MEGU ザ・モンスター
★★☆彡☆☆
製作国 中国・アメリカ
監督 ジョン・タートルトーブ
脚本 ディーン・ジョーガリス 他
配給 ワーナー・ブラザース・ピクチャー
DVD ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
上映時間 113分
こんにちは、しんじです。
まだ梅雨は開けないけど、もう夏ですね。
ということで、今回はジェイソン・ステイサム主演「MEGU ザ・モンスター」の感想を書きます。
前回、「ザ・メガロドン」というめっちゃ笑える映画をこの映画と間違えて観たわけですが、さて、本家はどのような感じかな。
あらすじ | 感想 |
中国の海洋研究所「マナ・ワン」
今、ジャン博士の深海論を証明する世紀の瞬間だった。
海溝はマリアナ海溝よりももっと深い場所がある。
そこは硫化水素の層で隔てられ、その一番下の海層は未知の世界。
探査チームはついに硫化水素の層をぬけ、さらに深い場所へ到達した。
そこは深海とは思えぬほど生命力にあふれた世界だった。
その感動を噛みしめる間もなく、探査機が大きな衝撃を受ける。
巨大な何かが探査機を攻撃してきたのだ。
そこは海底1万メートル以上の世界。
そんな場所への救助経験者は世界で3名しかいない。
調査チームのリーダーマック(クリフ・カーティス)とジャン博士は元チームのジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)を迎えに行く。
ジョナスは5年前の救助活動においてチームメイトを見捨てて逃げた疑いをかけられ辞職したのだ。
マックとジャン博士の説得に首を横に振るテイラーだったが、深海で救助を待つ隊員に元妻ローリーがいることを知り研究所へ向かった。
5年前の救助活動で一緒だったヘラー医師とその噂をしるジャン博士の娘スーイン(リー・ビンビン)はテイラーが戻ることに反発を覚えた。
テイラーに頼ることなく自分が救助しに行くとスーインは単独探査機に乗り込み先に深海へ向かう。
テイラーは深海の事故者だけでなくスーインもまとめて救助することになり、探査機に乗り込み深海へ向かう。
深海へ向かうとスーインの探査機が古代の巨大ザメ「メガロドン」に襲われる。
テイラーはサメを自分におびき寄せ、スーインを浮上させる。
そして探査チームを助け、無事研究所へ戻る。
ひとりの犠牲者がでてしまったものの、救助は成功。
しかし、海上にある研究所が大きく揺れた、すごい衝撃とともに。
海中階へ降り海の様子を見るとメガロドンが深海から表層に上がってきたのだ。
探査機が浮上した影響でメガロドンが容易に表層に登ってくる道しるべをつくってしまったのだ。
自分たちの責任でメガロドンを表層へ解き放ってしまったこと。
そして古代のサメを研究するという探求心のため、テイラーと研究所のチームはメガロドンを捕獲する計画を立てる。
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あらすじ | 感想 |
この映画、ほぼ中国映画です。
ハリウッドの技術やスタッフ、そしてジェイソン・ステイサムやクリフ・カーティスを起用した中国映画って感じ。
めちゃくちゃ中国に忖度して「中国の技術力」や「海への進出」、さらに「〇〇の人民よ、海は素晴らしい。」アピールをし放題です📢
さらに元妻ローリーの自己紹介的な場面では「元捕鯨反対運動の隊員」という肩書までが紹介されます。
これって遠回しに日本をディスっているように感じます。
そしてチームの最初の犠牲者はトシ(マシ・オカ)という日本人です。
うーん、なんか深読みしてしまう・・・
ジェイソン・ステイサムは元妻を助けに来ておきながら、スー・リン(リー・ビンビン)がしっかりヒロインの座に着きます。
スー・リンリンは必要以上に登場場面が多くジェイソン・ステイサムと同等かそれ以上に露出が多いです。
さらに海洋研究院なのにバッチリメイクでことあるごとに決め顔をするのですよ。
なんか観ていて恥ずかしくなる
海に潜った後までもバッチリメイクしてるってどうなのかと思う。
同じサメに襲われる映画「ロスト・バケーション」のブレイク・ライブリーを見習ってほしいです。
ストーリー的にも何か目新しさもなくて、一度メガロドンをやっつけたあと、もう一匹登場して、ストーリーがさらに続くとわかった時は、正直「まだ続くんだ・・・」って感じだったです。
そのあと中国のビーチにサメが移動するんですが、ビーチで遊ぶ中層階よりも上の人たちが浮き輪やバナナボートで海にたくさん浮いているのが、凄くわざとらしい。
ここからメガロドンとの第2ラウンド。
もう蛇足の域でストーリーが進行していくのです。
そしてサメを退治した後は、もうどうでもいい感じでした。
だってジェイソン・ステイサムとリー・ビンビンが甘いトークするくらいしか想像つかない感じでしたからね。
この映画、ジェイソン・ステイサムがでてなかったら別にどうでもよい映画だったかも。
ただ海の中で泳いだり潜ったりするジェイソン・ステイサムの姿はやっぱりとってもCOOL。
最終的には巨大なメガロドンと肉弾戦で勝つという離れ業をするのですよ。
さて、前にみた「ザ・メガロドン」とはCGがけた違いに違います。
迫力凄いし動きも全然違います。
まぁ「ザ・メガロドン」がギャグのように酷かったというのもあるのですが。
でも、やっぱり水中のCGって難しいのかもしれませんね。
ジェイソン・ステイサムとメガロドンが対峙する場面では、やっぱり少し違和感がありました。
めっちゃくちゃお金かけているはずなんで、これが今の技術の限界なのかな?
あとちょっと、深海の光景がありえないですよね。
あの魚の多さは水深5~10mくらいでみられる光景です。
深海は途中で酸素が無くなる層があって生物が住めないところがあるのです。
この層があるから深海は極度に生物が少ないし、酸素も少ないので小魚の群れやスイスイ泳ぐ魚は少ないと思いますよ。
サンゴ礁を連想させるようなものがたくさんありますが、深海はそんな場所ではないと思う。
あとメガロドンについても、もっと緩慢な動きだと思う。
おそらくはジンベエザメよりも少し早いくらい。
それでもメガロドンはクジラ目を主食としていたのでクジラと同等くらいの動きは出来るかな。
それも瞬間速度くらいだと思った方がいいのではないでしょうか?
ま、映画だからいいか
とにかく事あることにリー・ビンビンの決め顔が気になる映画でした。
映画館で観なくてよかったです。
個人的に中国ヨイショのハリウッドが嫌だったので、少し色眼鏡で映画を観てしまいました。
中国は別に関係ないよ、むしろ好きって人は十分に楽しめるかもしれません。
結果的に「ザ・メガロドン」のほうが大爆笑したのでおもしろかったかも。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is shinji.
This time I wrote a review of “THE MEG” starring Jason Statham or LI Bing Bing.
I would say this movie is a Chinese movie.
A Chinese movie featuring Hollywood techniques, staff and actors.
The story is about defeating a giant shark.
But I partly felt China’s propaganda.
There are scenes that suggest China’s marine technical capabilities, efforts for the sea, and advancement.
On the contrary, the irony of “whaling” is included for Japan.
I couldn’t watch the movie with a little honest feeling.
Summary of this article
Good point
Jason Statham is Cool
Bad point
Li Bing Bing puts on makeup so much that she doesn’t seem to be an ocean research staff.
The deep sea is definitely not such a sight.
Megalodon can’t move that fast.
The story was mediocre and the screening time was about 70 minutes, which was just right.
A movie that feels Chinese money in Hollywood.