ジャンゴ繋がれざるもの
★★★★☆彡
監督・脚本 クエンティン・タランティーノ
配給 ソニー・ピクシャーズ
DVD ソニー・ピクシャーズエンタテイメント
上映時間 165分
こんにちは、しんじです
今回はクエンティン・タランティーノ監督「ジャンゴ繋がれざる者」の感想・レビュー(ネタばれ有り)を書きます。
この映画はクエンティン・タランティーノ監督独特の面白さが楽しめる映画となっています。
あらすじ | 感想 |
黒人「ジャンゴ」は奴隷市場で買われ奴隷商人の馬車に積まれていた。
賞金稼ぎの「シュルツ」は馬車を足止めすると奴隷商人を殺し連れ去る。
それは今シュルツが狙っている賞金首の顔をジャンゴが知っているからだ。
ジャンゴはシュルツに協力することを承諾する。
シュルツはジャンゴをひとりの人間として扱い、闘い方を教え込む。
シュルツとジャンゴは旅をするが、行く先々の街では「ニガーが馬車に乗ってやがる。」と白い目で見られる。
シュルツはそんなことはお構いなしに淡々と賞金首の胸に風穴を開けていく。
シュルツはジャンゴの身の上を聞き、自分の相棒になることと生き別れた妻「ブルームヒルダ」を探すことに協力することを約束する。
そしてついに妻の行方が分かった。
大農場主「カルビン・キャンディ」のもとにいる。
シュルツは作戦を立て、格闘好きのキャンディに格闘専門の奴隷商人という肩書で近づくことにした。
役割はシュルツは財布でジャンゴが目利き。
黒人のジャンゴが黒人の奴隷商人になる。
ジャンゴは白人にも目の敵にされ、黒人にも唾棄すべき男として憎まれる。
屋敷にて妻はひどい扱いを受けていた。
シュルツはキャンディと商談に持ち込む。
シュルツは格闘奴隷の話をしつつ、ドイツ語が話せるブルームヒルダを是非買いたいともちかける。
キャンディは快く応じるが、古くからの黒人従者「スティーブン」がシュルツとジャンゴの計画を見抜いてしまう。
実は屋敷の裏のボスのスティーブンはキャンディに「奴らは商人などではない。目的は女だ。一杯食わされているのだ。」と助言する。
コケにされたキャンディは怒り心頭。
正体をみぬかれたシュルツはブルームヒルダを1万2千ドルで買い取ると申し出た。
このおいしい話にはさすがにキャンディも話に応じた。
商談が成立し握手を求めるキャンディ。
シュルツは黒人に非人道的なキャンディと握手することができない。
頑なに握手を拒否するシュルツに「握手しなければ女を殺すぞ。」と迫るキャンディ
シュルツは振り向きジャンゴを見つめる。
「そんなに私と握手をしたいのか」
といった直後シュルツの銃が火を噴く。
キャンディとシュルツはともに銃弾で倒れ。
屋敷は激しい銃撃戦になる。
そしてジャンゴは捕らえられより過酷な採石場へ売られていく。
途中、運び屋を撃ち殺し、再び屋敷に待ち構え皆殺しの上、ダイナマイトで屋敷を爆破。
妻ブルームヒルダを取り戻し自由になるジャンゴからは不適の笑みがこぼれる。
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あらすじ | 感想 |
クエンティン・タランティーノ監督独特のケレンミたっぷりの極上エンターテイメント映画です👍
映画の題材も黒人奴隷時代の黒人がその時代を吹っ飛ばすような活躍をみせる映画になってます。
この大技もタランティーノ監督ならではですよね。
「イングロリアス・バスターズ」でもナチスをユダヤ系特殊部隊が完膚なきまでたたきのめし壊滅させちゃいますよね。
タランティーノは黒歴史の弱者に鬱積した思いを映像として具現化しているのかもしれませんね。
もちろん賛否両論だし、そもそもタランティーノ映画自体が好き嫌いが分かれます。
良し悪しは別として映画としてはとても楽しめます。
今回はジェイミー・フォックスが主役の黒人ジャンゴを演じていますが、やはり僕はドイツ人シュルツ役をしたクリストフ・ヴァルツがいいですね。
彼の話すときの顔の表現力やしぐさは本当に素晴らしいと思います。
シュルツがキャンディに銃をぶっ放す時にジャンゴへ見せる顔。
「すまないな・・・」
セリフないのそんな声が聞こえてきます。
クリストフ・ヴァルツの演技をもっと楽しみたい人は是非「イングロリアス・バスターズ」も観てくださいね。
映画「レヴェナント」のレビューでも書いたのですが、この映画の中のディカプリオは光っていました。
この役はディカプリオにピッタリですよね。
親から受け継がれた大農場主という感じがしますよね。
しかもハンサムで勢いもある。
有名なエピソードですが、シュルツとジャンゴの正体を知って激高する場面でテーブルをバンと叩くのですが、この時テーブルの上にあるグラスごと叩いてしまい手が血だらけになります。
しかしディカプリオは演技をやめない。
撮影は続行されます。
しかも、血だらけの指をかかげることで一段と迫力のあるシーン仕上げてしまいます。
ディカプリオに拍手喝采です👏👏👏👏
監督もよくぞ止めなかったですよね。
ディカプリオの映画に対する情熱が伝わってきます。
それにしても指からガラスを抜き取るところも映画のシーンしてしまうのは凄いですよね。
絶対に「レヴェナント」よりもこっちのディカプリオの方が光ってます。
それと従者スティーブンです。
もう常連のサミュエル・L・ジャクソンですが、彼は期待以上の演技をしてくれますよね。
まぁ、怖い存在です。
彼の演技は素晴らしいです。
最後にラスボスのスティーブンの両膝を打ち抜き、屋敷事吹っ飛ばすなんて、胸がスーッとしましたね。
そのときにブルームヒルダ耳をふさぐ場面とニヤリとジャンゴが笑う場面
アニメにありそうな感じですよね。
あとタランティーノ映画ならではのセリフのやりとりによる楽しさもあります。
ここはタランティーノ映画の好き嫌いが分かれるところなのですが・・・
会話が長いのですよ。
それと時々あらすじとは関係ないどうでもいい会話が延々と続くときもあります。
僕はこういう馬鹿馬鹿しいやりとりがとても楽しめてしまいます。
この映画ではリンチ集団の覆面に空けた穴が小さすぎるとか前が見えないとか、ストーリーとは関係ない会話がつづきます。
この馬鹿馬鹿しさに笑ってしまいます。
タランティーノの顔は顎がでかくて凄く特徴的なので、鑑賞者はすぐに気が付きますが、彼も出演しています😁
そして派手に爆発して退場!
タランティーノらしいですね。
165分と長編ですが、退屈な場面がないので、あっという間に観終わってしまいます。
極上エンターテイメント映画です。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is shinji.
This time I write a review of the Western drama Django Unchains directed by Quentin Tarantino.
It is a superb entertainment movie
Good point
Director Quentin Tarantino
story
The performance of “Christoph Waltz” is wonderful.
The performance of “Samuel L. Jackson” is wonderful.
“Leonardo DiCaprio” in this movie is very wonderful.
Bad point
None
Quentin Tarantino’s movie has plenty of “playfulness”.
🧡I like this director’s movie very much.🧡