「バンブルビー」の感想・レビュー(ネタばれあり)

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バンブルビー

バンブルビー
★★☆彡☆☆
監督 トラヴィス・ナイト
脚本 クリスティーナ・ハドソン
製作指揮 マイケル・ベイ、スティーヴン・スピルバーグ
配給 東和ピクチャーズ
DVD パラマウント
上映時間 114分

こんにちは、しんじです

今回は「バンブルビー」の感想を書きます。

この映画は本筋トランスフォーマーの外伝的扱いの映画かと思います。

最近、ちょっとストーリーに魅力を感じないトランスフォーマーシリーズ。

さて、この「バンブルビー」はどうだろう?

映画予告ではアクションよりもドラマ的印象だったけど・・・

PukuPukuMarine

あらすじ 感想

🤖あらすじ

チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)は父との死別、そして母の再婚を受け止めることができない17歳の女の子。

新しい父親は悪い人ではないし、母には母の人生があるのもわかっている。

父の死があまりにも突然だった。

心の整理がついていないのだ。

全てのことにやりきれなく、いたたまれない

ある日、ガレージにある車の修理のため、スクラップ場を物色していると、一台のビートルを見つける。

バンブルビー

この車が欲しい・・・

彼女は廃車工場の社長に嘆願すると、社長は「18歳の誕生日プレゼントだ。」と快諾してくれた。

家のガレージで点検をするため車の下に潜ると、車体の下に顔らしいものがある。

バンブルビー

すると、突然、黄色いビートルはロボットにトランスフォームしたのだ。

チャーリーが名前を聞いても返事がない。

彼は発声装置が故障しているのだ。

彼女は姿かたちから「バンブルビー」と名付けた。

バンブルビーとチャーリーの生活が始まる。

だが、バンブルビーの本当の名は「B-127」

彼には本当の任務があった。

それは故郷サイバトロンの仲間・オプティマスプライム率いる精鋭部隊を地球に導く役目だった。

バンブルビー (吹替版)

あらすじ 感想

🤖感想

この映画のお話は、オートボット達が地球に来る前の話ですね。

つまり第一作の前章ということなのです。

時代背景はボン・ジョヴィ、ザ・スミスの音楽ネタから1985年くらいのお話なのが推測できます

チャーリーの服装はLAメタル風だし弟はカラテキッドに影響受けていると思われます。

さて、私が注目していたストーリーですが・・・

うん!いつもと一緒!!(悪い意味で)

人間とオートボットの交流→アメリカ軍の邪な考え+ディセプティコンの来襲→戦闘→未来へ

この基本的な流れはいつもと変わらずです(新鮮味なし!

ただ、最近のトランスフォーマーは、やたらと壮大な話にしようと風呂敷を広げ過ぎて、収拾がつかない感じになっていたので、それを第一作目のようにコンパクトにした感じです。

つまり、第一作目のシャイア・ラブーフの役をヘイリー・スタインフェルドの「チャーリー」に置き換えただけですね

制作の趣旨として手の届く範囲内でのストーリー展開にしたかったのでしょうね。

あくまでも少女の身近で起きたお話にね。

だけどそれが重い足かせになってしまっています。

どうしても話をコンパクトにしたいがために、宇宙から来たオートボットの存在をアメリカ軍が知ったくせに、動いているのは軍曹っぽい男が率いる1部隊のみ。

さらにアメリカ軍所属のいち博士の独断で、ディセプティコンに宇宙衛星の使用を許可するとかね。

1000%あり得ない話になってしまっている

バンブルビーを追いかけるディセプティコンもじれったいほどモタモタした悪役ぶりです。

まぁ、もともとディセプティコンはそんな存在ですが・・・

とにかく、ストーリーよりも、その展開の仕方に無理がありすぎて、そこばかりが目立ってしまった。

それと「少女とバンブルビーの心のふれあい」を前面に出したいがために、少しバンブルビーを可愛いく演出し過ぎています。

バンブルビーはオートボットの精鋭部隊員

地球に来る前も激しい戦闘に身を費やした存在

バンブルビーの子供のようなふるまいに、居心地悪さを感じてしまう。

僕はこの映画は「少女とバンブルビーのふれあい」というコンセプトにあまりにも制作側が引きずられた失敗作と思います。

それと、前々からトランスフォーマーシリーズでは書いているのですが、本当に血が出ないですよね

もう観ていて気味が悪いくらいです。

ディセプティコンが人間を殺害するシーンが2回出るのです。

腕の兵器を人間に向かって発射すると人間が液体になって破裂する。

その液体が透明なのですよ。

バンブルビー

決して血を見せない演出にブーイングです👎

そしてやはり、隕石が落下してこようが、爆弾が破裂しようが、手足がちぎれて体が裂けることなく、ただただ吹っ飛ぶだけなんですよね。

バンブルビー

この映画って対象が低年齢なんですかね。

トランスフォームはかっこいいけど、全てが甘ったるい砂糖菓子のようです。

それでも、昔より格段と見やすくなったVFXにCUTEなヘイリー・スタインフェルドに免じて2.5の中間点にしておきます。

ラスト場面のオートボットが火の玉になって地球に来る様子は今見てもかっこいいですね。

バンブルビー

第1作目を見た時のワクワク感を思い出します。

トランスフォーマーシリーズを観ている人はチェックしても良い映画だと思います。

あらすじ 感想
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Review of movies

Hello.

This is Shinji.

This time I wrote a review of “Bumblebee”.

This movie is a side story of Transformers.

An 18-year-old girl and Bumblebee’s “emotional connection” are depicted.

Overview of this article


Good point
The movie did not turn the story into an overly epic story.
is easier to see.
Hailee Steinfeld is cute.


Bad point
The theme of this movie is “emotional connection between girl         and autobot”.
Everything is dragged in the wrong direction by that theme.
U.S. Forces      Decepticon, etc
This movie made Bumblebee’s gestures too cute.
Because of that, it became like a movie for toddlers