キャッシュトラック
★★★☆彡☆
原作 ニコラス・ブークリーフ「ブルー・レクイエム」
監督・脚本 ガイ・リッチー
配給 クロックワークス
上映時間 119分
こんにちは、しんじです。
久しぶりの更新になります。
最近は映画よりアニメの方ばかり見ている日々です。
だからアニメブログばっかり書いています。
さて、今回は2021年ジェイソン・ステイサム主演のクライムアクション「キャッシュトラック」の感想を書きますね。
監督のガイ・リッチー・・・どこかで聞いた覚えがあるんですが、思いだせませんね。
映画は2021年ですが、きちんと上映されたのですかね?
この映画ももしかしたら配信上映なのかな?
今回もジェイソン・ステイサムのアクションに期待!!
あらすじ | 感想 |
〇あらすじ
現金護送という犯罪者には格好の獲物となるこの職業。
今日も強盗により2人の護送スタッフと巻き込まれた民間人が犠牲となった・・・
現金護送会社にひとりの寡黙な男が新人として入ってきた。
前職はイギリスの有名警備会社にいたらしい。
あまりにも口数が少なく放たれる異様な気配は他の護送スタッフと一線を画していた。
男は「H」(ジェイソン・ステイサム)と呼ばれた。
ある日、Hが乗った現金護送車が強盗に狙われた。
銃で脅され「現金を下ろせ!」と命令される。
だがHの手から放たれた弾丸が強盗の頭に百発百中命中する。
躊躇なく放たれる弾丸は強盗達の頭を容赦なく貫いく。
それは他の護送スタッフも引くくらいに冷酷で冷徹だった。
最後に追い詰めた男にHが尋問する。
「黒幕は誰だ!!?」
しらばっくれる強盗の頭に容赦なく弾丸を撃ち込むH。
知らない奴はHを「英雄」とたたえる。
だが目の前で見た奴は「あいつは普通じゃない。」という。
そしてまた現金護送車が犯罪者に狙われる。
護送車からHが引きずりおろされる。
だがHがひと睨みすると強盗は目を丸くし慌てふためく。
「け、計画は中止だ。」
強盗は逃げていったのだ。
その様は怯えたライオンが尻込みし逃げていくそれだった。
Hとは何者なのか?
あらすじ | 感想 |
若干最近シワが増えた感はあるけどまだまだカッコいい。
強盗をバカスカと容赦なく射殺する姿などもイカすぜ!!兄貴!!
前半はそのハードボイルドさと謎に引き込まれていきました。
ただ・・・話が進むにつれてどうも感情移入がしづらくなってしまった。
ネタバレですが、このストーリーは僕が大好きなリベンジものなんですよね。
それも息子が殺されてしまった復讐をするというね。
だけどね~・・・ジェイソン・ステイサムが演じるHも同じ穴の狢なんですよね。
僕は言いたい!
「H、おまえも同じ世界に住んでるならそれは因果応報ってやつだ!」てね。
だってさ、Hは現金護送の強盗集団のリーダーなんですよね。
自分が狙う護送車の様子を偵察に来ていて、たまたま同業者が護送車を襲い始めてしまった。
その現場に息子が居合わせてしまい殺されてしまった。
それはH・・・あんたの責任だよ。
それでHは息子を殺した同業者を探すんだけどね。
ぜんぜん感情移入できなくなってしまった。
息子の仇をうってからまた闇の世界に戻っていくって、全然反省してないじゃん。
この話はマフィア物であるよくある血の報復って奴ですね。
でも僕が好きな復讐モノではなかったんだよなぁ。
復讐する側は、たとえ過去に犯罪に手を染めていたとしても今は善良な人じゃなければダメなんですよ、僕の中ではね。
現在進行形の悪人同士のいざこざなんか「どうでもいい。」って感じになってしまう。
「ペイ・バック」や「パーカー」などに見られる捻りや皮肉が効いたものなら大歓迎だけどね。
せめてラストは強盗のリーダーが護送スタッフを救うことになるという皮肉くらいは込めてほしかった。
あんなラストじゃ救いがないよね。
そうそう、この映画でヘタレな役で出演していたジョシュ・ハートネット。
もうちょっといい役で出してあげてほしいな。
若い頃は可愛い顔で人気を博していたけど、今はなかなかの良い年齢です。
イーサン・ハントのような当たり役を掴めば、トム・クルーズのように化けるかもしれないよ。
何か良いシリーズ映画出れないですかね?
まぁ、何だかんだうるさいこと言ってしまいましたが、この映画、僕のようなこだわりがなければ、とてもハードでカッコいい映画ですので楽しめます。
お勧めのクライムアクション映画と言っていいでしょう。
あらすじ | 感想 |
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