「ファーストマン」の感想・レビュー(ネタばれあり)

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ファースト・マン

ファースト・マン
★★★☆☆
監督 デイミアン・チャゼル
脚本 ジョジュ・シンガー
配給 東宝東和
DVD  NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
上映時間 141分

あけましておめでとうございます

Happy NewYear

Frohes neues Jahr

Bonne année

こちらは慎次です

今回は2020年最初のレビューにちなんで宇宙飛行士アームストロングの伝記映画「ファーストマン」の感想を書きますね。

主演はライアン・ゴズリングデイミアン・チャゼル監督とは「ラ・ラ・ランド」でもタッグを組んでいます。

ファースト・マン

そしてこの映画の製作指揮には、あのスピルバーグも絡んでいるらしいですよ。

これはかなりハードルを上げる情報ですよね。

🚀感想

今までの宇宙飛行関係の映画で私が一番面白いと思った映画は「アポロ13」なのですが、率直に言って「アポロ13」にはほどに遠くたどり着けないです。

ファースト・マン

ただ、アポロ11号でアームストロングが月面にたどり着くには、それは10年という長い年月がかかったということが、この映画から読み取れます。

ファースト・マン

お馴染み、ソ連との宇宙開発競争から始まり、

なら、こっちは月を歩いちゃおーぜ

という壮大な計画をかかげて、それを行うためには、様々な手順を踏み技術を高め問題をひとつひとつ解決していかなければなりません。

ひとつひとつのミッションを訓練し、宇宙で成功させての地道な道のり。

そしてそこには事故もあり、月面着陸プロジェクトの成功は尊い犠牲の上に成り立っています

ファースト・マン

ではアームストロングを取り巻く環境はどのようなものなのでしょうか。

彼は幼い娘を病気で亡くし、その悲しみのさなか、このプロジェクトに参加しています。

彼の訓練やミッションは、いつも娘と伴にあった。

ファースト・マン

もちろん悲しみは妻も一緒。

さらに妻の立場では、いつ帰らなくなるかもしれない夫を送り出し、そして待ついら立ち。

訓練中に亡くなった宇宙飛行士のママ友に接し、「明日は我が身」と感じてしまう不安。

そして夫との衝突。

ファースト・マン

上記の内容を

「うん。そうなるだろうねぇ」

「なるほど、そういう道をたどってるのか。」

淡々知識として頭に入ってきます。

この映画はそういう映画といってもいいです。

そう、つまり映画じゃなくても内容的なものはTVのドキュメンタリー番組で十分だろうといったものです。

では映画の見どころはどこか?

それはさまざまな訓練の再現でしょう。

ファースト・マン

それが迫力満点なのです。

そしてとにかく音も大迫力

私は部屋のステレオシステムで見ましたが、この映画の臨場感は「やばいレベル」でしょう。

絶対に映画館の最新音響システムで観るべき映画なのですよ。

私が一番「すげ~」と感じたのは、月面についた小型機の扉があいた瞬間です。

ブバーッって凄い轟音で空気の音が響いた次の瞬間、いっさいの音がなくなる。

ファースト・マン

これ、映画館で聞いたら鳥肌ものでしょうね。

つまりですね。

例えば映像と音の迫力がないモノラル音声&小さな画面で見た場合、ちっとも面白くない映画なのです。

TV制作会社がつくったドキュメンタリー番組の方がコンパクトにまとめてあって全然おもしろいでしょうね

何せこの映画、上映時間が141分もあるのでね。

しかもテンポの悪さと画面の暗さも相まって、私は2度ほど落ちそうになりました

正直、「強眠打破」買うて来よかと思いました。

強眠打破

外出るの面倒くさいな・・・何か食べながら見るか・・・🍦🍠

結果、観終わった私の今のお腹は無駄な満腹状態

年越しそば食べなくてもいいや・・・」とさえ思ってしまっています。

ということで、この映画は見る媒体が「ショボい音&小さい画面」なら☆彡ひとつで『大迫力の音&大画面』なら4つくらいと大きく振り幅が変わってしまう映画です。

大甘に評価して★★★☆☆ってところです。

この映画、上映時間に対して盛り上げる場所が少ないのも良くないですね。

少ないなら、もっとエピソードを掘り下げればいいのに・・・

例えば、プロジェクトに参加してる他の宇宙飛行士との友情をもっともっと熱く描いて、彼が事故死した時の衝動を大きくするとかさ。

ファースト・マン

でもね、これができない理由があるんですよね。

この映画のアームストロングの何より悲しい死は娘の死、友達の死がそれよりショックなことと描かれてはダメなのです。

友情の方を押し出すとラスト場面まで持って行けないと思ったのでしょうかね?

それとも映画で表現されている通りアームストロングは付き合いづらい性格なのかな?

>とにかく上映時間が無駄に長い感は否めません!

「アポロ13」を抜く宇宙飛行映画はいつあらわれるのでしょうね。

ちなみに私は「ゼロ・グラビティ」の評価も高くありませんでした。

ファースト・マン

いつもありがとう他のレビュータイトルもどうぞ☕
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Review of movies

Happy NewYera

This is Shinji.

This time I wrote a review of astronaut Neil Alden Armstrong’s biographical movie “First Man”.

This film is 141minutes running time.

Production director “ Steven Spielberg ”

It gives a feeling of Blockbuster film.

Summary of this review.


Good point
Realism is great.
The power sound is amazing it gave me chills.


Bad point
Unnecessarily long running time.
This movie is enough for a TV documentary.
A movie that is not interesting at all on a small screen.


This movie is a movie to watch in the cinema of the latest sound system.

That’s all.