ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
★★★★☆
原作 クリス・ヴァン・オールズバーグ
監督 ジェイク・カスダン
脚本 クリス・マッケンナ 他
配給 ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
上映時間 119分
こんにちは、じんじです。
今回は「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の感想を書きます。
「ジュマンジ」と言えばロビン・ウィリアムズが主演した映画を思い浮かべる人は多いと思います。
1996年に公開された同作はまだまだ目新しかったCGを駆使して作られた映画でしたね。
今作はリブート版ではなく、1996年版の続編ということだそうです。
あらすじ | 感想 |
〇あらすじ
冴えない高校生スペンサーは同級生フリッジの宿題のレポートを代筆したことがばれてしまう。
スペンサーとフリッジそして同様に問題を起こしたベサニーとマーサもペナルティとして倉庫内にある資源ごみの整理を命じられる。
4人はそれなりに作業を進めていると、倉庫内に1台のゲーム機を発見する。
そのカセット式の古いゲーム機をTVモニターにつなげると、4人はゲームを開始した。
すると4人の身体は粒子となりゲーム機の中に吸い込まれてしまう。
スペンサーが次に意識を取り戻すとそこは鬱蒼としたジャングルの中だった。
事態が把握できないスペンサーだったが自分の身体の異変には直ぐに気が付いた。
髪の毛がなく腕が丸太のように図太い筋骨隆々の大男に変わっていた。
そしてどこからか降ってきた大きなリュックを背負った黒人男性、露出度満点のセクシーな女性、むさいメタボ中年男。
4人はゲーム開始時に指定したキャラクターの姿に変貌していた。
困惑し動揺する4人の前にジープに乗った男ナイジェル4が現れる。
彼は4人に告げる。
「ヴァン・ペルトが盗み出した宝石をジャガーの神殿に戻してジュマンジ世界を救うのだ。急いだほうがいい。」
4人はナイジェルが用意した地図とヒントをもとに次のステージに進んでいく。
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あらすじ | 感想 |
〇感想
久しぶりに頭を空っぽにして笑えるアドベンチャー映画を観ました。
僕はロビン・ウィリアムズ版よりもこっちの方が楽しめました。
「ジュマンジ」というボードゲームが時代と共に進化していくのも興味深かった。
1996年に「ボードゲームなんて今時・・・」と持ち主がつぶやけば、それがロムカセット式の電子ゲームに変化する。
つまりスマホ世代ではさらに変化してアプリゲームになってネット上に存在するようになるかもしれない。
これはこの先にも広がりを見せる題材ですね。
ただ、ボードゲームという形式からはかなり変わってくることに関して原作者のクリス・ヴァン・オールズバーグは納得してくれるのかな?
コメディもなかなか笑えました。
最初に笑えたのはマウス(ケヴィン・ハート)が自分のステータスを見て「弱点?「弱点がスピード」、「弱点が強さ」ってなんだよ。」っていうのはやけに面白かった。
またブレイストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)がセリフの終盤で決めゼリフを無意識に言ってしまうのも面白かった。
いちいち効果音まで流れ出すし(笑)
案内役ナイジェルや町で情報をくれる少年とかもゲーム内のキャラクターだから決められたセリフ以外はしゃべらない。
間違った質問には無言だったり、同じセリフを繰り返したりするのは、ロールプレイングゲームのお決まりですよね。
そういうところもしっかり押さえていてとても面白かった。
1996版のジュマンジはCGが目玉になっていたため生物をやたらと出してきた印象がありましたが、今回はもちろんカバ、サイ、ジャガーなどいっぱい動物はでましたが、どちらかというと人間同士の掛け合いのコメディに主流を置いているようでした。
それに高校生という多感な若者がゲーム内の体験を通して成長していく様子もしっかりと描かれていて良かったです。
特に自分勝手なベサニーが他人を気遣うことを覚える様はすごく好感が持てた。
嫌な感じの女の子がラストでさわやかな感じになるのは観ていてうれしいですよね。
映画のテイストは何となく日本の異世界転生アニメに通じるものがあって、ゲームプレイヤーのライフなどを意識させる点ではアニメ「100万の命の上に俺は立っている」などを思い出させます。
それにしても映画の中でドウェイン・ジョンソンとカレン・ギランがキスをする場面があるんですが、今までみた映画の中で一番汚いキスなのは笑えました。
とにかくこのモヤモヤと考えることなく、頭を空っぽにして楽しめる映画でした。
凄くお勧めですよ。
さて、続編「ジュマンジ/ネクスト・レベル」をこれから観ようと思います^^
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