アンキャニー 不気味の谷
★★★★☆
監督 マシュー・ルートワイラー
日本劇場未公開
アメリカ映画
上映時間 85分
こんにちは。
しんじです。
みなさんは2019年のNHK紅白歌合戦はご覧になりましたか?
あの紅白で美空ひばりさんのAIが人間さながらの歌唱をみせたのが記憶に新しいと思います。
今回はそんなAIを題材とした「アンキャニー 不気味の谷」という日本未公開映画の感想を書きます。
「不気味の谷」というのはロボット工学などで使われる言葉だそうですよ。
例えば先のAI美空ひばりさんを見て、気味が悪いと思われた人も多いかもしれません。
技術者がロボットを極限まで人間に近づけることを目標として、途中まではその完成度に満足し、さらに技術を注ぎ込もうとします。
しかしあまりにも人間に近づきすぎたロボットに何とも言えない恐ろしさ😱を感じる地点があるそうです。
それを「不気味の谷」と呼ぶそうですよ。
その地点を超えるとさらに技術に心血を注ぎこむほどにがんばれるそうです。
あらすじ | 感想 |
ジョイ・アンドリュースは自分自身も技術者としながら、工学雑誌の記者として活動していた。彼女はあるロボット工学研究所の取材を依頼される。
そこはデビッド・クレッセンという技術者が施設に箱詰めになりながらも、AI技術の探求をしている場所だった。
自分自身も高い技術を持つジョイは、研究所を案内されながらも特別な目新しさを感じることはなかった。
ジョイは助手のアダムを紹介され、ひととおりの取材をする。
アスペルガー症候群と思われるアダムと対談に意味を見出せず、それをデビッドへ伝える。
だが、普通に人間と思いながら対談していたアダムこそが研究の粋を集めたAIロボットだったのだ。
ジョイは瞬く間にその高い技術の虜になる。
彼女はより高みを目指し研究に全てを注ぐデビッドへ恋心を持つこととなる。
しかし、一方、AIアダムも恋心という心理を学習し、さらに独占欲、嫉妬心も学習していく。
そしてついにAIロボット、助手という立場を超え、デビッドへ敵対心をむき出しにしていく。
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あらすじ | 感想 |
日本劇場未公開の作品とは思えないほど面白かったです
やはり、学習型のAI技術は恐ろしいものがありますよね。
この映画のAIアダムも人間の感情を学習することにより、さらに技術・知能の高みを目指していく。
「あいつには負けない。そしてあの女性は私にこそふさわしい。」
人間の最大の原動力「欲望」を覚えることの恐ろしさを、この映画は静かに訴えている。
AIアダムの欲望は「性欲」の探求へと変わっていく。
さらに自分にはない性器への研究と快楽への興味。
そしてその末に到達する衝撃のラストシーン。
この映画、アダム役をしたデビッド・クレイトン・ロジャースの細かい演技が素晴らしかったです。
派手なSF場面がほとんどないこの映画が成り立ったのはやはり彼の演技力によるものだと思います。
本当に素晴らしいと思いました👏👏👏
また衝撃のラストまでに3人の人間関係を綿密に積み重ねた脚本も見事です
ジョイとデビッドの関係、デビッドとアダムの関係を丁寧に描いているからこそ、ラストが衝撃的なものとなります
YouTubeで「AI」を検索すると、世界にあるAIロボットのいくつかの恐ろしい言動が紹介されていますよね
人工知能の恐ろしさは「ウォーゲーム」、「ターミネーター」に始まりました。
ウォーゲーム(1983) | ターミネーター(1984) |
やがてAIロボットの感情として「A.I.」へ、そして最近では「エクス・マキナ」などへと受け継がれているのです。
A.I.(2001年) | エクス・マキナ(2015年) |
「アンキャニー不気味の谷」はAmazon primeで視聴可能ですので是非観てみてください。
お勧めですよ
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji
This time I wrote a review of a movie called “Uncanny” created in 2015.
This movie is a story about the fear of AI robots.
Overview of this article
Good point
🤖Movie script
🤖Human relationships drawn in detail.
The last scene is shocking because this human relationship is drawn carefully.
🤖David Clayton Rogers performs great.
Bad point
nothing
You can see the terrible remarks of AI robots by searching them on YouTube.
When will the day when robots dominate humans come …😱😱😱