劇場版アニメ「 幼女戦記」の感想・レビュー(ネタばれ有り)

劇場版 幼女戦記

劇場版 幼女戦記劇場版 幼女戦記
★★★★
原作 「The Saga of Tanya the Evil」カルロ・ゼン著
監督 上村 泰
脚本 猪原 健太
制作 NUT
製作 劇場版幼女戦記製作委員会
配給 角川ANIMATION
上映時間 98分
劇場版 幼女戦記 公式サイト

こんにちは、しんじです。

今回は「劇場版 幼女戦記」の感想を書きます。

この「幼女戦記」はライトノベルから漫画・アニメへとなる最近よくある形です。

TVアニメは全12話で構成されるseason1が2017年に放映されました。

私はこのアニメをAmazonプライムビデオで初めて知りました。

「幼女戦記」というタイトルだけに主人公はターニャという幼女で、そのターニャが幼女でありながらも将校になり自分の部隊を指揮して戦いに身を投じる内容です。

劇場版 幼女戦記

ジャンル分けをするならば異世界アニメです。

この映画を観るにあたっては前知識としてseason1を観ることが必須となっています。

Season1を観なければ、ターニャがなぜこのような戦いに身を投じる事となっているのか、また、ストーリーに登場するターニャを仇として執念を燃やすメアリーの存在もよくわからないでしょう。

劇場版 幼女戦記

では、この「幼女戦記」の世界観を軽く説明します。

群雄割拠する世界で「帝国」と「共和国」の領地をめぐる戦いは膠着こうちゃく状態にあった。

拮抗する激しい戦いの前線「ライン戦線」

ここに「ラインの悪魔」と称される士官がいた。

類まれなる戦闘力と精度の高い戦略を練る知性を兼ね備える幼女ターニャ・デグレチャフ

彼女は数々の功績から少佐となり自ら編成した第二〇三航空魔導大隊の大隊長となり戦火に身を投じていく。

ターニャ・デグレチャフという人物

現代社会、ここに一人の優秀なサラリーマンがいた。

優秀であるがその考えは野心的であり合理主義的

ある日、彼はひとりの社員にリストラ退職を告げる。

そして逆恨みに電車のホームから突き落とされてしまう。

列車に跳ねられる刹那、彼はと思しき存在の声を聴く。

信仰について問答されるが、合理主義の彼は神などを信じない。

その罰として彼は信仰持たざるを得ない過酷な世界転生させられてしまう。

世界大戦当時のドイツに似た国で前世の記憶を残して生まれたのがターニャ・デグレチャフだ。

彼女は存在「X」復讐を誓いながらも「X」に運命を翻弄されながら激しい戦いに身を投じていく。

劇場版を観た感想

この劇場版もやはり最近主流となる次seasonの布石とする内容です。

つまり先にも言った通りTVシリーズを観てきたファンサービス的な映画と言っていいでしょう。

昔は劇場版いえば外伝的な話が多かったですが、今の時代は次のseasonの冒頭の話を映画とすることが多いです。

劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」もそうでしたし、秋に公開される「鬼滅の刃 無限列車編」もそうですよね。

劇場版鬼滅の刃-無限列車編-公式サイト

だから一見いちげん様には不親切な作りになっています。

その反面、そのアニメを深く愛しているファンには一層楽しめるものになっていると思います。

個人的見解ですが外伝映画って面白くないもの多いですからね。

そして、クオリティーはTV版と同等なものとなっております。

その真意はTV版「幼女戦記」のクオリティは非常に高く、制作会社「NUT」は素晴らしい仕事をしています。

その質を落とすことなく劇場版も非常に高いクオリティを維持しつつ迫力のあるアニメーションが展開されています。

私は7.1chを再現するヘッドホンシステムで大迫力の音響で骨の芯までたのしみました

さてSeason1を観た者としては、この劇場版はとても面白かったです。

一番良かったのは第203部隊の隊員の個性が凄く明確になってキャラ立ちし始めたことです。

だから、戦闘場面でも隊員の危機的状況にハラハラすることが多くなり、活躍すれば「良くやった!!」と感情移入することができます。

ターニャは大隊長として器が大きくなったようにも感じ、冷徹な合理主義者よりも人間味が増した感じがします。

その結果、隊員とターニャの絆も強くなった感じです。

ターニャを仇とするメアリーはその絶大な魔法力だよりに出鱈目な攻撃をしてきます。

そんな戦略などない無茶苦茶な攻撃だがターニャは苦戦を強いられる。

もしも戦闘経験を積み戦略のもとに攻撃してきたらターニャとて危ういですね

末恐ろしい存在としてばっちりインプットできました

ますますseason2が観たくなりました

クオリティ・迫力・ストーリー・キャラクターどれをとっても最高のものだったと思います

僕はこのアニメの魅力は、第203部隊のドラマ性に一番感じるものがあります。

戦いに身を投じ、明日には死ぬかもしれない隊員の絆がますます面白くなってきます。

そうすると自分の事しか考えなかったターニャ―が、どのように変わっていくかが凄く興味深いです。

そういう意味でも「幼女戦記」はしっかりとした大人も楽しめるアニメだと思います。

ターニャの「なぜこうなったー!!?」は健在で今回も笑わせもらいました

是非、season1をしっかりと観た上でご覧ください。

きっと楽しめると思いますよ
凄くお勧めのアニメです。

いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕
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投稿者: emo-shinji

東京中野区でPukuPukuMarinというDiving serviceをしています。 PADIのMasterScubaDiverTrainerというインストラクターです。 EFRの救急救命のインストラクターでもあります。 ずーっと伊豆を中心に潜っています。初島と西伊豆の黄金崎を得意としています。ダイビングと映画で満足です。

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