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クローバーフィールド/HAKAISHA
★★★☆彡☆
監督 マット・リーブス
脚本 ドリュー・ゴダード
配給 パラマウント映画
DVD パラマウントホームエンタテインメントジャパン
上映時間 85分
こんにちは、しんじです。
今回は2008年に公開された怪獣／パニック映画「クローバーフィールド」の感想を書きます。
この映画を最初観た時やっぱり自由の女神の首には衝撃を受けた覚えがあります。
インパクトが凄く強い映画なのですが、その仕掛け人は奇才J・J・エイブラムスなので納得してしまいます。
| あらすじ | 感想 |
日本への栄転するロバート（ロブ）。
そのお祝いに親しい友人たちがパーティーを開いてくれた。
会場にはロバートの兄ジェイソン、リリー、マリーナ、ハドソン（ハッド）などをはじめ多くの友人が駆け付けてくれた。
パーティーも半ばに差し掛かった時、突然、マンハッタン全体を揺らす大きな衝撃と停電が起きた。
ただ事ではないと感じ、皆で屋上に上がり街の様子を覗うと、大きな火柱とともに灼熱の岩が飛んでくる。
危機感を覚えた会場の人々はビルから外へ出ると突然巨大なモノが飛んできた。
信じられないことに、それは自由の女神の頭だった。
するとビルの合間から巨大な生物の一部が見え隠れする。
すぐにこのマンハッタンから逃げなければいけない。
ロバートと友人はマンハッタンに架かる橋から逃げようとするが、巨大生物は兄ジェイソンとともにマンハッタン橋を破壊した。
ロバートは恋人エリザベス（ベス）からの助けを求める留守録をきき彼女を助けに行くことを決める。
リリー、マリーナ、ハドソンは友として彼と一緒に行動する。
だがエリザベスが助けを求めるマンションは怪獣と軍隊の激戦地であった。
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| あらすじ | 感想 |
凄い迫力です。
圧倒されます。
特に怪獣と軍隊との攻防はやばいです。
手持ちカメラで凄く揺れるのですが、その分臨場感がすばらしく表現されています。
ただ、そこにはいくつかのデメリット発生しています。
一般の人が撮ったとする心霊動画でよくある感想です。
『そんな状況でカメラ回さねーだろ！』っていうやつです
はっきり言ってあの状況はカメラを回せる状況ではないです。
一応、ハッドが「この状況を記録するんだ。」と理由付けしてるけど、いくら何でも無理がある。
普通なら同行している友達も『こんな時に撮ってるんじゃねー！💢』と怒りますよ。
そういう不自然さがどうしても出てしまう。
それと私はあまり乗り物酔いなどはしないので感じませんでしたが、三半規管が敏感な人は、乗り物酔いみたいな気持ち悪さが出てしまうでしょう。
85分という短めの映画なのですが、そのほとんどが揺れる映像だからです。
しかし臨場感のあるド迫力の音と映像は、遊園地のアトラクションムービーといってもいいくらい私を楽しませてくれました。
今までにこんな映画は体験したことがありません。
ではなぜ5つ星を付けていないの？
この臨場感は確かに凄く楽しめたのですが、私はこれを「映画」のひとつの要素としか見ていないからです。
ではストーリーは？
これはスッカスカです。
瀕死のけがを負っているベスを、危険覚悟でロブが助けに行く。
そして他の友達も付き合わされる。
ロブのわがままのせいで、他の友達は危機に瀕してしまう。
もうロブに対してはイラ立ちしかわきません
つまりこの映画は迫力の臨場感を楽しむだけの映画なんですよね。
ああ、それなのに、それなのに・・・
８５分中18分20秒もだらだらとパーティーの場面が続くんです。
DVDや動画配信で観る人ははっきり言ってこの18分20秒を飛ばしてみても全然面白さに支障はないレベルですよ。
実際、私も飛ばしましたから
これは映画としてはダメな要素だと思うのです
この映画は「ミスト」と「GODZILLA」を合わせたような映画です。
実際にJ・Jエイブラムスは日本のゴジラをモチーフとしてこの映画の構想を練ったそうですよ。
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映画の中でこの巨大な生物がパラパラと何かを地上に落とすのです。
そしてそれが人に襲い掛かる。
なんとそれは怪獣に寄生していた寄生虫
ギャー、キモイー！😱
この虫のデザインや気持ち悪さは完全に「ミスト」です。
何かけっこうインスパイアされたようですよね
この寄生虫がパラパラ降ってくるという発想は「ゴジラ（‘84）」を参考にしたらしいですよ。
「ゴジラ（‘84）」ではゴジラに寄生したフナ虫が変異した「ショッキラス」いう虫が地上の人々を襲う設定になっています。
遊園地のアトラクションムービーとしては５つ星でも、他の部分がスッカスカなために映画として評価すると星３．５です。
しかし臨場感を表現する手持ちカメラの映像は、映像酔いを引き起こしてしまいます。
つまり人によっては臨場感も内容も楽しめないので、★や★★の低評価をつける人もいるかもしれません。
最後にネタ晴らしになりますが、僕も今回の観賞で気が付いたことを書きます。
見逃しやすいネタですので映画を観る人はしっかりチェックしてください。
最後の場面になります。
残されたカメラ映像には、ロブとベスのデートの場面が映し出されます。
ここで海が映る場面でまるで囲った場所をしっかりと観てください
おもしろいものが映っていますよ。
※ここには映してません。
実際に映画で見つけてくださいね
僕はこの映画のエンターテイメント性は凄く評価しています。
映像酔いしない人は凄く楽しめると思いますので、観てみてください。
できればヘッドホンを付け大音量
で観ることをお勧めします
ただし映画全体の完成度から言うと、同じ謎生物パニック映画「ミスト」には及ばないかも？！
| あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is shinji
This time, I wrote the impression of the monster / panic movie “Clover Field” released in 2008.
J.J. Abrams is involved in the production, and the realism of this movie is astonishment.
J.J. Abrams seems to be inspired by Godzilla (1984) in Japan.
Summary of this article
Good point
Scene of a military attack on a monster
I felt as if I was there.
Monster design
Bad point
The first 18 minutes were unnecessary.
Frustrated by the protagonist.
Motion sickness video
This movie has an amazing sense of presence, and the rating as an amusement park attraction movie is ★★★★★.
But that’s the only movie.
For those who have had motion sickness, I think this movie will be the worst rating.
As a movie in a movie theater, my rating is ★★★ ☆ 彡 ☆.