キーラ・ナイトレイアーカイブ - Latent in the movie now/只今映画潜伏中につき

「はじまりのうた」の感想・レビュー（ネタばれ有り）

〇English🇬🇧

はじまりのうた
★★★☆☆
監督・脚本　ジョン・カーニー
配給　ポニーキャニオン
上映時間　104分

こんにちは、しんじです
今回の映画はジョン・カーニー監督の「はじまりのうた」です。

ジョン・カーニー監督「シングストリート未来へのうた」「ONCEダブリンの街角で」この2作品を今年観たのですが、曲もストーリーもとても素晴らしく、ジョン・カーニー監督の才能を裏付ける作品だと思っています。

「はじまりのうた」は、知人が「それなら『はじまりのうた』も観たほうがいい。これも良い映画だ。」と勧められて観ました。
時間のある時にゆっくり鑑賞するつもりで楽しみにしていました😊

あらすじ

感想

🎸ストーリー

はじまりのうた

ＮＹ（ニューヨーク）の街角にあるＬＩＶＥハウス。
そこで歌うひとりの女性シンガー。
友人に無理やりステージにたたされて１曲のみうたった。
観客は少ししらけた雰囲気。

ひとりの男以外。

はじまりのうた

彼女の名はグレタ。
メジャーデビューした彼に捨てられた女だ。

男の名はダン
共同経営でレーベルを立ち上げるも、音楽をビジネスとして扱うことができずにクビになった男。

そんなどん底2人の交差点となったのが、このライブハウスだった。

ダンはグレタの曲の真の魅力を知った。
ダイヤモンドの原石のようにカット次第で最高の魅力を出せると思ったのだ。

ダンは彼女をレーベルに連れていき、共同経営者のサウスに紹介した。

はじまりのうた

「まずはデモを聞いてからだ。」

ダンはスタジオでデモをつくらずに、ＮＹのいろいろな場所を撮影地として、そこでＰＶ（プロモーションビデオ）を作ろうと提案する。

街に眠っているミュージシャンを集め、街中で撮影を始める。

はじまりのうた

出来上がったＰＶをサウスに聞かせると契約を申し出た。

はじまりのうた

グレタは条件を出した上で契約をする。
・ＰＶはネット販売すること。
・レーベルは制作にお金を出していないのだから販売価格は自分が決める。

「このボタンをクリックしたら後戻りはできないぞ」

グレタはＰＶのネット販売価格をなんと【１ドル】とした。
彼女の歌は一日にして1万枚の売り上げ枚数を記録した。

ダンは再びレーベルをクビになり、グレタはイギリスへと帰った。

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あらすじ

感想

🎸感想
2021/02/23　追記・訂正

いやいや、何とも恥ずかしい限り
今回、この感想を見返して自分の間違いに気づきました。
穴があったら入りたい。とはこのこと。

ジョン・カーニーの映画を作った順序を見れば、僕の感想がまったくの間違いだったことは明白です。

すいません。

2007年　ONCEダブリンの街角で
2013年　はじまりのうた
2016年　シングストリート/未来のうた

ということで、まったくの見当違いな感想でした。
ただ、「はじまりのうた」は僕の心には響かなかった作品だったことは同じです。
でも、そのあとに「シングストリート/未来のうた」という物凄く素晴らしい作品を作り出したジョン・カーニー監督にはこの先も期待して応援します

以前の感想は、何の影響力もない僕ですが、やはり間違い情報を出しておくのはよくないのかと思いますので、間違い部分を削除・本文を訂正して改めてUPさせていただきます。
どうぞ僕の失敗を長い目で見ていただければ幸いです

以下　訂正した本文

これはどういうことだろう！？

ジョン・カーニー監督が、キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロといった有名俳優を使いアメリカ映画にしたら、こんな映画になってしまった。

「ONCEダブリンの街角で」と「シングストリート/未来のうた」があんなに良い作品なのに、なぜ一流俳優をキャスティングした作品がこうも心に響かないのだろう。

①曲があまり良くなかった。
これは好みの問題もあるのかもしれないが、「ONCEダブリンの街角で」「シングストリート/未来のうた」も心の奥底にグッとくるものがあったんですよね。
それが今回感じることができなかったんです

