「ディープ・インパクト」の感想・レビュー(ネタばれあり)

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ディープインパクトディープ・インパクト
★★★☆彡
監督 ミミ・レダー
脚本 ブルース・ジョエル・ルービン
製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ
配給 ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ
DVD パラマウント・ホームエンタテインメント・ジャパン
上映時間 120分

こんにちは、しんじです

今回は90年代の代表的なディザスター映画「ディープ・インパクト」の感想を書きます。

この映画は同じ時期に公開された「アルマゲドン」と内容が酷似していたので話題になりましたよね。
ディープ・インパクト

当時、ノリに乗っていたブルース・ウィリスが主演した「アルマゲドン」が派手な映画だったのに対して、こちらはロバート・デュバルという渋い俳優を起用してちょっと地味な印象を受けました。

私は当時、両方とも映画館で鑑賞しました。

この映画にはまだ「ロード・オブ・ザ・リング」に出る前で無名なイライジャ・ウッドも主要人物で出演しています。
ディープ・インパクト

PukuPukuMarine

あらすじ 感想

あらすじ

天文部の天体観測中にたまたま見つけた彗星。
ディープ・インパクト

発見者のリオ(イライジャ・ウッド)は天文台のウルフ博士(チャールズ・マーティン・スミス)に知らせる。

博士は彗星の軌道が地球に衝突する可能性を割り出した。ディープ・インパクト

1年後、TV記者のジェニー(ティア・レオーニ)は政界のゴシップネタを取材していると「エリー」という女性の名前を突き止める。

この「エリー」が誰なのかを調査しているある日、ジェニーは黒服を着た政府機関の男たちに拉致される。

拉致された先で姿を現したのはアメリカ国大統領トム・ベック(モーガン・フリーマン)だった。
ディープ・インパクト

もはや隠しけれないと転んできているんだ。

ジェニーは大統領の謎の言葉を聞くのだった。

ジェニーは「エリー」という言葉を検索する。

「E・L・E」というワードから検索すると「地球滅亡の危機(Extinction Level Event)」という検索結果が導き出された。ディープ・インパクト

2週間後、大統領の記者会見が開かれジェニーは特別指定席に招待された。

そこで発表されたのは、およそ1年後に彗星が地球に衝突するという衝撃の内容だった。
ディープ・インパクト

同時に「メサイア計画」により隕石衝突を回避する計画の発表もされた。

ベテランパイロットのフィッシュ(ロバート・デュバル)を筆頭に若い乗組員が集められた。彼らが彗星に核弾頭を仕掛けて爆破するという計画だ。ディープ・インパクト

5か月後宇宙船は彗星にたどり着き計画通り核弾頭による爆破をする。

だが、彗星は2つに両断されただけで軌道を変えることはなかった。ディープ・インパクト

人類に残された道はもはや・・・

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あらすじ 感想

感想

派手派手に破壊をする「アルマゲドン」に対して「ディープ・インパクト」は近づきつつある滅亡の日までのヒューマンドラマが主体の映画と言っていい。

特にTV記者のジェニーと父の確執に焦点が当てられている印象がある。ディープ・インパクト

このジェニーのヒューマンドラマに共感を得られず、「どうでもええわ!」と思ってしまったら、もう「アルマゲドン」だけを観たほうがいいでしょう。

まぁ、僕はそれよりもリオ(イライジャ・ウッド)が繰り広げるドラマのほうがどうでもよかった派です。ディープ・インパクト

そんな中、大統領役のモーガン・フリーマンは落ち着いた役でよかったです。
ディープ・インパクト

特にこの映画はよくある大統領のアメリカ万歳演説が控えめにされていてとても見やすかった。

もしインデペンデンス・デイのような熱い演説されたら、僕の評価は下がったでしょうね。

それとロバート・デュバルはおじいちゃんになっているけど、一番最後の「最高のミッションだった。」の一言に痺れた。

実は今回は吹き替えで観たのですが、映画館で観た字幕は少し若い乗組員に気後れしているような翻訳だったのですが、この吹き替えは強気な感じのフィッシュ(ロバート・デュバル)でした。ディープ・インパクト

これが凄く良かったです。

そしてクライマックスの彗星落下シーンはやっぱり怖いですね。

あんな津波みたらもうあきらめるしかないね。

ジェニーが父の服をギュっと握りながらおびえる様子が怖さを引き立てる。ディープ・インパクト

しかし、あの凄まじい津波にもかかわらず山の上がけっこう無事でいるのは「なんだかなぁ~」って思ってしまいました。

あれじゃ、山頂で小屋住まいの人は「なに騒いでるんだべか?」って言っているうちに人類滅亡の危機が過ぎ去っちゃうよ。

下手したら二日酔いで眠っている間に滅亡の危機が終わっている可能性だってある。

まぁ、それもフィッシュ達のおかげなんだけどね。

自己犠牲を覚悟の乗組員の別れのシーンはやっぱりグッとくるものがありましたね。
ディープ・インパクト

ところで「アルマゲドン」と「ディープ・インパクト」が酷似しているのはやはり製作過程での情報漏洩があったかららしいです。

どちらもSF小説「地球最後の日」をもとにしているのでしょうが、それにしてはそれだけでは説明しきれない酷似部分が多すぎですよね。

どちらが先かわからないけど、後のほうはよくぶつける気になりましたね。

当時は「アルマゲドン」のほうが断然優っていると思いましたが、時を経て映画を観返してみると「ディープ・インパクト」のほうが長く愛される作品のような気がしますね。

久しぶりに両映画を観てみるのも面白いかもしれませんね。

あなたはどちらがお好みですか?

あらすじ 感想

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Review of Movie

Hello.

This is shinji.

This time I wrote a review of the typical disaster movie “Deep Impact” in the 90’s.

At that time, it became a hot topic because it was too similar to “Armageddon” that was screened at the same time.

“Armagedon” with a flashy destruction scene

“Deep Impact” that carefully weaves the drama

My impression was like this.

At that time, I couldn’t really sympathize with the drama of “Deep Impact.”

That’s why I like “Armagedon” better.

When I watched “Deep Impact” now, I thought that this movie would be loved for a long time.

After all Morgan Freeman is acting calmly and well.

And Robert Duvall’s acting was also good.

The scene where a comet collides at the climax and a tsunami strikes is terrifying.

If such a tsunami hits, I have no choice but to give up my life.

It will be interesting to compare both movies over time.