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スーサイド・スクワット
★★★☆彡☆
監督・脚本 デヴィッド・エアー
配給 ワーナー・ブラザース
DVD ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
上映時間 123分
こんにちは、しんじです
今回はDCコミックスの実写化映画「スーサイド・スクワット」の感想を書きます。
私はあまりアメコミ映画の記事は書かないのです。
アメコミ映画は普通の映画レビューとして書くには少し判断材料が難しいからです。
大概が評価はあまりよくない結果になってしまいます。
今回は悪のチームということで、ヒーローチームとどこが違うのかを見て観たくなりましての観賞です。
あらすじはザックリと書いて感想を書いていこうと思います。
| あらすじ | 感想 |
🧙♀️あらすじ
ヒーローの中でも絶対的力を持つスーパーマン。
彼は正義である。
しかしその絶対的な力が逆に人類にとっては脅威に感じる。
もしも彼と同等の力を持つ悪がいたら。
もしも彼が闇落ちしたら？
そう考えると、それに対抗できる力が必要である
米政府のアマンダ・フォラーは、超人的な力を持つ悪人たちのチームをつくって悪人退治をさせればよいと考える。
なぜならば・・・ 闘って死んでも構わない存在。
作戦が失敗しても誰も傷つくことがない存在。
「毒には毒を」である。
現在刑務所に収容されている極悪人の弱みにつけこみ、首に超小型爆弾をつけて脅してチームを編成する。
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| デッド・ショット 超人的スナイパー |
ハーレイ・クイン 狂人女でジョーカーの女 |
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| 古代の魔女エンチャントレス |
メンバーを集めチーム編成をしようとしたところ、古代の魔女エンチャントレスが逃走！
弟インキュバスの魂を解放し、人類を滅亡するため巨大な魔法兵器を作る。
テロ殲滅特殊部隊のリック・フラッグは極悪人チーム「スーサイド・スクワッド」を引き連れ、魔女エンチャントレスの野望を打ち砕くために立ち向かう。
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| あらすじ | 感想 |
🧙♀️感想
映像はド迫力で良いし、酷評されるような映画ではない。
単純に面白かったですよ。
ただ、バランスがとてつもなく悪いです。
私はDCコミックスを読まないし、それぞれのキャラの本当の強さや背景的なものを知りません。
その視点から見ると目を覆いたくなるほどのバランスの悪さを感じてしまいます。
まず、一番に浮いてしまっている存在が「ハーレイ・クイン」です。
私の認識では「ハーレイ・クイン」はもと精神科医で、ジョーカーに魅せられたイカレ女ってだけなんです。
それが、なぜにあんなに恐れられているのか？
ジョーカーの女だから？
そもそも私の認識だとジョーカー自体がイカレタただのテロリストってだけなんです。
それに引き換えデッド・ショットは超人的なスナイパーの力を持っているし、エア・ディアブロに関してはX－MENのような力ですよね。
ハーレイ・クインと同等にパワーバランスが悪いキャプテン・ブーメラン。
こいつに関しては泥棒でしょ？
ブーメランが上手い泥棒。
そしてワイヤー使いなんて猫の手ほども役に立たないだろう。
案の定すぐ殺されてしまいましたが。
ワニ男もなんか役にたったか？
怪力？
そんな風には見えなかったな・・・
このスーサイド・スクワットってデッド・ショットとエア・ディアブロがいればいいんじゃね？
さらに超常現象を巻き起こす魔女エンチャントレスとインキュバスに立ち向かうんでしょ。
X－MEN的なディアブロがインキュバスに立ち向かえるのはわかるけど、他のメンバーはほぼ生身の人間だから、本当だったら瞬殺じゃねーの？
それに、ほぼ人間のチームだから、人間の武器である銃や爆弾に頼るわけです。
それで超強い魔女エンチャントレス＆インキュバスを倒せるのか？
それで倒せるなら軍隊のミサイルを撃ち込むだけで倒せるんじゃねーの？
そこに無理が生じるから、魔女の手下をただの木のバットで殴って倒すハーレイ・クインが存在するわけで・・・
デッド・ショットが銃でやっつける横でハーレイ・クインが木のバットでバッタバタと敵をやっつける。
これって明らかに変ですよね。
スーサイド・スクワット内のパワーバランスが悪いし、対抗する敵とのパワーバランスも悪すぎなんです。
そして、なんかわからニャイが、「仲間」とか「愛」とかを極悪人が語りだしちゃうじゃないの。
これってさ、この時点で極悪人である意味がなくなってね。
なぜディアブロの昔話でしんみりしているの？
そんなに心優しいわけ？
極悪人がさ・・・
強盗のキャプテン・ブーメランなんてさ「心の傷口をさらに傷つけることはやめろ」みたいなこといってハーレイ・クインに説教しちゃうしさ。
おいおいブーメラン使い。
おまえは金目当てに仲間の首をブーメランでちょん切るくらい心無い奴のはずだろうが。
ラスト近くになるとさ、首の超小型爆弾とかで脅されていたこととか関係なく 「よし、いっちょやってやるか！」 みたいなノリで、戦う理由すらブレブレになっちゃいます。
ハーレイ・クインも「私の仲間を傷つけるな！」みたいな事いう始末の悪さ。
そんなに仲間として結束する期間あったか？
思い入れはどこから？？？
ラストにおいても、リッグ・フラッグの決断に心を痛める悪人ども
ハーレイ・クイン、高笑いでもして見せろよ。
なんでそんな沈痛な面持ちなの。
それならイカレタ笑いをしながら実は人知れずうっすら涙ぐんでいたくらいの演出してほしいものだ。
最終的に極悪人チームはただのヒーローチームになりさがってしまいました。
これはもう最初のプロットがグダグダに崩れて完全に失敗でしょ。
退屈しないし面白かったけど、映画としては失敗だと思いました。
キャプテン・ブーメラン キラー・クロック カタナ この3名はいらない存在だった。
ただのド派手な映像でアメコミヒーロー映画を観たい人にはお勧めの映画です。
やっぱりアメコミ映画は評価が難しいですね。
ただこの映画に関してひとつ言わせてもらえば 「悪人は悪人であるべきだった！」
| あらすじ | 感想 |
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Review of Movies
Hello.
This is shinji. 
This time I wrote a review of DC “Suicide Squat”.
This movie is a movie in which the villain team appearing in DC Comics is active.
It is a setting that the bad guy team exterminates the bad guys on behalf of the justice team.
The movie never bored. The movie was not uninteresting.
However, it was a movie where the power balance of the characters was very bad.
The power balance in the team and the power balance between the enemy and the team are too bad.
Eventually even Harley Quinn will be like a heroine of justice.
The villain team has become a movie that makes no sense in being the protagonist.
The movie was interesting.
But I think it was a failure as a movie.
