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フォレスト・ガンプ/一期一会
★★★☆彡☆
監督 ロバート・ゼメキス
脚本 エリック・ロス
配給 UIP
DVD パラマウント
上映時間 142分
こんにちは、しんじです
今回はお正月休みなので腰を据えて名作を鑑賞しました。
トム・ハンクス主演「フォレスト・ガンプ/一期一会」です。
主演はトム・ハンクスですが、このブログで何度か言っているのですが、僕はトム・ハンクスをあまりすきではありません。
だから彼の映画はあまり見る気がしないのです。
そういうこともあって、この映画を観たのは遥か昔で、それ以降観ていません。
今になって思い返しても内容が全然思い出せないのです。
ということは初見と同じ感覚で観られる名作として楽しんでみようと思います。
🏃♀️感想
今回は、感想中心に書きます。
何といってもあらすじ自体が書きづらい作品です。
まぁ、言ってしまえば「フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)」という架空の人物でアメリカ史を振り返りながら、「人の人生はどのようなものか」を問うような作品です。
はっきり言って、僕の心には全然響きませんでした
おそらく、はるか昔に観たときも何も残らなかったのでしょう。
感動?
感動しなかったですね
もしかしたら人生で何かを成し遂げた人には凄く響く映画なのかな、かな??
あらすじを簡単に書くとこうです。
「フォレスト・ガンプ」という人物がたまたま自分に合ったことを無心でがんばるとその先に成功があって、さらに違うことをやり始めると、また自分に合うもで、その先にまた成功があり、有り余るほどの富を得て、自分の人生に成功を収めた。
いったいこの内容のどこに共感できるのかまったくわからない
さらにはベトナム戦争の上官ダン・テイラー中尉(ゲイリー・シニーズ)は自分の死に際をフォレスト・ガンプに邪魔をされ、足のない帰還兵として惨めに自暴自棄な生活を送る。
フォレストと再開し、彼の行き当たりばったりなエビ漁の計画にのり、成るがままの人生を受け入れ人生が開ける。
幼馴染のジェニー(ロビン・ライト)は父からの性的虐待に耐えた幼児時代のトラウマを抱え、何かから逃れるように、そして自分の夢や人生を切り開こうと抗いながらも堕落していってしまう。
フォレストが世間の注目を浴びるたびにフォレストのもとに訪れるが、再び旅立ち堕落の道をたどり、病気になり余命わずかになると再びフォレストのもとに訪れる。
彼女が言うにはフォレストの子供を託して死んでしまう。
この2人の人生は、成るがまま目の前の道をひたすら走るフォレストの人生の対比として描かれているようだけど・・・。
運命を切り開こうとして堕落する者もあれば、何も考えずに人生を歩むと知らずに成功する人もいる。
『人の人生とは決して平等ではないと感じることもあるが、それもまた人生なのだ。』
そういうことを言いたいのだろうか?
だからといって「フォレスト・ガンプ」という少々知的障碍者のような人物をわざわざ作り出して、実はこの才能があった、あの才能もあったという描き方は、僕を引かせるには十分な材料になりました。
この映画は1994年につくられ、この時期にVFX技術が飛躍的に発展しました。
ケネディやニクソン、ジョン・レノンという故人との合成映像が話題になり、この映画の評価を底上げしました。
それに映画の内容はアメリカ史をなぞっているのでアメリカを知る人にはネタの宝庫。
有名なアレやコレには実はフォレスト・ガンプが関わっていたのですよ。というコメディもあってアメリカ人には受けが良かったのでしょうね。
でも、僕にはおちゃらけ程度にしか見ることができず、映画の評価につなげることはできません。
「フォレスト・ガンプ解説本」などがあれば「なるほどね~」と思うことがあるのでしょうが、そんな解説本が必要な映画はポイです。
辛辣なレビューになりましたが、142分を飽きないで見通すことはできますし、映画らしい壮大な場面もあったことはよかった(まぁ、あまり意味がない場面ですが・・・)
暇なときに観るには良い映画なのではないでしょうか。
世間で名作といわれる映画にケチをつけているようなレビューになってしまいました。
すいません。
「おまえは何もわかってない。」というお叱りを受けそうなのですが、僕のブログなのでご容赦くださいね
しかしダン・テイラー中尉を演じたゲイリー・シニーズはこの作品でもやはり素晴らしい演技をしましたね。
彼はもっと評価されるべき俳優だと思います。
ゲイリー・シニーズの演技がこの映画で一番素晴らしいものだと思います。
第67回アカデミー賞では「フォレスト・ガンプ」、「パルプフィクション」、「ショーシャンクの空に」「スピード」が各賞にノミネートされる激戦の回でした。
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そのなかで「ショーシャンクの空に」は無冠になりました。
しかし、僕は「ショーシャンクの空に」のほうがはるかに素晴らしい映画だと思います。
そんな感想を残してしまう残念な鑑賞になりました。
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Hello
This is Shinji.
This time I wrote a review of the masterpiece “Forrest Gump”.
This movie is a story that asks “What is a person’s life?” Through a fictional character called “Forrest Gump”.
However, this movie did not touched my heart.
Perhaps the content is greatly influenced by religious ideas.
I like people who try to resist fate.
I like people who stand up to life on their own, rather than people who live and succeed as they are.
It’s a funny movie with a lot of small American stories and a comedy touch.
However, I couldn’t sympathize with the person named “Forrest Gump”.
“A good movie to watch in your spare time”
That’s the evaluation.