②恋愛模様が邪魔！
とにかくグレタの恋愛模様が邪魔なんですよね
この恋愛模様がストーリーに上手に絡むことなく、むしろしつこく描かれている。と感じてしまった。
（退屈すぎてあくびが出たぜ！）

はじまりのうた

どれだけ恋愛映画に偏見を抱いているのかってくらい恋愛場面を嫌う僕には、あまりにも邪魔な場面でした

しかしこの映画を経て、3年後「シングストリート/未来のうた」を作ったジョン・カーニー。
ハリウッド俳優を起用せず原点回帰したような気さえします。
そしてここでの恋愛はもっとピュアな青春で本当によかった。

もしかして見る順序を間違えたのかも。

「ONCEダブリンの街角で」→「はじまりのうた」→「シングストリート/未来のうた」を順序良く見るのが正解だったのかもしれませんね。

この「はじまりのうた」もすごく評価が高くて「大好き」っていう人が大勢です。
僕の恋愛場面嫌いが異常なので、きっとあなたなら楽しめる映画かもしれません。
ジョン・カーニー監督の映画、お勧めですよ！

あらすじ

感想

いつもありがとう

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映画レビュー索引ページ

「素晴らしきかな、人生」の感想・レビュー（ネタばれ有り）

English🇬🇧

素晴らしきかな、人生
★★★☆☆
監督　デヴィッド・フランケル
脚本　アラン・ロープ
配給　ワーナー・ブラザース
上映時間　97分

こんにちは、しんじです🤗
今回はウィル・スミス主演の「素晴らしきかな、人生」です。
こちらのタイトルはあなたも聞いたことはあるのではないでしょうか？
「素晴らしき哉、人生」のリメイク映画と言っていいのでしょうか？
実は旧作を観たことがないのです。
そのため今回の鑑賞はどんなものかさっぱりわからい状態でみました。

あらすじ

感想

👼あらすじ

企業のＴＯＰハワードは会社の従業員に自信たっぷりに言う。
人が人生に大切なものは何か？

「愛」「時」そして「死」

人は愛を求めるため時を生き、死に向かい合いながら、また愛を求める。
それがビジネスにも結び付く。

３年後。
ハワードの目にはあの時の自信は消え失せていた。

会社で過ごす時間をドミノ並べに費やし、退社時にドミノをつついて全てを一瞬のうちに壊して帰る。
そんな日々を過ごしていた。

会社の共同経営者であり親友であるホイット、エイミー、サイモンはハワードがこのままでは大口の取引先までも手を引き、会社の存続が危ういと危惧する。

何を言っても反応しないハワード。
彼の心をここまで打ち砕いたもの。
「娘の死」

彼は愛を失い、娘の時を失い、死を受けいれることができなかった。

3人はハワードに同情しつつも会社を存続させるため彼のＴＯＰとしての権限をはく奪する方法を選択する。
株の６０％を保有するハワードを退任させるにはそれなりの理由が必要だった。
彼が心身不安定という証拠を作る必要がある。

探偵を雇いハワードを調査するとウィルが投函した３通の手紙を手に入れる。
「愛」に対する文句、「時」に対する文句、「死」に対する文句

ホイット達は偶然に知り合った３人の劇団員に高額の報酬を約束し、それぞれに「愛」「時」「死」の化身という役を演じることを依頼する。

そして「死」の化身がハワードの前に現れる。

「あなた、私に手紙を書いたわね。これを返しに来たの。・・・」
そして「死」としての言い分を説き去っていく。
訝しく思うハワード。

次に「時」の化身現れた。

「あんた、俺に文句があるようだな。大概、人は俺に文句言う。「時間がない」「もっと時間が欲しい」てな。だが、あんた自分を見てみろ。こんなドミノで時間を無駄にしてるのはあんただ。俺は時間を十分に与えているのに、そのありがたさに気づかず浪費してるのは人々のほうだ。」
どうやら「時」の姿は他の社員には見えていないようだ・・・