クライム&ダイヤモンド
★★★★★
監督・脚本 クリス・ヴァー・ヴェル
配給 ギャガ・コミュニケーションズ
上映時間 92分
こんにちは、しんじです🤗
今回の映画はクリスチャン・スレーター主演の「クライム&ダイヤモンド」です。
この映画はジャンル的にクライム・アクションとなりますが、その前にロマンティックを付けたほうがぴったりくるでしょう。
ロマンティック・クライム・アクションです。
初めから終わりまでちょっとファンタジーな味付けがされているいい映画ですよ。
あらすじ | 感想 |
奇術師!
街角で白塗りのひょうきんな顔をした奇術師が鮮やかに次々と不思議なパフォーマンスで観る者を引き付ける。
宝石取引所の警備員さえ、そのパフォーマンスに釘付。
彼の狙いは宝石取引所に保管されている450万$のダイヤモンドだ。
一瞬の爆発とともに彼の姿が消えた。
と同時に巨大なバルーンに映し出される彼の姿。
ド派手な演出のパフォーマンスに観客は夢中だ。
しかし、本物の彼は鮮やかに宝石取引所へ潜り込みダイヤモンドをGETした。
彼の名前はマイコー。
マイコーは娘のテスとともに大きな木のもとに「ダイヤモンド」と「テスの宝物」を埋めた。
25年後、椅子に縛られ銃を向けられているのは偽造の天才フィンチ
毒舌ジムと呼ばれる殺し屋は言う
「話してみろ。話が良ければお前の命はそれ分だけ生きながらえることができる。」
切っ掛けはこうだ。
無類の映画好きの毒舌ジムは「最近の映画は小手先だけでストーリーが凡作だ。映画ってのはストーリーが大切なんだ。」
その言葉にフィンチが「俺にもストーリーがある」といった。
そのストーリーとはこうだ。
連邦刑務所に人の履歴を洗濯をする偽造の天才フィンチ。
フィンチは刑務所の囚人から命を狙われている。
「おまえも俺と逃げたほうがいい」というのはマイコーだった。
そしてマイコーとフィンチは刑務所を脱獄。
仮の家でマイコーが呼び寄せたのは最愛の娘テスだった。
フィンチは「女に計画を話したのか?。計画が失敗する」という。
テスの機嫌はすこぶる悪くなる。
計画とは埋めたダイヤモンドを掘り起こすことだ。
まずは、シャバで過ごすにはマイコーとフィンチの名前ではまずい。
偽造のプロのフィンチは、もうすでにこの世にいない人間の名前と身分を貸りた。
だがフィンチが貸りた男がマフィアの「殺すリスト」に刻まれている人間だった。
フィンチとマイコーとテスはすぐにもマフィアに狙われることとなった。
機関銃が乱射されマイコーが命を落としてしまう。
「フィンチ、娘を頼む。」
フィンチに良い印象をまたないテス。
「父が殺されたのはあなたのミスのせい。」とまで言われてしまう。
「私が欲しいのは宝石なんかじゃない。そんなのじゃないわ!」
テスの言葉が気になるフィンチ。
2人は宝石を埋めた場所を見つけ出した。
20数年の月日は大きな木を伐り株にし、野原は刑務所の敷地になっていた。
「俺が刑務所に入る」
フィンチは「マフィアに命を狙われている。保護してくれ。そうだ刑務所がいい。刑務所に入れてくれ。」と警察に願い出た。
計画通り刑務所に入り込み宝石の箱を見つけた。
煌びやかに光るダイヤの横に折りたたまれている写真。
マイコーと母とテスの写真だった。
伝書バトがメッセージとダイヤを載せ、フィンチとテスの心を通わせる。
全てのダイヤを回収し、いよいよフィンチが刑務所を出る手はず。
だが、怪しむ警部にフィンチの素性がばれ尋問を受ける。
「おまえの狙いは何だ。なぜ脱獄した刑務所に戻ってきたんだ。」
「俺はマフィアの殺しの証拠ビデオを持つ記者の名前を使った。そのためマフィアに命を狙われている。そのビデオがこれだ。だが、俺を脱獄囚として捕まえれば、このビデオの証拠能力がなくなる。俺を見逃してくれ。俺は殺しなどの凶悪な犯罪はしたことがない。」
話のいきさつを全て聞いた警部。
「・・・俺はちょっとコーヒーを買ってくる。ここには誰もいないが逃げるなよ。」
テスはこの街を出ていこうとしていた。
彼女が出ていく列車は夜の便だ。
それまでに・・・会いたい・・・
フィンチが自分の取り分のダイヤをホテルにとりに行くと、そこに待ち構えていたのがマフィアの殺し屋「毒舌ジム」だった。
そして椅子に縛り付けられ、拳銃を向けられる。
フィンチは自分のストーリーを話すこととなった。
「・・・うっ・・(涙)」
ストーリーに感動する毒舌ジム。
「ばかやろう。ならお前はこれからテスに会いに行かなけられないだろう・・・映画のストーリーならここからアクションだ。おまえ、これからマフィアと銃で戦え。」
と同時にマフィアの手下がドアから入ってきた。
バン!バン!
毒舌ジムの拳銃がマフィアを撃った
「はやく行け。」
フィンチが急いで電車のホームに向かう。
電車はもう走り去ってしまった。
フィンチが諦めて帰ろうとした瞬間、鳥の羽が舞い降りる。
振り返ると反対ホームにテスの姿があった。
駅の外に停車する車の中に眉間を撃たれたマフィアのボスの遺体。
ちかくの路上で「雨に唄えば」のステップを踏む毒舌ジムの姿があった。
あらすじ | 感想 |
いや~本当に面白い映画でした。
なんといっても毒舌ジムがいい😆
おまえ殺し屋だろう🤭
冷徹な殺し屋と正反対の感情屋さん。
そんなんじゃ商売に影響ありだろうに。
最後までフィンチとテスを見守ったりして、いい人すぎだろ。
毒舌ジムが時々いうセリフも面白いですよね。
「1940年「レベッカ」の台詞から」とか映画にちなんだ言葉を選ぶ。
どれだけ映画好きなんだよ😆
その映画を知っている人はニンマリできるでしょうね。
伝書バトが二人の心を届けあう演出もロマンティックで素敵でした。
実はこの映画の登場人物はみんなちょっとだけいい人なんですよね。
あのマフィアのおまぬけ2人組もちょっぴりいい奴で憎めない。
それに警部も大きな犯罪組織を捕まえるためとはいえ、脱獄犯フィンチに目をつむるなんて粋ですよね。
冒頭のマイコーがダイヤを盗む手段と手際で観る者の心をぐっとつかみますよね。
実はこの映画、そこからマイコーの術にはまっていたような気がします。
鑑賞者でさえマイコーの手品にやられてしまっている。
ほら、最後の羽が舞い降りるでしょ。
この一連の奇跡は娘の幸せを願うマイコーの思いが起こした奇跡。
そして映画を見るあなたもそれをマイコーに見せ(魅せ)られたんです。
ほんっとロマンティックな映画です。
とても素敵な映画ですよ。
おススメです。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji.🤗
This time I wrote a review of “CRIME DAIAMOND”.
🖊Outline of this article
Good point
Very romantic💝
Character of “Killer Jim”
Carrier pigeon carrying heart
The story is very interesting
Badpoint
None
This movie is a miracle that Michael ‘s magic caused from the beginning to the end.
I thought so.