English🇬🇧スリーパーズ
★★★★☆彡
原作 「Sleepers」 ロレンツォ・カルカテラ
監督・脚本 バリーレヴィンソン
配給 ワーナー・ブラザース
DVD NBCユニバーサル・エンタテインメントジャパン
脚本 147分
こんにちは、しんじです。
今回は僕のビデオコレクションのひとつ「スリーパーズ」の感想をかきます。
この映画は同名「Sleepers」ロレンツォ・カルカテラ著が原作となっています。
カルカテラは、この物語を事実に基づいてものと語っています。
物語はアメリカの少年院の闇に焦点を当てた内容となっています。
映画はマンハッタンウエストサイドに住む4人組の少年の体験記かから始まります。
僕はこのスリーパーズを「裏スタンドバイミー」とかってに名付けています
あらすじ | 感想 |
マンハッタンウエストサイドに住むシェイクス、マイケル、ジョン、トミーは、どこにでもいる悪ガキ4人組。
シェイクスは古きマフィアのボス、キング・ベニーの手伝いをして小遣い稼ぎをしていた。
そんな様子をボビー・カリロ神父(ロバート・デ・ニーロ)は気にかけていた。
気温36度のある夏の日、マイケルは厚さから気を紛らすため、あるイタズラを思いつく。
それはホットドック屋台の店主をからかうイタズラだ。
だが、そのイタズラが彼らの運命のボタンの掛け違いのきっかけになった。
少年たちが地下鉄の階段にホットドックの屋台を引っ掛け、店主の慌てぶりを見ながら逃げる予定だった。
だが屋台は彼らが思うよりも重く、彼らの握る手を離れ、階段下の紳士に直撃してしまった。
少年たちはウィルキンソン少年院へ送られることになった。
少年院はただのイタズラ小僧である彼らにとって過酷な場所だった。
そこにいるのは札付きの悪ばかりだからだ。
さっそく少年たちは目を付けられ、マイケルは新入りの洗礼を受ける。
乱闘に目を細めながら眺めるは看守のノークス(ケヴィン・ベーコン)だ。
彼は乱闘を止めると、「床に散らばった昼食を残さず食べろ。」と命令する。
警棒の怖さをまざまざと見せつけられた彼らは床で踏みつけられた食べ物を口に運ぶ。
少年院の怖さを知る4人組だったが、本当の悪夢は夜中にまっていた。
ノークスは4人を地下奥深くの物置きに連れていく。
「ここならじゃまは入らない。」
そこに待っていたのは、3人の看守、ファガーソン、スタイラー、アディソンだった。
ノークスは命じる。
「しゃぶれ。」
奥深くの物置きに響く警棒を振る音と少年たちの叫びは誰にも届かない・・・
看守たちの性虐待は一夜だけではなかった。
特に体が小さいジョンは彼らのおもちゃにされていた。
彼らはこの悪夢を決して口に出したくはなかった。
ましてや自分の親には知られたくなく、面会を拒絶していた。
だがボビー神父を止めることは出来ない。
面会をするシェイクスは神父の目を見ることができない。
「俺の友達はここで心を無くした。そして俺もここにいた。」
何も言わないシェイクスを見て全てを察するボビー神父。
「おまえは心を無くすな。」
神父に抱き着くシェイクスの腕は強く強く・・・
1981年
あるバーにて新興マフィアを設立した2人が酒を飲む。
大人になったジョンとトマスだ
ジョンがトイレに立ち上がると、ひとり奥のテーブルで食事をする男を見かける。
「何を見ている。何か用か?」
男の問いに
「いや、今はまだ・・・」
とジョンが応える。
トイレの鏡にうつるジョンの顔に笑みが走る。
ジョンはトマスに、奥の男を見るように促す。
「間違いねぇ・・・あいつだ。」
そう、テーブルで食事をしていた男は、あのショーン・ノークス看守だったのだ。
ジョンとトマスは落ちぶれたノーマンの前に座る。
そしてあの時は世話になったことを告げると、
バーン
股間に1発。
腕、胸、頭と銃弾を浴びせる。
ノーマン殺害により4人組の復讐の火蓋が切られた。
留置所のジョンとトマスに面会するシャイクス(ジェイソン・パトリック)。
「まずはひとり片付けたぜ。」
とノーマン殺害を知らされる。
すぐにNY州検事補のマイケル(ブラッド・ピット)に連絡をとるとマイケルは言った。
「2人が口火をきっちまった。俺の(復讐の)計画とは違ったがな。」
マイケルは2人を追い詰める検事として法廷に立つことを告げる。
