素晴らしきかな、人生
★★★☆☆
監督 デヴィッド・フランケル
脚本 アラン・ロープ
配給 ワーナー・ブラザース
上映時間 97分
こんにちは、しんじです🤗
今回はウィル・スミス主演の「素晴らしきかな、人生」です。
こちらのタイトルはあなたも聞いたことはあるのではないでしょうか?
「素晴らしき哉、人生」のリメイク映画と言っていいのでしょうか?
実は旧作を観たことがないのです。
そのため今回の鑑賞はどんなものかさっぱりわからい状態でみました。
あらすじ | 感想 |
企業のTOPハワードは会社の従業員に自信たっぷりに言う。
人が人生に大切なものは何か?
「愛」「時」そして「死」
人は愛を求めるため時を生き、死に向かい合いながら、また愛を求める。
それがビジネスにも結び付く。
3年後。
ハワードの目にはあの時の自信は消え失せていた。
会社で過ごす時間をドミノ並べに費やし、退社時にドミノをつついて全てを一瞬のうちに壊して帰る。
そんな日々を過ごしていた。
会社の共同経営者であり親友であるホイット、エイミー、サイモンはハワードがこのままでは大口の取引先までも手を引き、会社の存続が危ういと危惧する。
何を言っても反応しないハワード。
彼の心をここまで打ち砕いたもの。
「娘の死」
彼は愛を失い、娘の時を失い、死を受けいれることができなかった。
3人はハワードに同情しつつも会社を存続させるため彼のTOPとしての権限をはく奪する方法を選択する。
株の60%を保有するハワードを退任させるにはそれなりの理由が必要だった。
彼が心身不安定という証拠を作る必要がある。
探偵を雇いハワードを調査するとウィルが投函した3通の手紙を手に入れる。
「愛」に対する文句、「時」に対する文句、「死」に対する文句
ホイット達は偶然に知り合った3人の劇団員に高額の報酬を約束し、それぞれに「愛」「時」「死」の化身という役を演じることを依頼する。
そして「死」の化身がハワードの前に現れる。
「あなた、私に手紙を書いたわね。これを返しに来たの。・・・」
そして「死」としての言い分を説き去っていく。
訝しく思うハワード。
次に「時」の化身現れた。
「あんた、俺に文句があるようだな。大概、人は俺に文句言う。「時間がない」「もっと時間が欲しい」てな。だが、あんた自分を見てみろ。こんなドミノで時間を無駄にしてるのはあんただ。俺は時間を十分に与えているのに、そのありがたさに気づかず浪費してるのは人々のほうだ。」
どうやら「時」の姿は他の社員には見えていないようだ・・・
最後に「愛」の化身があらわれた。
「愛」は謝罪の後、愛を信じれなくなった彼に涙を流す。
ハワードは自分におきている現象にとまどいながら、同じ心の傷を持ったものが集う会に足を運ぶ。
会の主催者マデリンはハワードを歓迎し自分の娘の死について語る。
「私の娘は・・・て名前なの。脳腫瘍により6歳という短い人生をお終わらせてしまった・・・あなたの娘の名前は何て名前なの?」
しかしハワードは娘の名をいうことを拒否する。
やがて再び「死」「時」「愛」が接触すると、自分から娘を取り上げたことへの不満を化身ぶちまける。
だが、その一部始終は録画されていた。
取締役の会議に召集されるハワード。
録画された映像を見せられる。
そこにはハワード一人で喚き散らしている様子が映し出されている。
ハワードは映像を見ると納得して企業の全権限を委譲するサインをする。
そして共同経営者3人が非情ともいえる方法をとらざるを得なかった心情を察する。
ハワードは3人が会社の存続のために奔走してくれたことに感謝していた。
なぜなら共同経営者3人もそれぞれ大きな犠牲を払いながら会社を経営していたからだ。
ハワードにはそれがわかっていた。
3人に言葉をかけながらハワードは去っていった。
心の整理がつかない彼が向かったのは「会」の主催者マデリンの住まいだった。
彼女はハワードを快く家へ招く。
「クリスマスイブに家に一人でいるのかい?」
「娘と夫の思い出の映像をみていたの。あなたも観る?」
「いや、いい・・・」
彼女は再び語る
「私の娘はオリビア、脳腫瘍により6歳で命を終えてしまったの・・・あなたの娘の名前は。」
マデリンは再びハワードに尋ねる。
思い出の映像に映しだされたのはオリビアの笑顔とハワードの姿だった。
ハワードは振り絞る声で言った。
「私の娘の名前はオリビア・・脳腫瘍で6歳の命を終えた。」
そう、マデリンはハワードの別れた妻であり、オリビアこそハワードの娘。
ハワードはやっと娘の死を受け入れた。
妻と2人で歩く公園。
娘への愛と今を生きる自分たちの存在を感じながら。
その様子を橋から見守る3人の俳優。
ハワードとマデリンが橋に目を向けると3人の姿は消えていた。
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あらすじ | 感想 |
ラストでやられました。
彼女が妻だとは思いませんでした。
妻は強かったですね。
実は僕はこの映画で一番大変なのは、娘を亡くしたハワードじゃなくて、自分自身が骨肉腫に置かされているサイモンなんじゃないかと思います。
だからちょっといつまでも過去を引きずるハワードにあまり同情できなかった。
でもこの映画、「死」「時」「愛」の天使はハワードを助けるというよりもハワード、エイミー、サイモン3人のために現れている気がします。
「死」はサイモンに平穏を、
「時」はエイミーに勇気を、
「愛」はホイットに本当の愛
をもたらしたのです。
この映画に大きな感動はしなかったけど、ハワードの話をきっかけに実は3人の友人の話なのがとても興味深かったです。
とてもいい脚本だと思いました。
それと「死」の化身のヘレン・ミレンの存在感が一番光っていました。
今度、旧作「素晴らしき哉、人生」を観てみようかな🧐
コメントお待ちしています。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji.🤗
I wrote a review of “Collateral Beauty” this time.
📝Outline of this article
Good point
🔶Movie script
🔶”Deployment of the story” was interesting.🤔
🔶The presence of ‘Helen Mirren’ is wonderful👏
Bad point
🔷A movie like “Father’s sermon”⛪
⚠I originally do not like movies like sermons.
This movie also felt a little like that.🤔