・今、何て言った。」
「おまえは嘘つきなイタ公の盗人だっていったんだ。」
「そういうてめーはアイルランドの豚野郎じゃねーか!」
マローンに銃を突きつける。
この場面いいです。
これはマローン流の面接試験だったんですよね。
相手がナイフを持ってたら銃を突きつけろ。
これがシカゴ流。
そして駅での名場面。
銃撃の末、会計士を人質にとるギャング。
「5秒数えるうちに俺たちを逃がせ。さもないと会計士を殺すぞ。」
ネスは「準備は?」とストーンにたずねる。
「完璧です。」とその銃口はブレることなくギャングに向けられている。
「1・に」
バーン!
「2」とストーンが言う。
無残に殺されてしまったマローンの仇をとる場面も素晴らしい。
「ヒーヒー言ってるのは自分じゃないか!」
溜飲が下がりました^^
最後にマローンの形見をストーンの手に握らせるのも良い場面ですよね。
ここの場面好きな人も多いのではないでしょうか?
マローンの形見は警察官の守護神・聖ユダのメダルと警察連絡箱の鍵。
だからネスは警察官であるストーンこそ持つに相応しいと考えたんですよね。
名場面がいっぱいの「アンタッチャブル」
まだ観たことがない人は是非みてください。
おススメです。
小ネタですがDVDのパッケージが2種類あるのをご存知でしょうか?
一つはこの記事のトップにもあるオリジナルバージョン。
もう一つが、ネスの持つ銃が手帳になっているバージョンです。
アメリカが抱える銃問題に憂慮したものだといわれています。
あなたが好きな場面があったら教えてください。
コメントお待ちしております。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is shinji.😎
This time I wrote a review of Brian de Palma’s masterpiece “The Untouchable”.
It is one of my most favorite movies.
Outline of this article
Good point
irected by
Screenplay for this movie
Sean Connery is cool.
Andy Garcia is cool.
Al Capone performed by Robert De Niro is wonderful
A scene where Nes and Malone meet (scene of a bridge)
A scene to give Malone’s memento to Stone
Bad point
None
🤗I think that it is not an exaggeration to say that it is a masterpiece in masterpieces.👏👏👏