だが、それは残り3人の看守、ウィルキンソン少年院で今も行われているおぞましい行為に復讐をするためだった。
そしてキング・ベニー、ボビー神父を巻き込みながら復讐の法廷は開かれた。
あらすじ | 感想 |
裏スタンドバイミー、もしくは闇スタンドバイミー。
冒頭はこれから少年の日の思い出、冒険、恋などを期待させる4人組。
だが、そんなモノとは全然違った
恐ろしいですね。
少年院であんなこと行われるなんて・・・
世の中にはいるらしいですからね、「LOVE少年」
この「Sleeepers」の原作は物語に登場するシェイクスが書いているのだけど、彼は、これは事実に基づく物語と言っています。
当然のように機関は、そんな「事実はない」と真っ向から反論。
でも・・・でも・・・ありそう・・・
物置小屋で行われる行為やシェイクスが出所する寸前の歓迎行為など、何とも手に力が入ってしまいました。
なんて酷いことを・・・
しかし少年は大人になる。
ましてや少年院にいる少年なんて恐ろしい男になる可能性は大。
そう考えると、彼らの行為はかなりリスキーですよね
前半の少年期パートはやはりロバート・デ・ニーロ演ずるボビー神父の存在感が大きいですね。
なんでしょうね、アレ!
神父でありながら、怖い男を思わせる迫力。
ジョンが母親の浮気男に殴られて入院。
その時、その浮気男に神父はわざわざ会いに行き、こう言います。
「医者を呼ぶ必要はないが、葬式を頼む神父はいる。」
おいおい、あんたマフィアの殺し屋かよ
それを少し笑い顔でいうからさらに怖い
顔は笑っても目は鋭く光っている。
そう、デ・ニーロは目が怖いんですよね。
そんなボビー神父は後半の法廷パートでは頭を悩まします。
彼は神への誓いをしながら法廷で嘘をつくのです。
でも、これ、神父は本当に悩んでいたのかな?
もしかしたら最初から神父はそのつもりだったのかもしれませんよね。
悪ガキ4人組では目立たないジョンとトマスが泣く子も黙るマフィアになるなんておもいもしませんでしたね。
ジョンなんて神父になるつもりだったのに。
それが列に割り込む奴を射殺するくらい短気になるなんて・・・
やっぱり子供の頃のトラウマがイラつきと自己防衛本能を過剰にしてしまったのでしょうかね。
でもそんな恐ろしい2人もシェイクスとマイケルの前では昔のままの無邪気な顔に戻るラストが凄く切ないですよね。
あんな少年院の影がなければ、彼らは普通に仲が良い幼馴染でいられたはずなんです。
すごく心が締め付けられます。
この映画は147分の長編ですが、少年期パートと法廷パートの2部構成になっているのでとても見やすい映画になっていますよ。
出演者もロバート・デ・ニーロのほかにダンスティン・ホフマンもでていて豪華です。
あまり放映されていないみたいですが、もしまだ未見のひとにはお勧めの映画ですよ。
ブラピも凄く若くてまだ綺麗です
このGWに観てはいかがでしょうか??
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji.
This time I wrote a review of “Sleepers”.
The film is based on “Sleepers” Lorenzo Calcaterra.
The cast is gorgeous with Jason Patrick, Bratt Pitt, Robert De Niro and Dustin Hoffman.
The story consists of two parts, “The past of four boys” and “Court drama.”
It’s a very spectacular movie.
Summary of this article
Good point
Movie screenplay
Acting by Joe Perino
Acting by Robert De Niro
Story composition
last scene
Seeing their faces laughing happily made me sad.
Dancetin Hoffman acting
The voice of Dunstan Hoffman
Bad point
None