「この世界の片隅に」の感想・レビュー(ネタばれ有り)

この世界の片隅に

〇English🇬🇧この世界の片隅にこの世界の片隅に
★★★★★
原作『この世界の片隅に』こうの史代

監督・脚本 片渕須直
アニメ制作会社 MAPPA
配給 東京テアトル
DVD バンダイビジュアル
上映時間 129分

こんにちは、しんじです☺
今日はTVドラマにもなった「この世界の片隅に」のアニメ映画の感想を書きます。

声優として「のん」が素晴らしいという噂やこのお話の登場人物「すず」の魅力など、いろいろと話題がありました。

お話は昭和8年頃から始まり昭和21年頃までの戦前から戦時下、終戦にかけての「すず」の日常を描いたアニメです。

PukuPukuMarine

あらすじ 感想

✏あらすじ

この世界の片隅に

広島市江波に住む「浦野すず」は兄要一、妹すみの3人兄妹。

兄の要一は厳格で怖い存在、妹のすみは可愛らしくすずと仲良し。

おおらかなすずはとてもを書くのが好きな女の子。

ある日、授業の課題で絵画を書くことになった。

海をひとり眺める同級生水原君の寂しげな後ろ姿を見つけ、彼の代わりに白波がたつ海の絵を書いてあげる。

この世界の片隅に

すずは19歳になりに住む北條家に嫁ぐことになる。

自分は知らない北條周作に見初められ嫁に行くことになるが、密かに想いを寄せていた水原君に本心を言えぬまま2人はそれぞれの道を歩んだ。

この世界の片隅に

北條家はとてもやさしくすずを迎え入れてくれた。

この世界の片隅に

周作も悪い人ではなく好感を持てる男性のようだ。

ただ義姉の径子だけは違っていた。

この世界の片隅に

何においてもテキパキと行う径子にとっておおらかすぎるすずは少しイライラする存在

しかし径子の子「晴美(4~5歳)」はすずに懐いている。

この世界の片隅に

おおらかなすずにも径子は少し苦手な義姉。

ついにすずの頭には10円ハゲまでできてしまうほど。

そんなすずを周作は気づかい、また努力するすずを愛おしく思う。

戦争は激しさを増し軍港のある呉の町はアメリカ軍の空襲の標的になっている。

北條家でも防空壕をつくり、警報がある日は避難を余儀なくされる。

この世界の片隅に

ある日、お義父さんが空襲によるケガで病院に入院。

すずと姪の晴美は町の病院に見舞いに行く。

その帰り、運悪く空襲警報がなり響き、激しい爆撃を近くの防空壕でやり過ごす。

この世界の片隅に

爆撃も止み、晴美の手を引き歩いていると投下された時限爆弾が爆発。

晴美の命すずの右手を奪ってしまった。

この世界の片隅に

激しくすずに罵声を浴びせる径子

この世界の片隅に

すずの心に穴が開き、人々のわずかな安堵の「よかった」という言葉にも「いったい何がよかったのか?こんなことがよかったのか?」と捨て鉢な心になる。

この世界の片隅に

右手も失い家事をすることもできないすずは北條家に居づらくなり、妹すみの言葉に従い江波の実家に帰ろうと思っていた。

この世界の片隅に

荷物の整理もついた8月6日、径子がすずの身支度を手伝う。

径子は娘の死ですずを責めていたことを謝る。

そしてここに居てもいいと言葉を投げかけたその刹那、呉の町を覆う閃光と地響き。

この世界の片隅に

そして山の向こうに見えるきのこ雲。この世界の片隅に

8/15日本の敗戦と終戦を伝える玉音放送

北條家に安堵の空気が流れる中激しく怒りに震えるすず

最後まで1人になるまで戦うんじゃなかったのか?

この世界の片隅に

多くの人が犠牲を払った戦争。

いったい晴美は何の為に死んだのか?

終戦から数か月後、すずはようやく妹すみに会うことができた。

すみから両親の死を聞かされ、すみの身体も病魔に蝕まれている事を知る。

広島の街を歩きながら、すずは周作が自分を見つけてくれたことに「ありがとう」と感謝を告げる。

この世界の片隅に

広島の町にて、母親を亡くし彷徨う少女がすずの腕にすがりついた。
すずは少女を連れて帰り、養女として育てるのだった

この世界の片隅に

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あらすじ 感想

✏感想

素晴らしいアニメですね。

やはり日本のアニメーションは素晴らしいです。

絵はとても素朴な雰囲気。

すずはとてもおおらかな性格

この世界の片隅に

そのすずに「のん」が生命を吹き込みます。

「のん」は素晴らしい仕事をしましたね。

幼少のころのすずにも変に声を作らずにあてています。

「のん」の声に日本昔話の市原悦子さんのような素晴らしい素朴さを感じました。

平和な昭和8年頃の幼少期。

とてもほのぼのとして見ていて和やかになりました。

この世界の片隅に

それだけに戦争が激しくなり晴美が死に右手を失ったあとのすずを見るのと心を締め付けられました。

この世界の片隅に

すずのキャラクターがとても可愛らしく健気なだけにすずの心が傷つくのが本当に辛い😭

このアニメの素晴らしいのは幼少のときも戦時下も日常の生活の上で描かれている点です。

この世界の片隅に

すずの日常で描かれているからこそ、「苦しい時、悲しい時、幸せな時というのはいつでも世界の片隅の生活の中に起こり、それは今もこの先も続いていくのだ」という事が伝わってきます。

私たちの「今」は、おじいさん、おばあさん、お父さん、お母さんが過ごした日常の延長にあるものと考えることができる。

何かそう考えると自分を疎かにしてはいけないし、「自分が幸せであること。それに向かって努力していること。」を亡くなったおじいさんやおばあさんも自分の事のように喜び、応援してくれそうな気がしますよね。

それにしてもすずの表情好きだななぁ。

いろいろな表情を見せてくれてすごく可愛いですよね。

この世界の片隅に

エンドロールでは養女が幸せに暮らしている様子が描かれています。

ハッピーエンドですね

この世界の片隅に

あなたが好きな日本アニメ映画があったら教えてください。

コメントお待ちしています。

あらすじ 感想
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Review of movie
Hello.
This is shinji☺
This time I wrote a review of “Kono Sekai no Ktasumi ni”.
The meaning of “Kono Sekai no Ktasumi ni” is “In a corner of this world”.
This movie is a movie depicting the life of a woman named “SUZU” living in Hiroshima-shi.
この世界の片隅に

It is an era from before World War II to the end of the war in the Pacific War.
Summary of this review.


Good point
Story composition
Movie script
Character “SUZU”
この世界の片隅に

A message the movie tells.


Bad point
None


💓It was a movie that had something totally transmitted to the heart💓

投稿者: emo-shinji

東京中野区でPukuPukuMarinというDiving serviceをしています。 PADIのMasterScubaDiverTrainerというインストラクターです。 EFRの救急救命のインストラクターでもあります。 ずーっと伊豆を中心に潜っています。初島と西伊豆の黄金崎を得意としています。ダイビングと映画で満足です。

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